2014年の外食シーンを振り返って話題となったメニューやトレンドに関する調査
2014年12月08日
カカクコムは、同社が運営する「食べログ」において、今年2014年の外食シーンを振り返って話題となったメニューやトレンドに関するアンケート調査を実施。全国から寄せられた16,398名の回答を集計した。
【調査トピックス】
◆昨年同様、認知率・注目度ともに高い「パンケーキ」・「『俺の』系列レストラン」。今年台頭したのは、「高級ポップコーン」「ランチパスポート」。ドラマで話題の「ウイスキー」も上位に
「パンケーキブーム」「『俺の』系列レストラン」は認知率が6割を突破、注目度でもトップ３に入り、今年も引き続き外食トレンドの目玉に。今年新たに話題となった「高級ポップコーン」や「ランチパスポート」、ドラマ効果で話題の「ウイスキー」なども高い認知率を獲得。
◆最も注目された外食トレンドは「熟成肉ブーム」
海外の有名ステーキ店の日本初上陸、大手外食チェーンにおけるメニューへの導入などで、以前より身近に楽しめるようになった「熟成肉」が、「『俺の』系列レストラン」（14.3%）「パンケーキ」（10.7%）をおさえてトップ（18.2%）に。
◆男女別の注目トレンド：男性中心は「熟成肉」「ウイスキー」「ちょい飲み」、女性中心は「パンケーキ」「ランチパスポート」
「熟成肉ブーム」（男性20.7%・女性13.8%）は男性中心、「パンケーキブーム」（男性6.6%、女性18.1%）は女性主導であることが明らかに。その他、「ランチパスポート」は女性、「ウイスキー」「ちょい飲み」は男性からの得票が多い結果に。
◆その他 気になるトレンド：日本酒、ブルーボトルコーヒー、アサイー、ジビエなど
選択肢にない外食トレンドをフリーアンサー形式で尋ねたところ、「日本酒」「ブルーボトルコーヒー」「アサイー」「ジビエ」が特に目立つ結果に。「日本酒」については、世界的な日本食ブームに連動した人気の上昇について言及するコメントが複数寄せられました。また、「ブルーボトルコーヒー」は“コーヒー界のApple”とも称されるアメリカで大人気のコーヒーショップで、来年2月に日本第1号店がオープンする予定となっていますが、すでに注目を集めている模様です。
【調査結果】
◆昨年同様、認知率・注目度ともに高い「パンケーキ」・「『俺の』系列レストラン」。2014 年に台頭したのは、「高級ポップコーン」「ランチパスポート」。
昨年実施した同様の調査（*2013 年 11 月実施「2013 年外食トレンド調査」）において圧倒的な存在感をみせた「『俺の』系列レストラン」「パンケーキブーム」は、認知率で 6 割超え、注目度でもトップ３に入るなど、今年も引き続き外食トレンドの目玉となりました。「パンケーキ」については、原宿・表参道エリアの人気店が、東京郊外・関西圏・九州圏などに進出したこともあってか、”体験した外食トレンド”としてもダントツ（28.8%）の結果となりました。
また、今年新たに話題となった「高級ポップコーン」は、「パンケーキブーム」（66.5%）「『俺の』系列レストラン」（64.3%）に次ぐ高い認知率（51.7%）を獲得。その他、高い注目を集めたのが「ランチパスポート」（27.0%、注目度 4 位）で、注目度が高い一方、「体験したもの」としては低位（6.7%、17 項目の中で 15 位）にとどまることから、今後の動向が注目されます。
なお、NHK 朝の連ドラ「マッサン」のヒットで脚光を浴びている「ウイスキーブーム」も、認知率においては 40.1%と上位に位置しています。
◆最も注目されたのは「熟成肉」！「『俺の』系列レストラン」も引き続き高い注目度
2014 年の外食トレンドにおける「気になったもの」の中から、「最も気になったもの」を単一回答で選択してもらったところ、トップは「熟成肉ブーム」（18.2%）となりました。今年 2 月にニューヨークの名店「ウルフギャング・ステーキハウス」が日本初上陸、また熟成肉料理に定評がある関西の名店が東京に進出する動き等もあり、各種メディアでも頻繁に「熟成肉特集」が組まれました。さらに「ロイヤルホスト」や「吉野家」といった大手外食チェーンでも熟成肉メニューの提供が拡がり、さまざまな形で熟成肉を楽しめるようになったことも一因といえそうです。続いて 2 位となったのが「『俺の』系列レストラン」（14.3%）。今年は「俺のフレンチ・イタリアン」などの店舗数拡大に加え、3 月におでん『俺のだし』、6 月に『俺の揚子江 銀座 4 丁目』、9 月に『俺のスパニッシュ』など新ジャンルが登場、さらに銀座の新商業施設「KIRARITO GINZA」に初の全席着席式の店舗「俺のフレンチ TOKYO」「俺のイタリアン TOKYO」もオープン。年間を通じて注目を集めました。
◆男女別の注目トレンド：男性主導の「熟成肉」「ウイスキー」「ちょい飲み」、女性主導の「パンケーキ」「ランチパスポート」
最も注目した外食トレンドについて、男女別で比較したところ、回答者全員の集計でトップだった「熟成肉ブーム」は、「男性 20.7%・女性 13.8%」で、男性主導のブームであることがわかりました。性・年代別でみると、30 代、40 代男性からの注目度が特に高い結果に。一方、「パンケーキブーム」は、注目度が「男性 6.6%、女性18.1%」、体験率が「男性 19.4%、女性 45.7%」と、明らかに女性主導であることがわかります。性・年代別では、20 代女性（23.9%）を筆頭に、30 代女性（19.9%）・40 代女性(17.1％)の注目度が高く、体験率も 20 代女性は 56.9%で 6 割に迫り、30 代女性（49.2%）と 40 代女性（43.6%）も半数近い割合となっていました。
また、男女共通で注目度の高い「『俺の』系列レストラン」については、体験率は 30 代・20 代の男女が高い一方、注目度では 40 代男女と 50 代以上の女性の割合が高く、今後の顧客層の拡がりを感じさせる結果となっています。
そのほか、男女差が大きかったのは、「ランチパスポート」（男性 7.6%、女性 13.3%）、「ウイスキーブーム」（男性 7.5%、女性 2.6%）、「ちょい飲みブーム」（男性 7.1%、女性 2.7%）など。また、「高級ポップコーンブーム」「かき氷ブーム」については、注目度はさほど高くなかったものの、女性の体験率が高く、評判次第では今後のさらなるブームを予感させる結果となりました。
【調査パネル】
調査エリア：全国
調査対象：20歳以上の食べログ ID登録ユーザー
調査方法：メールマガジンによる調査
回答者数：16,398人（男性10,559人、女性5,839人）
調査期間：2014年11月18日～2014年11月21日
調査実施機関：株式会社カカクコム
詳しいリサーチ内容はネタ元へ
【調査トピックス】
◆昨年同様、認知率・注目度ともに高い「パンケーキ」・「『俺の』系列レストラン」。今年台頭したのは、「高級ポップコーン」「ランチパスポート」。ドラマで話題の「ウイスキー」も上位に
「パンケーキブーム」「『俺の』系列レストラン」は認知率が6割を突破、注目度でもトップ３に入り、今年も引き続き外食トレンドの目玉に。今年新たに話題となった「高級ポップコーン」や「ランチパスポート」、ドラマ効果で話題の「ウイスキー」なども高い認知率を獲得。
◆最も注目された外食トレンドは「熟成肉ブーム」
海外の有名ステーキ店の日本初上陸、大手外食チェーンにおけるメニューへの導入などで、以前より身近に楽しめるようになった「熟成肉」が、「『俺の』系列レストラン」（14.3%）「パンケーキ」（10.7%）をおさえてトップ（18.2%）に。
◆男女別の注目トレンド：男性中心は「熟成肉」「ウイスキー」「ちょい飲み」、女性中心は「パンケーキ」「ランチパスポート」
「熟成肉ブーム」（男性20.7%・女性13.8%）は男性中心、「パンケーキブーム」（男性6.6%、女性18.1%）は女性主導であることが明らかに。その他、「ランチパスポート」は女性、「ウイスキー」「ちょい飲み」は男性からの得票が多い結果に。
◆その他 気になるトレンド：日本酒、ブルーボトルコーヒー、アサイー、ジビエなど
選択肢にない外食トレンドをフリーアンサー形式で尋ねたところ、「日本酒」「ブルーボトルコーヒー」「アサイー」「ジビエ」が特に目立つ結果に。「日本酒」については、世界的な日本食ブームに連動した人気の上昇について言及するコメントが複数寄せられました。また、「ブルーボトルコーヒー」は“コーヒー界のApple”とも称されるアメリカで大人気のコーヒーショップで、来年2月に日本第1号店がオープンする予定となっていますが、すでに注目を集めている模様です。
【調査結果】
◆昨年同様、認知率・注目度ともに高い「パンケーキ」・「『俺の』系列レストラン」。2014 年に台頭したのは、「高級ポップコーン」「ランチパスポート」。
昨年実施した同様の調査（*2013 年 11 月実施「2013 年外食トレンド調査」）において圧倒的な存在感をみせた「『俺の』系列レストラン」「パンケーキブーム」は、認知率で 6 割超え、注目度でもトップ３に入るなど、今年も引き続き外食トレンドの目玉となりました。「パンケーキ」については、原宿・表参道エリアの人気店が、東京郊外・関西圏・九州圏などに進出したこともあってか、”体験した外食トレンド”としてもダントツ（28.8%）の結果となりました。
また、今年新たに話題となった「高級ポップコーン」は、「パンケーキブーム」（66.5%）「『俺の』系列レストラン」（64.3%）に次ぐ高い認知率（51.7%）を獲得。その他、高い注目を集めたのが「ランチパスポート」（27.0%、注目度 4 位）で、注目度が高い一方、「体験したもの」としては低位（6.7%、17 項目の中で 15 位）にとどまることから、今後の動向が注目されます。
なお、NHK 朝の連ドラ「マッサン」のヒットで脚光を浴びている「ウイスキーブーム」も、認知率においては 40.1%と上位に位置しています。
◆最も注目されたのは「熟成肉」！「『俺の』系列レストラン」も引き続き高い注目度
2014 年の外食トレンドにおける「気になったもの」の中から、「最も気になったもの」を単一回答で選択してもらったところ、トップは「熟成肉ブーム」（18.2%）となりました。今年 2 月にニューヨークの名店「ウルフギャング・ステーキハウス」が日本初上陸、また熟成肉料理に定評がある関西の名店が東京に進出する動き等もあり、各種メディアでも頻繁に「熟成肉特集」が組まれました。さらに「ロイヤルホスト」や「吉野家」といった大手外食チェーンでも熟成肉メニューの提供が拡がり、さまざまな形で熟成肉を楽しめるようになったことも一因といえそうです。続いて 2 位となったのが「『俺の』系列レストラン」（14.3%）。今年は「俺のフレンチ・イタリアン」などの店舗数拡大に加え、3 月におでん『俺のだし』、6 月に『俺の揚子江 銀座 4 丁目』、9 月に『俺のスパニッシュ』など新ジャンルが登場、さらに銀座の新商業施設「KIRARITO GINZA」に初の全席着席式の店舗「俺のフレンチ TOKYO」「俺のイタリアン TOKYO」もオープン。年間を通じて注目を集めました。
◆男女別の注目トレンド：男性主導の「熟成肉」「ウイスキー」「ちょい飲み」、女性主導の「パンケーキ」「ランチパスポート」
最も注目した外食トレンドについて、男女別で比較したところ、回答者全員の集計でトップだった「熟成肉ブーム」は、「男性 20.7%・女性 13.8%」で、男性主導のブームであることがわかりました。性・年代別でみると、30 代、40 代男性からの注目度が特に高い結果に。一方、「パンケーキブーム」は、注目度が「男性 6.6%、女性18.1%」、体験率が「男性 19.4%、女性 45.7%」と、明らかに女性主導であることがわかります。性・年代別では、20 代女性（23.9%）を筆頭に、30 代女性（19.9%）・40 代女性(17.1％)の注目度が高く、体験率も 20 代女性は 56.9%で 6 割に迫り、30 代女性（49.2%）と 40 代女性（43.6%）も半数近い割合となっていました。
また、男女共通で注目度の高い「『俺の』系列レストラン」については、体験率は 30 代・20 代の男女が高い一方、注目度では 40 代男女と 50 代以上の女性の割合が高く、今後の顧客層の拡がりを感じさせる結果となっています。
そのほか、男女差が大きかったのは、「ランチパスポート」（男性 7.6%、女性 13.3%）、「ウイスキーブーム」（男性 7.5%、女性 2.6%）、「ちょい飲みブーム」（男性 7.1%、女性 2.7%）など。また、「高級ポップコーンブーム」「かき氷ブーム」については、注目度はさほど高くなかったものの、女性の体験率が高く、評判次第では今後のさらなるブームを予感させる結果となりました。
【調査パネル】
調査エリア：全国
調査対象：20歳以上の食べログ ID登録ユーザー
調査方法：メールマガジンによる調査
回答者数：16,398人（男性10,559人、女性5,839人）
調査期間：2014年11月18日～2014年11月21日
調査実施機関：株式会社カカクコム
詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[カカクコム]
