日本に関する意識調査(首都圏の大学生対象) 

2014年12月04日
東京広告協会主催の「大学生意識調査プロジェクト FUTURE2014」では、首都圏の大学生800名を対象に、「日本に関する意識調査」を実施しました。(調査期間: 2014年7月14日~8月1日)

【調査結果】

いまの大学生に問う!日本、そして2020東京五輪!

① 大学生の9割以上が今の日本が好き。~01年に比べ、9ポイントの増加。~
「日本が好きか」という設問に「好き(計)」と回答した大学生は約97%。「大好き」と回答した人は5割を超えた。同様の項目の調査を行った2001年の結果と比べると「好き(計)」は9ポイント、「大好き」は13ポイントも高い結果となりました。

②大学生の約9割が2020東京五輪開催を歓迎。~さらに、大学生の6割は来日する外国人と交流したい!~
海外経験が乏しく、英語にも自信がないため、海外やグローバル化に不安意識を持っている大学生ではあるが、東京オリンピック・パラリンピックに対しては約9割が「嬉しい(計)」と回答した。
さらに約6割の大学生が来日する外国人と「交流したい」と積極的な意識を持っていた。

③ 世界に通用したいとは思うが…自信がない人は約8割
「世界に通用する人間になりたいか」という設問には、約7割が「そう思う(計)」と回答した。しかし、「通用する自信があるか」と聞くと「自信はない(計)」と回答は約8割となった。
意識は高いが自信はなく、「海外での就職意向」も「働きたい(計)」は約3割に留まった。

【その他のトピックス】

● 「日本」が五輪の開催国に「ふさわしい」と回答した大学生は81.8%でした。

● 東京オリンピック/パラリンピックを機に、「日本が良い方向に変わると思う」と回答した大学生は79.9%でした。

● 「『クールジャパン政策』について、日本の良さを十分に世界にPRできているか」という設問に「PRできている(計)」は64.3%、「十分PRできている」と回答した大学生は6.9%でした。

● 「外国人にあまり知られていないが、もっと評価されるべきだと思うものがあるか」という設問には76.1%の大学生が「ある」と回答した。

本レポートでは、さらに「恵まれているけど70点!?~今後も世界に通用するか!?と焦る大学生~」、「海外ファンでも、海外フアン~過剰な不安が、働く意識にも影響する大学生~」、「輪活!オリンピックは交流のチャンス!! ~話せないけど、おもてなしはしたい大学生~」、「The Japanより“俺のJapan”~日本の魅力発信に大学生活用のススメ~」といった示唆を得ています。


【調査概要】
・調査目的:2020年夏季オリンピック/パラリンピックの東京開催が決定し、国内外問わず今まで以上に「日本」が 注目されはじめた。また、富士山や日本食の世界遺産登録はもちろん、昨今では周辺諸国との外交問題もあり、普段の生活の中でも「日本と世界」を自然と意識する機会が多くなっている。こうした環境変化の中、間もなく社会に出ようとしている現在の大学生は、この「日本」をどのように評価し、「世界」とどのように向き合おうとしているのだろうか。本調査では、旬なトピックスも含めて、大学生の意識を様々な角度から探ってみたい。
・調査期間:2014年7月14日~8月1日
・調査方法:アンケート自記入法
・調査対象者:首都圏の大学に在籍する大学生1~4年の男女
・調査対象大学:駒澤大学、上智大学、専修大学、日本大学
・サンプル数:有効回収数1,126票(このうち800票を集計対象としました)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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[東京広告協会]
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