全国8地区居住エリア別、春旅行先ランキング 

2015年03月20日
楽天が運営する「楽天トラベル」は、全国8地区居住エリア別、春旅行先ランキングを発表。

今年の春旅行先は、居住地別に特徴が見られました。関東より北の北海道・宮城県居住者の行き先は上位が近隣地域内に限られた一方で、関東より西の居住地からは春に海開きが順次始まる「沖縄県」が行き先上位にランクインしました。

【北海道民の春旅行先TOP5】

- 広い道内の観光スポット開拓 -
(順位)    (エリア名)
1位    登別・洞爺・室蘭(北海道)
2位    定山渓(北海道)
3位    旭川・層雲峡・滝川(北海道)
4位    函館・湯の川・大沼・奥尻(北海道)
5位    富良野・美瑛・トマム(北海道)

北海道は広大なエリアであり、春旅行では訪れたことのない道内地域まで足を伸ばし、道内の観光を楽しむ道民が多いようです。1位の登別エリアは、札幌から登別温泉まで車で約90分・洞爺湖温泉まで車で約2時間とアクセスがよく、さらにレジャー向けの大型宿泊施設が多いことが人気の理由。定山渓は温泉街や豊かな自然、旭川エリアは動物園など観光スポットが盛り沢山で札幌からのアクセスが良く人気です。

【宮城県民の春旅行先TOP5】
- 上位すべてが東北エリア内レジャーエリアに -

(順位)    (エリア名)
1位    秋保・作並(宮城県)
2位    松島・塩釜・石巻・南三陸・気仙沼(宮城県)
3位    白石・宮城蔵王(宮城県)
4位    北上・花巻・遠野(岩手県)
5位    福島市内・二本松(福島県)

宮城県民の旅行先としては、同県内の人気温泉エリアがTOP3を占めました。1位の秋保温泉は仙台から車で30分とアクセスが良く大規模なホテル・旅館が多く人気です。続く松島エリアも仙台から電車で25分と近く日本三景松島というメジャースポットもある人気観光地です。白石・宮城蔵王エリアは、遠刈田・鎌先等の温泉が人気。特にこの時期は「白石川堤一目千本桜」が有名で、4月中は「おおがわら桜まつり」が開催されます。

【東京都民の春旅行先TOP5】
- 温泉!海!スキー!目的別に人気スポットへ -

(順位)    (エリア名)
1位    箱根(神奈川県)
2位    沖縄県北部エリア(恩納・名護・本部・今帰仁)(沖縄県)
3位    湯沢・苗場(新潟県)
4位    熱海(静岡県)
5位    石垣島・西表島・小浜島(八重山諸島)(沖縄県)

春旅行の目的別に、人気エリアがランクインし、温泉の「箱根」・海水浴の「沖縄」・スキー&スノボの「湯沢」がTOP3となりました。箱根は3月中旬からお花見シーズンとなり、スイーツイベントも開催しています。沖縄北部では3月より順次海開きが始まり海水浴シーズンが到来しています。湯沢・苗場エリアでは春スキー・スノボが賑わいをみせており、毎週末行われる湯沢冬花火も見所です。

【大阪府民の春旅行先TOP5】
- アクセス抜群のリゾートエリアが人気 -

(順位)    (エリア名)
1位    南紀白浜・龍神(和歌山)
2位    石垣島・西表島・小浜島(八重山諸島)(沖縄県)
3位    沖縄県北部エリア(恩納・名護・本部・今帰仁)(沖縄県)
4位    淡路島(兵庫県)
5位    城崎・豊岡・出石・神鍋高原(兵庫県)

近畿の奥座敷として名高いリゾート・南紀白浜エリアが1位。新大阪から電車で一本のアクセスの良さが人気を牽引しています。続く2・3位には沖縄のリゾートエリアがランクイン。他の居住地では沖縄県北部エリアが圧倒的に人気を集めていましたが、関西国際空港からは石垣空港まで直行便が便利&LCCの就航もあり、大阪府民に身近なリゾート地として人気を集めています。

【広島県民の春旅行先TOP5】
- 足を伸ばして九州・四国へ温泉旅行 -

(順位)    (エリア名)
1位    別府市内(大分県)
2位    松山・道後(愛媛県)
3位    倉敷・総社・玉野・笠岡(岡山県)
4位    那覇(沖縄県)
5位    米子・皆生温泉・大山(鳥取県)

広島県民は中国地方外への旅行が多く、新幹線と特急ソニック号で別府駅まで約2時間と、アクセスの良い日本一の源泉数、湧出量を誇る別府温泉が1位となりました。2位には愛媛県の松山・道後エリアがランクイン。愛媛県は広島県からバスで2時間半・高速船フェリーで1時間強で行ける身近さも魅力で、道後温泉では「道後温泉まつり 2015」などイベントが盛りだくさんです。中国地方では岡山の倉敷が3位となり、美観地区やおもちゃ王国など近場の観光スポットとして人気です。

【愛媛県民の春旅行先TOP5】
- 遠出派は九州・近場派は地元愛媛の温泉へ -

(順位)    (エリア名)
1位    別府市内(大分県)
2位    松山・道後(愛媛県)
3位    沖縄県北部エリア(恩納・名護・本部・今帰仁)(沖縄県)
4位    湯布院・湯平(大分県)
5位    神戸市内・有馬温泉(兵庫県)

広島県民の旅行先と同じく、愛媛県八幡浜からフェリーで約3時間の別府が堂々の1位となりました。4位には由布院もランクインし、おんせん県大分の人気が表れました。2位には地元愛媛の道後温泉がランクインし、気軽に日本最古の歴史ある温泉を満喫でき、近場派の支持を集めています。また、松山から那覇空港へ直行便も出ており、約2時間でとアクセスも魅力的なリゾート地です。

【福岡県民の春旅行先TOP5】
- 九州内の温泉地が人気、遠出派は沖縄へ -

(順位)    (エリア名)
1位    別府市内(大分県)
2位    阿蘇(熊本県)
3位    湯布院・湯平(大分県)
4位    嬉野温泉・武雄温泉・太良・鹿島・小城・伊万里・有田(佐賀県)
5位    沖縄県北部エリア(恩納・名護・本部・今帰仁)(沖縄県)

福岡県民は九州最大の温泉地である別府温泉が行き先1位となりました。3位には同じく大分県の湯布院、4位には福岡から約40分の佐賀県の嬉野温泉・武雄温泉がランクインし、九州エリア内の温泉地への人気が際立ちました。また、3月より順次海開きが始まる沖縄県北部エリアはこの春から早くも海水浴が楽しめ、福岡から約1時間40分で行けるリゾート。水族館や多数のレジャー向け大型宿泊施設が点在し、人気を集めています。

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[PRTIMES]
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