CAD/CAM/CAE システム市場に関する調査 2014 

2014年11月19日
矢野経済研究所は、国内のCAD/CAM/CAE システム市場の調査を実施した。

【調査結果サマリー】

◆2014年度の国内CAD/CAM/CAEシステム市場規模は3,272億円の見込み、円安により輸出型製造業がけん引
国内のCAD/CAM/CAEシステム市場規模(事業者売上高ベース)は、2013年度は3,055億円(前年度比6.1%増)となった。2014年度は、3,272億円(同7.1%増)となる見込みである。
2014年度も円安の進展などの影響により、輸出型製造業は高い収益状況を維持している。また、旺盛な公共事業投資により土木・建設業界なども業績好調である。こうした背景から、CAD/CAM/CAEシステム市場は堅調に成長していくと予測する。

◆VDIがCADの次世代プラットフォームになる可能性が生まれる
CADをVDI環境で動かす試みが行われており、大手CADベンダーが本腰を入れている。CADをVDI上で利用できれば、機密データの漏えい防止やシステム維持コストの削減効果、業務効率化、ワークスタイル変革の促進などが期待でき、UNIXワークステーションからPCに移行して以来、約15年ぶりにプラットフォームが変わる可能性がでてきている。


【調査概要】
・調査期間:2014年5月~10月
・調査対象:機械系CAD/CAM/CAE メーカー、EDA(Electronic Design Automation)メーカー、土木・建築系CAD メーカー
・調査方法:当社専門研究員による直接面談及び電話・メールによるヒアリング

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[矢野経済研究所]
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