防災対策に関する意識調査 

2014年09月30日
引越し侍は、運営する引越し比較・予約サイト『引越し侍』にて、引越し前後の防災対策について調査したレポートを公開。

普段生活している住居では、一体どれくらいの方が防災対策をおこなっているのでしょうか。
また、引越しは、防災対策を見直す良い機会とも言えますが、引越しを機に、実際どれくらいの方が見直しをされているのでしょうか。今回の引越し調査レポートは、『引越し前後の防災対策』をテーマに、旧新居での防災対策の有無や、実際におこなっていた対策などを調査しました。

【調査結果】

1-1. 引越し前の住居では、防災対策をしていましたか?

はい…41%
いいえ…59%

1-2. 実際におこなっていた対策をお答えください

非常食・飲料水の準備…100%
ラジオ・懐中電灯の準備…80%
家具の転倒防止…72%
日用品のストック…65%

引越し前の住居で防災対策をしていたと答えた方の割合は、約4割と、半分以下となりました。
おこなっていたと答えた方に対し、実際におこなっていた対策をお尋ねしたところ、最も多かったのは『非常食・飲料水の準備』でした。割合も100%と、全員が実施している結果となっています。非常食や飲料水のストックは、最低でも3日分(9食分)必要だと言われています。長期間ストックしている食品は、賞味期限が切れている場合があるため、定期的に確認するようにしてください。

その他、『避難ルート・避難場所の確認』や『災害伝言サービスの利用方法確認』などは、すぐにでもできる対策になります。できることから、少しずつ始めていくことをおすすめします。

2. 引越し後の住居では、防災対策をおこなう予定はありますか?

【全体】
はい…63%
いいえ…37%

【単身引越し】
はい…54%
いいえ…46%

【家族引越し】
はい…73%
いいえ…27%

引越し先の住居で、防災対策をする予定があると答えた方の割合は、約6割となりました。
引越し前の住居では、対策をしていなかった方が約6割であったため、引越し前後で割合が逆転していることが分かります。
防災対策の有無を、単身引越しと家族引越しで分けてみたところ、家族引越しは、予定があると答えた方の割合が73%だったのに対し、単身引越しでは54%と、20%近く少なくなっていました。
単身の方で、大がかりな防災対策をおこなうことが難しい場合は、『非常食・飲料水の準備』や『ラジオ・懐中電灯の準備』など、できることだけでもおこなうことをおすすめします。

3. 引越し前後の指定避難場所を知っていますか(知っていましたか)?

引越し前後の指定避難場所を知っているか(知っていたか)をお尋ねしたところ、知っていると答えた方の割合は、引越し前の住居では59%、引越し後の住居では36%となりました。
いざという時のためにも、新居での指定避難場所は、早めに確認しておくようにしてください。


【調査概要】
調査エリア :全国
調査方法 :引越し比較サイト『引越し侍』を使って予約・見積もり依頼をされた方へ、アンケート調査を実施
調査期間 :2014年8月~9月
サンプル数 :1,085件

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[引越し侍]
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