「受験生活と健康」に関する調査 

2014年11月25日
グリコ乳業は、2015年春に受験を控える受験生150人と、同受験生を持つ親(保護者)150人の計300人を対象とした「受験生活と健康」に関する意識調査を実施。

【調査結果トピック】

―「受験生の生活実態」―
受験生の睡眠時間、平均「2.57」時間も減少!
女子受験生の95%がストレスに悩む!対人コミュニケーションもネックに。
○受験生の平均睡眠時間「5.81」、平均勉強時間「4.65」、「深夜に勉強」約3割。
○変化するライフスタイル、「睡眠不足(54%)」、「ストレス(48.7%)」、「運動不足(41.3%)」。
○ストレス原因の上位は「合格への不安」「進まぬ勉強」「成績不振」。

◇1日の平均勉強時間(予備校・塾・自宅など学校の授業除く)は、「4.65」時間。男女別では、男子が「4.77」時間、女子が「4.54」時間。
また、よく勉強している時間帯は「夜(19時~23時)」が74%と最も多く、次いで「夕方(15時~19時)」が42.7%、「深夜(23時~4時)」が32%という結果に。

◇受験勉強を始めてから変わったこととして、最も多かったのは「睡眠時間が減った」54%で、次いで「ストレスを感じるようになった」48.7%、「運動不足になった」41.3%、「友人と遊ぶ時間が減った」36.7%、「夜型の生活になった」29.3%。また、男子は女子に比べて「運動不足になった」との回答が多く(男子47.1%、女子36.3%)、一方で、女子は「ストレスを感じるようになった」との回答が男子を上回る結果となりました。(男子41.4%、女子55%)

◇受験生全体の平均睡眠時間は、「5.81」時間(男子5.79時間、女子5.84時間)となり、また受験勉強開始してから、平均で「2.57」時間も睡眠時間が減少しているという結果となりました。

◇受験生全体の90%が「受験によるストレスを感じている(「ストレスを感じている」もしくは「どちらかといえばストレスを感じている」)」と回答。ストレスの原因は、「合格への不安感」79.3%、「勉強が進まない」51.9%、「成績が上がらない」46.7%、「睡眠不足」41.5%、「運動不足」25.2%となりました。
男女別でみると、男子の84.3%がストレスを感じていると答えたのに対し、女子は95%。また、ストレスの原因では、「親とのコミュニケーション」=男子5.1%、女子13.2%、「友人・恋人とのコミュニケーション」=男子10.2%、女子18.4%、「学校や塾の先生とのコミュニケーション」=男子3.4%、女子10.5%と、女子の方がストレス感度が高く、特に“対人コミュニケーション”において負荷を抱えていることが分かりました。

―「受験生の親子関係」―
親と子どもの間に生じる意識の差。
受験生の63.3%が「親子間でのコミュニケーションに不満」。
親子関係が「悪化」している…親は8.7%、受験生は32%も!
○受験生が抱く親への不満、キーワードは「プレッシャー」「立ち入り」「評価」「比較」

◇受験生の63.3%は「親子間でのコミュニケーションに不満」と回答。内容は「親の期待感・プレッシャーを感じる」23.3%、「受験に対して立ち入ってくる」20.7%、「努力を評価してくれない」20%、「友人や知人、兄弟や親戚と比較される」16.7%。
一方、受験生を持つ保護者(親)が、子どもに対して意識していることは、「親の理想・願望を押し付けない」44%、「プレッシャーを与えない」42%、「努力を評価する」40%、「受験に対して関心を持つ」37.3%、「受験の内容に立ち入らない」「友人や知人、兄弟や親戚の子と比較しない」28.7%という結果となっており、親の思いとは裏腹に、子どもは親からストレスを感じていることが分かりました。

◇また、親子関係について聞いてみると、保護者(親)の42.6%は「良い関係(「とても良い関係になってきている」もしくは「良い関係になってきている」)」、8.7%が「悪い関係」(「あまり良い関係ではなくなってきている」もしくは「悪い関係になってきている」)と回答。
一方、受験生の32%は「悪い関係になってきている」と回答しており、保護者の8.7%を大きく上回る結果となりました。(ちなみに「よい関係になってきている」は24.0%。低い数字に留まりました。)

―「受験生の健康トラブル」―
受験生の78.7%が、受験勉強を開始してから「健康状態が悪化した」。
気になる症状、トップは「お腹の調子(下痢・便秘)」と「肩こり」。
受験当日「風邪・インフルエンザ」「腹痛(下痢・便秘)」にはなりたくない…
○“お腹のトラブル”、3大リスクは「ストレス」「運動不足」「食生活の乱れ」。
○“お腹のトラブル”女子の8割弱、トラブルの原因は「ストレス」に。

◇受験生の78.7%が、受験勉強を開始してから自分の体(健康)が変化した(悪化した)と回答。最も多かったのは、「お腹の調子が悪い(下痢・便秘)」と「肩こり」で40.7%、次いで「眼精疲労」37.3%、「頭痛」28%、「腰痛」20.7%となっています。

◇「お腹の調子が悪い(下痢・便秘)」原因(だと思うもの)のトップは「ストレス」で62.5%、次いで「運動不足(筋力の低下)」47.9%、「食生活の乱れ(栄養不足)」45.8%。
男女別で見てみると、男子が「食生活の乱れ(栄養不足)」52.6%、「睡眠不足」42.1%、「運動不足(筋力の低下)」「ストレス」共に36.8%だったのに対し、女子のトップは「ストレス」で79.3%、次いで「運動不足(筋力の低下)」55.2%、「食生活の乱れ(栄養不足)」41.4%となっており、女子の体の不調は「ストレス」が大きなポイントになっていることが分かりました。

◇「受験当日になって欲しくないこと」という質問に対しても、「風邪・インフルエンザ」と並び「腹痛(下痢・便秘)」が82.7%と最も高い結果となっており、「お腹のケア」は受験対策において重要なポイントになっているようです。

―「親(保護者)のサポート実態」―
成功は親次第!?「体調・健康管理は受験成功に繋がる」95.4%
受験に向けて摂り入れたい! “合格成分”TOP5…
「乳酸菌」「DHA」「ビタミンC」「ビフィズス菌」「カルシウム」!
母親が考える、子どもの体調管理には「野菜(調理)」「ヨーグルト」「豆類」!

◇親(保護者)の95.4%が「子どもの体調・健康管理が受験の成功に繋がる(「繋がると思う」もしくは「どちらかと言えば、繋がると思う」)」と回答。また、80.7%が「子どもの体調・健康管理は親の役目だと思う(「親の役目だと思う」もしくは「どちらかと言えば、親の役目だと思う」)」と答えており、中でも、食事を作る機会の多い母親は92.9%と、父親の75.9%よりも高い結果となっています。

◇「受験成功のために子どもに摂取させたい成分」トップ10は以下の通り。
1位:「乳酸菌」「DHA」37.3%/3位:「ビタミンC」35.3%/4位:「ビフィズス菌」「カルシウム」30.7%/
6位:「EPA」24.7%/7位:「ビタミンB1」20.7%/8位:「ビタミンA」16.7%/9位:「(大豆)イソフラボン」16%/10位:「ビタミンB2」15.3%

◇親(保護者)が「子どもの体調・健康管理のために意識して食べさせているもの」は、「野菜(調理)」43.3%、「野菜(生)」34%、「肉(調理)」32.7%、「ヨーグルト」32%、「魚介類(調理)」31.3%。
また、母親の意見として最も多かったのは、「野菜(調理)」が54.8%、次いで「ヨーグルト」47.6%、「豆類」45.2%となりました。


【調査概要】
調査名:受験生と保護者の「受験生活と健康」に関するアンケート
調査方法:インターネット調査
調査時期:2014年10月
調査対象:2015年に受験を控える男女150人と、2015年に受験を控える子を持つ親(保護者)150人※計300人(全国)

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