医療機関・老人福祉事業者の倒産動向調査 

2015年01月13日
帝国データバンクは、2000年~2014年(15年間)における「医療機関※1」「老人福祉事業者※2」の倒産動向(法的整理を対象)について分析した。
※1 病院、診療所、歯科医院が対象。「病院」=病床数20以上、「診療所」=病床数20未満で区別
※2 在宅介護サービス、移動入浴サービス、デイサービスセンター、各種老人ホーム等の運営を行っている事業者

【調査結果】

2014年の医療機関の倒産は29件(内訳:病院5件、診療所9件、歯科医院15件)となり、診療所は14年ぶりの10件割れ、歯科医院は2000年以降、2009年、2012年と並び最多となった。また、老人福祉事業者の倒産は45件となり、2000年以降最悪だった2013年(46件)と同水準で推移した

2000年~2014年の動向では、累計倒産件数は、病院が113件、診療所が226件、歯科医院が163件、老人福祉事業者が255件となり、年別で件数が最も多かったのは、病院が2007年(18件)、診療所が2009年(27件)、歯科医院が2009年、2012年、2014年(各15件)、老人福祉事業者が2013年(45件)となった。 また、態様別では老人福祉事業者、歯科医院、診療所の8割超が「破産」となっているほか、業歴別では老人福祉事業者の72.2%が「設立10年未満」となった


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[帝国データバンク]
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