節約に関する意識調査 

2015年02月12日
ニッセンは、運営する「nissen もらえるネット」にて、会員835名に対して行った【節約に関する意識調査】の調査結果を発表。

【調査結果】

■2015年から値上げラッシュ。各家庭の節約の意識は
2015年1月からトイレットペーパーなどの紙類やカップ麺などが値上がりました。今後も各企業が値上げを予定。2月には電気・ガス料金の値上げも予定されており、生活への影響が懸念されます。値上げの年と言われる2015年。835名を対象に、節約の意識について調査を行いました。

■貯金額、100万円以下が半数を占める
アンケート調査対象者に貯金額について聞いたところ、既婚者・未婚者ともに「0~100万円」が最も多く49.0%。また、「500万円以上」と回答したのは既婚者が26.8%だったのに対し、未婚者は半分の13.4%という結果になりました。

「あなたは現在節約をしていますか」の質問に対し85.0%の人が「はい」と回答。既婚者・未婚者別で見ると、既婚者の86.4%が節約をしているのに対し、未婚者は82.1%にとどまり、既婚者の方が節約に対する意識が高く、実際に貯金額も多い傾向にあるということがわかりました。

■削るのは「娯楽費」よりも「食費」
実際に何を節約しているかという質問に対しては、「食費」が最も多く63.3%。節約する人が多いと思われていた「娯楽費」は、48.8%と半数以下にとどまりました。
また、食費を節約している人を対象に、「どのように節約していますか」と質問したところ、「外食をしなくなった」が最も多く68.4%。次いで「より安い食材を買うようになった」が63.9%となりました。

■外食の頻度、月に1回以下が最多、自炊は毎日が6割以上
外食の頻度について聞いたところ、「月に1回以下」が最も多く42.1%となり、週に1回以上外食をする人は全体の75%以下となりました。外食をした際の単価については「501~1,000円」が最も多く44.4%。「2,000円以下」が全体の80%以上を占める結果となりました。

一方、自炊の頻度については、「毎日」が最も多く60.6%で、次いで「週に5~6日(20.1%)」となりました。「月に1回以下」の人は6.2%。
きちんと献立を考えて無駄な食材を買わず、より手頃な価格の食材を選ぶなど、自炊でも工夫をしながら節約をしている人が多いようです。

■節約は家族で楽しく
「節約をすることにパートナーや家族の理解はありますか」という質問に対し、「ある」が89.1%。大半の家庭で節約について理解があるという結果になりました。

また、節約にまつわるエピソードとして
・以前より外食の回数を減らしました。その分「楽しみ」が倍増した気がします。(50代 女性)
・毎日主人のお弁当を作っています。主人もたまに早く起きて、一緒に作っています。(40代 女性)
・節約して貯めたお金で旅行する。すると、また節約も頑張れる。(30代 女性)
・努力の仕方でかなり違う。ご飯は一度に沢山炊いて冷凍してつかう。深夜電力で色んな事をすませる。野菜を安く買うため、100円詰め放題を頑張る。楽しくやることが決め手!毎日が楽しい!(40代 女性)
等の意見がありました。

節約をする目的について、節約しなければ生活できないという苦しい意見が多かった一方で、娯楽を大切にし、家族の理解を得るなど、節約を続ける秘訣は「楽しむこと」という人が多く見られました。


【調査概要】
調査期間:2015年1月22日(木)~1月29日(木)
調査テーマ:節約に関する意識調査
対象者:ニッセンもらえるネット会員
サンプル数:835人

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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[ニッセン]
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