定期調査「新スマホへの移行」(4) 

2015年03月13日
インターネットコムと NTTコム リサーチは、「スマホへの移行」について調査(第4回調査)を実施。

【調査結果】

調査対象は全国10代~50代以上のインターネット ユーザー1,089人。男女比は男性53.9%、女性46.1%。年代比は10代2.0%、20代27.3%、30代21.5%、40代17.2%、50代以上32.0%。

まず、携帯電話やスマートフォンの利用状況を調べた。「スマートフォンだけを使っている」人は51.5%(前回48.8%)おり、「従来型の携帯電話/PHSとスマートフォンの両方を使っている」人は9.7%(同7.6%)。また、「従来型の携帯電話/PHSだけを使っている」人は38.8%(同43.6%)。前回からスマートフォン利用者がやや増えているものの、増加は目立つほどではなく、増加ペースが落ち着いている状況に変化はない。

スマートフォンの利用率が5割を超えたころから、携帯電話からスマートフォンへ移行する人の数が目に見えて減ったようだ。この段階で携帯電話/PHS を使うのを止めてスマートフォンに移る人は、どういった理由で移行を考えているのだろうか。

そこで、携帯電話/PHS からスマートフォンへの移行を希望している人と、併用を止めてスマートフォンだけにしようとしている人、合計147人(全体の13.5%)に対して、その理由を尋ねてみた。

その結果、「スマートフォンだけで十分だと思うから」という回答が55.8%(前回51.4%)で群を抜いて多かった。もっとも、このように「スマートフォンで十分」と答える携帯電話/PHS ユーザーの割合は以前からあまり変わっていない。

これに続く回答は、「従来型の携帯電話/PHSとスマートフォンを併用したいが、金銭的な負担が大きいから」(18.4%、同25.0%)、「通話やメール機能よりもアプリを主に使いたいから」(14.3%、同15.3%)、「気にいる従来型の携帯電話/PHSが販売されていないから」(12.9%、同7.6%)、「従来型の携帯電話/PHSが使いにくいから」(6.8%、同6.3%)となり、こちらの全体的傾向も以前と同じだ。

こうした状況から、スマートフォン利用率は今後も落ち着いたペースで伸びていくだろう。

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[インターネットコム]
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