【緊急調査】2016年度・新卒採用のための緊急企業調査(2014年11月調査) 

2014年12月02日
ディスコは、全国の主要企業を対象に、2016年度の採用活動についての調査を行ないました。
2016年度から採用活動スケジュールが大幅に繰り下がります。広報開始が前年度より3カ月、選考開始が同4カ月遅くなります。このような大幅な変更は前例がなく、見通しの立てづらい採用戦線をどう乗り切るか、企業の多くは喫緊の対応策を迫られています。そこで、ディスコでは、全国主要企業を対象に、「2016年度採用の対応策」について、緊急調査を実施しました。

【調査結果】

2015年度の採用活動実績を踏まえ、2016年度採用活動の予定を確認できます。

【2015年度】の「エントリー受付」の開始時期(実績)n= 565
-採用広報の解禁(12月)に合わせ、エントリー受付を開始した企業が77.9%と圧倒的に多かった。
-解禁より前(11月以前)に開始した企業は2.1%と少数にとどまる。

【2016年度】の「エントリー受付」の開始時期(予定)n= 574
-採用広報の解禁(3月)に合わせてエントリー受付を開始する企業が73.9%で最も多いものの、それよりも前(2月以前)に開始予定という企業が13.0%と、1割を超える。

【2015年度】の「面接試験」の開始時期(実績)n= 565
-選考解禁(4月)に合わせて面接を開始した企業が33.1%と最多。
-一方で、解禁より前(3月以前)に開始した企業が50.8%と過半数。

【2016年度】の「面接試験」の開始時期(予定)n= 574
-選考解禁の8月と回答した企業は16.7%にとどまり、前年度までの解禁時期だった4月が23.5%で最多。
-「時期は未定」との回答が14.8%あり、決めかねているケースも少なくないことがわかる。

【2015年度】の「内定(内々定)」の開始時期(実績)n= 565
-選考解禁直後の4月が40.9%で最多。5月が21.9%で続く。
-選考解禁より前(3月以前)に内定出しをした企業は17.8%と2割弱。

【2016年度】の「内定(内々定)」の開始時期(予定)n= 574
-選考解禁直後の8月と回答した企業が23.5%で最多。
-選考解禁より前(7月以前)に内定を出す予定と回答した企業は56.4%にのぼる。

【2015年度】の採用活動スタイル(実績)n= 563
-「エントリー受付は12月以降、選考開始は4月以降」と、定められた期日を守った企業が55.1%と過半数。
-「前倒しで活動し、早めに活動を終了」という逃げ切り型が20.8%。

【2016年度】の採用活動スタイル(予定)
-「エントリー受付は3月以降、選考開始は8月以降」と、定められた期日を守る企業は28.6%と3割弱にとどまる。
-「前倒しで活動し、後半戦まで活動」と、長期戦を覚悟している企業が42.2%と4割以上。


【調査概要】
調査対象 : 2016年度の新卒採用を予定している主要企業
調査時期 : 2014年11月19日~26日
調査方法 : インターネット調査法
回答社数 : 574社

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[ディスコ]
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