第10回 ダスキン 大掃除に関する意識・実態調査(既婚者編) 

2014年11月04日
ダスキンは、全国の20歳以上の男女計4,160人(うち既婚者2,511人)を対象に、『第10回 ダスキン 大掃除に関する意識・実態調査』を実施。

その結果、既婚者は未婚者よりも大掃除への意識が高いことが分かりました。また、大掃除への取り組みについて、夫婦間の評価には男女で大きな差があることも分かりました。特に妻の夫に対する大掃除の満足度向上のためには、夫は“大掃除に積極的に参加する姿勢”と“掃除の戦力になること”を妻にアピールする必要があるようです。
また、大掃除に取り組むと、“意外と丁寧”、“実は熱心”など、日頃は気付かない配偶者の良い一面を見られることが分かりました。

【調査TOPICS】

(1)既婚者の大掃除実態
結婚を機に衛生意識が変化。普段の掃除を補完するため大掃除を実施。

(2)大掃除での夫婦の役割分担
夫は家族のために掃除を頑張るも、まだまだ妻には敵わず。

(3)大掃除の取り組みに対する自己評価と配偶者の満足度
積極的な姿勢が妻の評価基準!40代の夫は奮起が必要。

(4)大掃除で見えた配偶者の意外な一面
大掃除で配偶者の良い一面を発見。夫婦円満になるチャンス。

【調査結果】

(1)既婚者の大掃除実態
結婚を機に衛生意識が変化。普段の掃除を補完するため大掃除を実施。


2013 年末の大掃除の実態を見ると、全ての年代で未婚者よりも既婚者の方が、大掃除実施率が高いことが分かりました。また、既婚者が大掃除をした理由は、「普段の掃除で行き届かないところをキレイにしたい」が最も高く、未婚者を 6 ポイント上回りました。日常の掃除が行き届いていないことを把握した上での回答なので、既婚者は日頃から掃除の意識が高いことがうかがえます。さらに、「1 日」で大掃除をした割合は未婚者より低く、複数の日数をかける傾向があります。結婚を機に住環境への意識が高まった結果、大掃除の実態にも影響していると考えられます。

(2)大掃除での夫婦の役割分担
夫は家族のために掃除を頑張るも、まだまだ妻には敵わず。


2013 年末の大掃除を実施した既婚者を対象に、掃除を担当した場所と担当した理由を聞いたところ、夫が担当した割合の高い場所は『窓・網戸』、『浴室』で、ともに理由は「家族がしない・できない」からでした。一方、妻は「自分が一番よく使う」という理由から『キッチン』、次いで「家族ができない・しない」という理由から『トイレ』を担当する割合が高くなっています。この 2 ヵ所は、夫が担当した割合との差が大きい場所であり、中でも『キッチン』は、夫が担当した割合の最も低い場所で、妻との差は 56 ポイントもありました。『キッチン』は大掃除においてもいまだに“女の城”であることがうかがえます。
また、夫が掃除を担当する場所は平均 3 ヵ所である一方、妻は平均 5 ヵ所と、約 2 倍の差がありました。夫は「家族ができない」場所の掃除に奮闘していますが、担当する割合や担当箇所の数では、まだまだ妻には敵わないようです。

(3)大掃除の取り組みに対する自己評価と配偶者の満足度
積極的な姿勢が妻の評価基準!40代の夫は奮起が必要。


2013 年末の大掃除で、自分の大掃除の取り組みに対して配偶者が満足していると思うかを聞いたところ、夫の 72.7%は「妻は満足したと思う」と回答しましたが、「夫の取り組みに満足した」妻は 47.1%で、25 ポイントもの差が開きました。中でも、40 代はその差が最も大きく、夫の満足度予想と妻の満足度の差は 31 ポイントにも上りました。大掃除の取り組みへの評価に対しては、男女で大きな認識の違いがあるようです。
また、次回の大掃除に配偶者に参加してほしいかの問いには、男女ともに 80%以上が「参加してほしい」と答えましたが、一部の妻からは「参加してほしくない」という声も聞かれました。その理由は「自分だけでできるから」が最も高く、とくに 40 代の妻は女性全体の回答より 12 ポイントも高い結果となりました。過去の大掃除で、“夫が参加してくれなかった”、“戦力にならなかった”などの経験から、このような回答になっているのではないかと推測します。
妻の大掃除満足度を向上させるには、“積極的に大掃除に取り組んだか”がとても重要です。とくに 2013 年末に低評価となってしまった 40 代の夫たちは、2014 年末の大掃除で重要な戦力であることを妻にアピールし、積極的に掃除に取り組んでみてはいかがでしょう
か。

(4)大掃除で見えた配偶者の意外な一面
大掃除で配偶者の良い一面を発見。夫婦円満になるチャンス。


大掃除では、日頃は気付かない配偶者の意外な一面が見られるようです。配偶者の意外な一面を発見した人のうち、「思っていたより丁寧だった」、「細部の汚れまでキレイにしてくれた」など、良い一面を見つけた人が 7 割に上り、とくに妻が夫の良い一面を見つけることが多いようです。しかし、中には「もう少し頑張ってくれると思っていた」、「意外と雑だった」など、悪い一面を見てしまったという声もあるため、次回への教訓にしていただきたいものです。


【調査概要】
調査目的:2013年末の大掃除についての意識・実態把握
調査対象:20歳以上の男女
調査地域:全国(エリア区分・・・北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)
調査方法:インターネットリサーチ
調査時期:2014年1月31日(金)~2月3日(月)
サンプル数:4,160サンプル(うち既婚者2,511人)のうち、設問ごとに該当する数

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ダスキン]
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