カーシェアリングに関する調査 

2015年02月27日
ジャストリサーチサービスは、2015年1月度のオリジナル調査として、『カーシェアリングに関する調査』を実施。 今回は、近年注目の「カーシェアリング」サービスにフォーカスし、その認知状況や受容性、有力な訴求ポイントなどを確認することを目的として実施。

【調査結果トピックス】

●カーシェアリングの浸透状況・意識
「カーシェアリング」というサービス名は、ほぼ全員が「聞いたことがある」ものの、内容まで認知しているのは6割程度。
「料金」や「利便性」に関する不満・不安が見られる一方、「清潔面」も関心ポイントの一つとなっている模様。

●カーシェアリングの特徴認知・魅力点
「ガソリン満タン返しの必要がない」ことは有力な魅力点であるが、まだまだ認知は低い模様。
「PC・携帯・スマホからの予約」や「24時間利用」が可能である点も、魅力点として上位に挙がる。

●カーシェアリングの受容性(サービス特徴文呈示後の態度変容状況)
特徴文呈示前でも約1/3が「カーシェアリング」に検討意向を示しており、1割強は「カーシェアリング」が有力候補。
サービスの特徴文呈示によりスコアはアップ。検討意向を高める上では、「24時間利用可」「ガソリン満タン返し不要」などが有効な訴求ポイントである様子が窺える。

【調査結果詳細】

1.カーシェアリングの浸透状況・意識

「カーシェアリング」 というサービス名は、ほぼ全員が 「聞いたことがある」 ものの、内容まで認知しているのは6割程度。
「料金」 や 「利便性」に関する不満・不安が見られる一方、「清潔面」 も関心ポイントの一つとなっている様子。
◆「カーシェアリング」の内容認知は57%で、「カーリース」52%をやや上回るレベル。男性(60%)と比べ、女性(54%)はやや低いが、<女性20-30代>に限って見ると6割以上が認知している。
◆不満・不明点を見ると、「料金が高い」「料金体系がわからない」「使いたい時に使えない(なさそう)」など、料金や利便性に関する意見の他、「臭い」「汚い」などの清潔面に関する不満・不安も挙げられている。

2.カーシェアリングの特徴認知・魅力点

「ガソリン満タン返しの必要がない」 ことは有力な魅力点であるが、まだまだ認知は低い模様。
◆カーシェアリングの魅力点としては、「PC・携帯・スマホからの予約」や「24時間利用」が可能である点や、「窓口での手続き」「ガソリン満タン返し」が不要である点が上位に挙げられている。
◆「ガソリン満タン返しの必要がない」ことを知っているのは、全体の3割弱。有力受容層でも半数にとどまっている。

3.カーシェアリングの受容性

約1/3が「カーシェアリング」に検討意向を示しており、1割強は「カーシェアリング」が有力候補。
検討意向を高める上では、「24時間利用可」「ガソリン満タン返し不要」などが有効な訴求ポイントである様子が窺える。
◆今後「自家用車」の買替や新規購入を検討することになった場合、「カーシェアリング」を検討すると回答した人は全体の32%、「カーシェアリング」の利用が最有力という人は13%となっている。(男性30代、女性30-40代の検討意向が高め)
◆下記のカーシェアリングの特徴を呈示すると更にスコアがアップしているが、検討意向の態度変容層では「ガソリン満タン返し不要」への魅力度が最も高く、次いで「24時間利用可」となっている。


【調査概要】
・調査地域:東京都23区
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:上記地域居住、普通自動車免許を保有する20-69才男女(今後、自動車運転の可能性がある者)
・サンプル数:543サンプル
▽回答者分布
[性別]男性 50.3% 女性 49.7%
[年代]20代 18.2% 30代 21.4% 40代 20.6% 50代 21.7% 60代 18.0%
・調査期間:2015年1月15日~1月23日

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[ジャストリサーチサービス]
 マイページ TOP