国内中堅・新興航空会社の経営実態調査 

2014年09月25日
帝国データバンクでは、2013年度の業績が判明している全国の航空会社18社を対象として、経営状況を分析した。同様の調査は昨年9月に続き2回目。損益については当期純利益で比較している。日本航空と全日空は除外している。

【調査結果】

・2013年度の収入高は、前期との比較が可能な15社を見ると、「増収」が14社(構成比93.3%)となり、全体の9割超を占めた。LCC3社を除いた15社の2013年度の収入高合計は前期比7.4%増の4963億6000万円となっており、2期連続で増収となった

・LCC3社を除く、国内中堅・新興航空会社15社の損益合計は、前期比66.9%の減益となった。LCCとの競合や、円安に伴う燃料・航空機材費の増加が収益を圧迫している

・ANA系のスターフライヤーとスカイネットアジア航空は、運行路線の組み替えやコードシェア(共同運航)の拡大で収入高が前期比2ケタの増加となった

・LCC3社の2013年度の収入高を比較すると、関西国際空港を拠点とするピーチ・アビエーションは、前期比112.7%増の約305億9500万円となった。当期純利益は約10億4600万円を計上しており、LCC3社のなかで唯一黒字化を果たした


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[帝国データバンク]
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