「コミックマーケットへの一般参加」に関するアンケート調査 

2015年01月06日
日本文化観測所 メグスリノキ編集部は、平成26年12月28日~30日までの3日間にわたって東京ビッグサイトで開催されたコミックマーケット87(C87・コミケ)の会期中に、会場を訪れた一般参加者男女291人を対象に、「コミックマーケットへの一般参加」に関するアンケート調査を行いました。

【調査結果】

デモグラフィック項目 - どの都道府県から来たか
東京都が最も多く、次いで千葉県、愛知県の順。首都圏でも東京23区に隣接する神奈川県・千葉県・埼玉県以外は、参加者数が大きく落ち込んでいる。

デモグラフィック項目 ‒ 年代
20代が過半数を占めており最も多く、次いで10代、30代の順。10~30代までの参加者で9割に達している。

・10代未満 0.34%
・10代 20.96%
・20代 57.73%
・30代 12.37%
・40代 8.25%
・50代 0.34%

来場目的
2/3の方がサークルの頒布物を手に入れることを目的としている。個別の回答においても、企業ブースやコスプレ参加のみ、ではなくサークル目当てを兼ねる方が多く見られた。

消費金額
1万円台が1/4を占め、次いで5千円以上1万円未満、1千円以上5千円未満、の順となり、4万円台で9割に達する。1万円以上の方が過半数。0円は約7%に留まり、多くの方が少なからず金銭を消費している。

手に入れた頒布品の種類
同人誌を手に入れる方が多く、本の形態ではないグッズ類についても人気が高い。なお、「無し」の中には、狙っていた頒布品を手に入れられなかった方を含んでいる。

一緒に参加する人数
複数人で参加する方が8割を占め、2人での参加が全体のおよそ半数。11人以上の回答においては、20名という規模が最大だった。

1人で参加 20.91%
2人で参加 47.27%
3人で参加 20.00%
4~5人で参加 1.82%
6~10人で参加 7.27%
11人以上で参加 2.73%

何日目に参加するか
全日参加が106人と最も多い結果となった。今回の調査結果から算出すると、全ての日程において全日参加の方が、延べ人数の構成比上、最も多いということになる。

コミケ会場を離れた後、どこへ行くか
自宅、もしくはホテルへ戻るという回答が過半数を超えている。特定の場所では、秋葉原が最も多いが、全体の1割に留まる結果に。


【調査概要】
方法 : アンケート調査
調査期間:2014年12月28日(日)~12月30日(火)
対象:全コミックマーケット87の一般参加者 男女110組・291名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日本文化観測所]
 マイページ TOP