コンテンツマーケティングに特化したサービスを提供するエコンテは、ここ数年、コンテンツを活用して集客するマーケティング手法であるコンテンツマーケティングが話題となり、日本でも急激に需要が高まっていることから、企業のマーケティング担当者600人を対象に、現在のコンテンツマーケティングの企業の取り組みについて調査を行い、「コンテンツマーケティング調査レポート2015年版」としてまとめました。

【調査トピック】

(1) コンテンツマーケティングを担当している人の属性は、30代以上営業・販売職の課長クラス

(2) コンテンツマーケティングの手法で、最も力を入れているのは「ソーシャルメディア」

(3) コンテンツマーケティング対応を「アウトソース」している企業と「インハウス」で行っている企業の割合は半々

(4) 7割以上がコンテンツマーケティングは効果的と回答

(5) 7割以上が過去1年でコンテンツの発信量が増えたと回答


【調査結果】

(1) コンテンツマーケティングを担当している人の属性は、30代以上営業・販売職の課長クラス

今回調査行ったコンテンツマーケティング担当者600人のサンプルから得られた人物像は、「30~40代」「営業・販売職」「課長クラス」の「男性」でした。年齢に着目すると、20代は5.8%と最下位で、コンテンツマーケティングは経験を積んだ30代以上の担当者が対応することが多いようです。

(2) コンテンツマーケティングの手法で、最も力を入れているのは「ソーシャルメディア」

コンテンツマーケティングで取り入れている手法のうち上位を占めたのは、「ソーシャルメディア」(62.3%)と、「自社ブログ」(56.8%)でした。ソーシャルメディアやブログに関しては、記事投稿のプラットフォームがあらかじめ準備されているため、原稿や写真があれば比較的手軽に対応できることが、多くの企業が取り組んでいる要因として考えられます。また、実際に効果があった手法も「ソーシャルメディア」という回答が49.2%を占めてトップでした。

(3) コンテンツマーケティング対応を「アウトソース」している企業と「インハウス」で行っている企業の割合は半々

コンテンツマーケティングの作業をアウトソースしているかという質問に対し、アウトソース「している」という回答が53.3%、「していない」という回答は46.7%となり、それぞれほぼ半々という結果になりました。アウトソース「している」という回答には、一部分の作業をアウトソースしている場合も含まれます。アウトソースしている作業は「デザイン」が54.1%を占め、「原稿執筆」は30.9%にとどまりました。

(4) 7割以上がコンテンツマーケティングは効果的と回答

コンテンツマーケティングに取り組んでいる担当者が、効果を実際に感じているかどうか質問したところ、76.3%が「効果的」と感じていることがわかりました。また、企業規模が大きいほど「効果的」と回答する傾向があるようです。

(5) 7割以上が過去1年でコンテンツの発信量が増えたと回答

過去1年と今後1年のコンテンツ発信量について質問したところ、過去1年でコンテンツの発信量が「増えた」という回答が71.2%を占め、今後1年でコンテンツの発信量を「増やす」という回答も73.3%を占めました。今後もコンテンツマーケティングに注力する企業が増えていくことが予測されます。


【調査概要】
調査対象 : コンテンツマーケティングを行っているメディア担当者
サンプル数: 600サンプル
調査地域 : 全国47都道府県
調査手法 : インターネットリサーチ
調査期間 : 2014年11月26日~2014年12月1日
調査パネル: Qzoo会員

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[エコンテ]
 マイページ TOP