ブラジャーの着用実態についての調査 

2015年03月05日
ワコールは、3月12日の「サイズの日」を前に、20代~40代の女性約100人にブラジャーの着用実態について調査を実施。

そこで、“サイズ”をはじめブラジャーに関する4つの問題点が浮かび上がりました。
具体的には、“からだに合っていない”“つけ方が間違っている”などで、とくに、“からだに合っていないブラジャー”は、つけごこちの違和感や不快感につながったり、バストシルエットなど見た目で他人からがっかりされてしまう可能性があります。

■問題点1 “からだに合ったブラジャー”をつけていた人はわずか約1割!

今回の調査時にブラジャー(※1)を着用されていた人96名のうち、自分のからだに合ったブラジャーを着用していたのはたった9.4%でした。からだに合っていなかった要因として、「バストが正円(※2)を描いていない」
「カップの上辺がパカパカ浮いている」「ワイヤーとバージスライン(バストの輪郭)が合っていない」などの状態が多いことがわかりました。

※1:カップ付きキャミソール、ノンワイヤーブラは除く
※2:バージスラインとワイヤーが一致し、バストを正面から見たとき、正円を描いている状態

■問題点2 サイズが合っていた人は約半数。しかし、そのうち“からだに合っていない”人は7割強!

その要因は、“カップの上辺がパカパカ浮く”“バストが正円を描いていない”
調査時にブラジャー(※1)を着用していた人の中で、ブラジャーのサイズが合っていた人は、46.9%。そのサイズが合っていた人に対し、ブラジャーがからだに合っているかどうかのチェック(※3)をしたところ、“からだに合っていないブラジャー”をつけていたのが73.3%にものぼりました。その要因として多かったのは、「バストが正円(※2)を描いていない」(45.5%)、「カップ上辺がパカパカ浮いている」(36.4%)、「ストラップが落ちてくる」(30.3%)。サイズだけでブラジャーを選び、からだに合ったブラジャーをつけていないことが明らかになりました。
サイズが同じでも、人によってバストのかたちややわらかさは様々。自分のからだに合ったブラジャーを選ぶには、サイズだけでなく、試着をして、自分のからだに合っているかどうかを確かめることが大切です。

※3:ブラジャーがからだに合っているかどうかのチェックポイント
・カップ上辺がバストにくいこんでいない   ・カップ上辺がパカパカ浮いていない
・前中心が浮いていない           ・バストが正円を描いている
・ずるっとブラジャーがずれ上がってこない  ・ストラップが落ちてこない
・背中に段差が出ていない          ・ワイヤーとバージスライン(バストの輪郭)が合っている

■問題点3 “ブラジャーのつけ方”が間違っている人は約9割!

ブラジャーを正しいつけ方(※4)で着用しているかどうかをチェックする際には、3つのポイントがあります。

①正しいつけ位置になっている(ワイヤーがバージスライン〈バストの輪郭〉に合っている)
②バックが床と並行になっている
③ストラップの長さが適切である

調査時、ブラジャーを着用していた人のうち、上記の3つ中で1つでも該当しないポイントがある、つまり、つけ方が間違っている人が85.4%もいることがわかりました。もっとも多かったのは、③の「ストラップの長さが適切でない」(75.0%)、次に①の「正しいつけ位置になっていない」(49.0%)でした。

多くの人が、ブラジャーの正しいつけ方を実践していないようです。自分のからだに合ったブラジャーを着用していても、正しいつけ方で着用できていないと、キレイなバストシルエットが作れなかったり、バストの位置が下がり老けた印象を持たれる可能性があります。着用する際は、正しいつけ方でバストラインに自信を持ちたいものです。

※4:ブラジャーの正しいつけ方
(1)体を前に倒し、ワイヤーとバージスラインを合わせて、その姿勢のままホックを留めます。
(2)前かがみのままストラップの付け根を少し浮かせ、バスト全体を手で包みます。脇からしっかり中央に寄せて、カップにおさめ、ととのえます。
(3)からだを起こしてストラップの長さを調節します。人差し指がすーっと入るくらいの長さがちょうどいい長さ。
※この方法で着用しても、きれいに着用できない場合は、サイズが合っていない、またはからだに合っていない可能性があります。

■問題点4 4割以上が、試着をせずにブラジャーを購入

からだに合ったブラジャーを選ぶには、サイズだけでなく、試着をして、からだに合っているか、つけごこちがいいか、なりたいバストラインになっているかなども確かめることが重要です。
調査時に着用していたブラジャーについて聞いたところ、「試着せずに購入した」のは41.7%と、下着に関するプロのアドバイザーのチェックを受けずにブラジャーを選んでいる人が多いようです。

□今後、ブラジャーを店頭で「採寸、試着をして購入したい」が9割以上
今回の着用実態調査の対象者に、ビューティーアドバイザーによるコンサルティング(※5)を受けた後の、事後アンケートを実施。その回答者47名のうち、「今後、店頭で採寸、試着をして購入したい」と回答したのは95.7%でした。
※5:販売員がお客様の体型や下着に関するお悩みやご希望をお聞きし、それに合わせて商品のご提案、採寸、試着(フィッティング)をチェック。

【コンサルティングを受けて、選んだブラジャーの感想】
●同じカップサイズでもタイプがいろいろあって、自分の胸に合う・合わないは試着しないとわからないということが本当にわかりました。今回、選んだブラジャーはまさに自分の胸に合うもので、普段買わないようなデザインだったので、新鮮な気持ちでした。
●自分がつけているものより、カップサイズがアップしてうれしかったです。バストも丸く大きくなり、上半身が細く見えたことにびっくりしてます。普段、自分では選ばないようなデザインと色も斬新でした。

【ビューティーアドバイザーのコンサルティングを受けた感想】
●ブラジャーは今までカップしか見ていなかったのですが、アンダーやトップのサイズによってカップサイズも変わることや、正しいつけ方を丁寧に教えてくださったので、これからブラジャーを買うときに後悔することはないと思います。採寸、試着の重要さ、ブラジャーの奥深さや楽しさを教えていただきました。
●時間をかけて何度もフィッティングしていただいたおかけで、つけごこちがぴったりのブラに出会えて驚きました。つい試着は面倒くさいとか、何度もフィッティングしてもらうのは申し訳ないと思ってしまいますが、大切なんだと実感しました。
●自分では、ブラのつけ方やサイズはわかっているつもりだったのですが、やはりプロの手にかかるとこんなにも違うのかと思いました。数あるブラの中から私のからだや希望に合うものを探していただけたと思いました。


【調査概要】
・調査期間:2015年2月9日
・調査対象:関東・中部・近畿在住の女性20~40代 計109人
・調査方法:店頭での試着体験キャンペーンにおいて、ワコールビューティーアドバイザーが着用実態を調査

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[ワコール]
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