日射量と発電量に関する調査 

2014年12月01日
タイナビ総研(グッドフェローズ内)は、全国の太陽光発電を検討したユーザー318名を対象に、「日射量と発電量に関する調査」を行いました。
太陽光発電の設置を検討している人にとって発電量は気になるポイント。しかしその発電量を決める日射量がどの都道府県で多く、どの都道府県が少ないと思うかを尋ねたところ、正しく認識している人はごく僅かだということが明らかになりました。

【調査結果】

1.日射量全国1位は沖縄県!?
最初に「年間で日射量が最も多い都道府県はどこだと思いますか?」という質問をしました。結果、沖縄県が22%で1位、静岡県が9%で2位、宮崎県が7%で3位と続きました。実際、沖縄県は全国で35位と決して日射量は多くなく、「暖かいから」という理由で沖縄県を挙げた人が多いことがうかがえます。尚、全国1位の山梨県は4位、全国2位の高知県は8位という結果になりました。
山梨県が日射量1位の理由については、日照時間に最も関係する「晴れの日」が多いことが挙げられます。中でもひときわ日照時間が長いのが北杜市で、市役所前には「日照時間日本一」の看板が掲げられるなど、地域興しに躍起だが、今回の調査で全国的な認知はいまだ得られていない結果となりました。

実際のデータ※  アンケート結果
1位:山梨県   1位:沖縄県
2位:高知県   2位:静岡県
3位:静岡県   3位:宮崎県
4位:群馬県   4位:山梨県
5位:宮崎県   5位:長野県
※ 日本気象協会のデータ調べ

2.日射量ワースト1位に半数が「北海道」

次に、「年間で日射量が最も少ない都道府県はどこだと思いますか?」という質問をしました。結果、北海道を選んだ人が42%で最も多く、正しく秋田県と答えられた人は8%で4位でした。新潟県や石川県といった雪国のイメージの強い北陸地方や東北地方を挙げる人が目立ちましたが、北海道は実際には全国10位とむしろ多く、実際のデータとユーザーの認識との間には大きな隔たりが見られました。

実際のデータ   アンケート結果
1位:秋田県   1位:北海道
2位:青森県   2位:青森県
3位:山形県   3位:新潟県
4位:富山県   4位:秋田県
5位:福井県   5位:石川県

3.天候による発電量の低下は概ね認識
続いて「晴れの日の太陽光発電の発電量を100%とした場合、雨の日は何%くらい発電すると思いますか?」と質問したところ、「10%」と回答した人が35%で1位、「30%」と回答した人が21%で2位、「20%」と回答した人が20%で3位という結果でした。実際、曇り具合にもよりますが、雨の日の発電量は晴天時と比較して10~20%程度と言われており、パネルメーカーや設置環境にもよるものの、概ね正しい回答だと言えるでしょう。また、「雪が積もった場合は何%か」と質問したところ、50%の人が「0%」と回答。太陽光発電の天候による影響についてはユーザーもしっかりと認識していることがわかりました。

4.40%以上の人が「自分は晴れ男(女)」
「あなたは晴れ男(女)あるいは雨男(女)だと思いますか?」という質問をしました。結果、「自称」晴れ男(女)と回答した人が41%に上り、一方で雨男(女)と答えた人はわずか10%でした。雨男(女)と答えた人の中には「梅雨に旅行を計画しても雨に困ったことがない」という強者もいれば、「毎回出掛けると、曇り」といった回答もありました。「どちらでもない」を選んだ人も半数に上り、晴れ男(女)雨男(女)を信じていない人も多いことがうかがえます。

5.晴れ男No.1は「明石家さんま」、雨男は「大泉洋」
最後に、「晴れ男(女)、雨男(女)だと思う芸能人/著名人はいますか?」という質問をしました。結果、晴れ男では「明石家さんま」が、雨男では「大泉洋」が最も多くなりました。明石家さんまを選んだ理由としては「いつも元気だから」や「常に明るい」などの回答が目立ちました。一方で、雨男に選ばれた大泉洋は「なんとなく」や「テレビで言っていたから」などが主な理由でした。

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[タイナビ総研]
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