「レトルトカレー」についての調査 

2014年11月14日
インターワイヤードが運営するネットリサーチのDIMSDRIVEでは、「レトルトカレー」について調査を行い、お気に入りの銘柄や、レトルトカレーで食事を済ませることなどについてまとめました。
調査は2014年9月19日~10月3日にかけて実施し、DIMSDRIVEモニター6,502人から回答を得ています。

【調査結果】

■“レトルトカレー”の登場頻度が月1回以上・・・ひとり暮らし世帯で5割超
“レトルトカレー”を食べる頻度を尋ねた。
全体では『月1回以上』食べる人が38.9%と4割弱であった。
ひとり暮らしでは、『月1回以上』食べる人の割合が52.7%と5割を超えており、2人以上世帯の37.4%よりも15.3%も多い。
ひとり暮らし世帯の方が“レトルトカレー”の登場頻度は高いようである。

■お気に入りのレトルトカレーは「カリー屋カレー」
最もお気に入りのレトルトカレー銘柄は、「カリー屋カレー(ハウス)」が30.2%で1位となった。次いで2位「銀座カリー(明治)」20.0%、3位「ボンカレーゴールド(大塚食品)」20.0%と続いた。
男女で別のTOP10の銘柄はほぼ同じだが、男性7位の「ジャワカレー」6.6%は、女性ではランク外、女性10位の「スパイスリゾート」3.6%は男性ではランク外と、幾つかの銘柄では男女の好みが分かれている。

■レトルトカレーで食事を済ませることは『良いと思う』 7割が好意的

■レトルトカレーで済ませることの罪悪感・抵抗感の有無
レトルトカレーで食事を済ませることについては、「とても良いと思う」8.2%、「まあ良いと思う」65.6%、「あまり良くないと思う」22.5%、「良くないと思う」3.7%という結果で、『良い』と肯定的に捉えている人が73.8%と7割超である。
全体的に抵抗感は少ないが、26.2%は『良くない』と回答している。

同居者の有無別では、【ひとり暮らし】の「とても良い」は12.4%と1割を超えており、【同居者あり】では7.4%と1割未満。
一方で【ひとり暮らし】の『良くない』の割合は22.3%なのに対し、【同居者あり】では27.0%である。
“罪悪感”というほどの負い目はないものの、【2人以上】のほうがやや『良くない』の値が高いことから、ひとりの方が抵抗感は少ない、と言えそうである。

■罪悪感・抵抗感を感じる理由
レトルトカレーで食事を済ませることへの“罪悪感”を感じている理由は何か。
「野菜が足りないなど、栄養が偏っていると思うから」54.9%が断トツで、野菜不足や栄養の偏りを懸念する声が半数を超えた。
次いで、「手抜き感があると思うから」31.8%、「保存料などが気になるから」27.6%と続いた。

「手作りのほうがおいしいから」16.3%、「手料理ではないから」13.4%、「家事をさぼっているようだから」11.4%と、1割の人は“手作りしていない”ことに罪悪感があるようである。

■「副菜を充実」・「トッピングでアレンジ」・・・“手をかけた感”を演出
レトルトカレーで済ませる事について「良くない」と回答した人に、“良くないと思うイメージを軽減するために効果的だと思う方法”を尋ねた所、「カレー以外の副菜などを充実させる」49.3%が最も多く、半数が回答。
次いで「トッピングを足すなどアレンジする」31.3%、「鍋に移して手を加えてみる」11.9%、「素敵なお皿に盛りつける」10.6%であった。

簡単便利なレトルトカレーを利用したことで生まれる罪悪感を軽減するために、副菜を作ったり、トッピングしたりと、様々な方法で“手を掛けた感”を演出するのが効果的だと考えている事が伺えた。


【調査概要】
調査方法 : インターネットを利用した市場調査
調査期間 : 2014年9月19日~10月3日
有効回答数 :DIMSDRIVE登録モニター男女6,502人

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[インターワイヤード]
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