「夫婦の時間」に関する意識調査 

2014年11月13日
シチズンホールディングスは、「夫婦の時間」をテーマに意識調査を実施。夫婦それぞれの時間の使い方、パートナーとの最期に関する意識、結婚指輪の使用実態などを探ってみました。一部、過去と同様の調査データにてどのような変化があったのか、比較も行っています。

【調査結果】

Q.休日の一日に、あなたは<家事時間><夫婦の会話時間><夫婦それぞれ別のことをしている時間>についてどのくらい時間を費やしていますか?

<家事時間>家事に積極的な夫「家事メン」増加
休日の家事時間について、2時間以上(「2時間」~「3時間以上」)と回答している夫が4人に1人(24.5%)いました。2005年の同様の調査では、2時間以上と回答した夫は14.5%でしたので、この9年で10ポイント上昇しました。また、平均時間(※)を見ても、夫は約48分(05年)→約1時間4分(14年)と、約16分増えました。家事に積極的な夫「家事メン」が増えているようです。
(※)「3時間以上」は3時間として平均時間を算出。(以下同じ)

<夫婦の会話時間>会話によるコミュニケーション時間 結婚生活が長くなるにつれ短く
夫婦の会話時間の平均時間は、夫84分、妻87分とほぼ一致しています。「3時間以上」を見ると、20代45.0%、30代26.0%、40代10.0%、50代16.0%と、年代が上がるにつれ時間が減っていく傾向にあるようです。「夫婦は以心伝心」と言われますが、会話によるコミュニケーション時間は、結婚生活が長くなるにつれ短くなっています。

<夫婦それぞれ別のことをしている時間>年代が高くなるにつれ、別々の時間が増える
休日に、夫婦それぞれ別のことをしている時間が、「3時間以上」と答えた割合が夫47.0%、妻57.0%でした。年代が高くなるにつれ、別々の時間が増えるようで、50代は7割以上(72.0%)が「3時間以上」と答えています。

Q.パートナー(配偶者)の時間の使い方で、長すぎてあなたがイライラするのはどんな行為ですか。(複数回答)

夫がイライラする妻の行為トップは「外出前の支度」(14.5%)、妻がイライラする夫の行為トップは「スマートフォン・携帯電話(通話以外のアプリやメールなど)」(20.0%)でした。
以下、妻の行為は「睡眠時間」「ショピング」(ともに12.5%)、「スマートフォン・携帯電話」(8.5%)、夫の行為は「睡眠時間」(15.5%)、「ゲーム」(14.5%)、「トイレ」(11.0%)と続いています。
ちなみに9年前の同様の調査では、夫の行為1位は「パソコン」でした。イライラする行為もパソコンからスマートフォンへと、時代の変化が見られます。

Q.あなたにとって、一週間のうちで最も心地よいと感じる時間は何曜日のいつ頃ですか。

曜日と時間の組み合わせで見ると、夫は1位「金曜・20時」(8.0%)、2位「金曜・21時」「金曜・22時」(7.0%)となりました。「休み前の夜だから(金・20時、20代男性)」という声が多くありました。
妻は、1位「土曜・20時」(7.5%)、2位「土曜・21時」(6.0%)と土曜日の夜が挙がりましたが、3位に平日の「月曜・10時」(5.5%)が入っているのが特徴です。「子供達も旦那も出かけて1人で過ごせるから(30代・女性)」と、夫や子供のいる土日が過ぎ、家事も一段落する時間帯がほっとできるようです。

Q.あなたが一番大切にしている記念日は何ですか?

一番大切にしている記念日を聞いてみたところ、夫・妻ともトップは「子供の誕生日」でしたが、割合を見ると、夫28.0%<妻44.0%と16ポイントの差がありました。
2位以下は、夫婦で微妙に食い違いました。夫は「パートナーの誕生日」(26.5%)「結婚記念日」(24.0%)、妻は「結婚記念日」(27.0%)、「パートナーの誕生日」「お正月」(ともに8.5%)の順でした。「パートナーの誕生日」に注目すると、夫の26.5%に対し、妻は8.5%と大きな差がでました。妻は夫よりも子供優先のようです。


【調査概要】
調査期間:2014年10月7日~10月8日
調査方法:インターネットによる調査(インターネット調査会社を通じてサンプリング・集計)
調査対象:全国の既婚男女400人

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[シチズンホールディングス]
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