国内主要112行の第2四半期決算 預金・貸出金等実態調査 

2014年12月25日
帝国データバンクは、国内主要112行(大手銀行7行、地方銀行64行、第二地方銀行41行)の2014年9月末時点(第2四半期決算)の預金(譲渡性預金含まず)、貸出金、預金利息(支出)、貸出金利息(収入)の推移について調査・比較した。

大手銀行7行は、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、新生銀行、あおぞら銀行(みずほコーポレート銀行は、2013年7月1日付でみずほ銀行と合併)
各数値は各行の決算短信(単体ベース)に記載されている数値を採用

【調査結果】

・2014年9月末時点の国内主要112行の預金は631兆5055億8800万円となり、2013年9月末比で20兆4137億9900万円増加(3.3%増)。業態別にみると、大手銀行、地方銀行、第二地方銀行のすべてで増加し、増加額、増加率ともに大手銀行(13兆724億3100万円増、4.1%増)の増加が目立った

・預金者に対して支払う預金利息は、2388億8000万円となり、2013年9月末比で10億2500万円減少。業態別にみると、大手銀行(72億100万円増)が増加した一方、地方銀行(61億1900万円減)、第二地方銀行(21億700万円減)が減少した

・貸出金は466兆5419億3600万円となり、2013年9月末比で19兆6921億7400万円増加(4.4%増)。業態別にみると預金と同様、3業態すべてで増加し、増加額、増加率ともに大手銀行(11兆9977億7900万円増、5.2%増)がトップとなった

・融資先から受け取る貸出金利息は3兆1859億8900万円となり、2013年9月期比で515億5200万円増加(1.6%増)。業態別にみると、大手銀行(1030億5500万円増)が増加した一方、地方銀行(379億7500万円減)、第二地方銀行(135億2800万円減)が減少した

・地方銀行および第二地方銀行を対象とした地域別(本店所在地別)動向をみると、預金は2013年9月末比で9地域すべてが増加。貸出金は「北海道」を除く8地域が増加した


その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[帝国データバンク]
 マイページ TOP