「子育てと喫煙」に関する実態調査 

2014年12月25日
オウチーノ総研は、子どもがいる 20~39 歳の既婚男女 662 名を対象に「『子育てと喫煙』に関するアンケート調査」を行った。
まず、「あなたは煙草を吸いますか?」という質問をしたところ、男性は「吸う」と回答したのが 41.6%、「禁煙した」が 20.1%、「吸わない」が 38.3%だった。一方女性は、「吸う」と回答したのが 21.2%、「禁煙した」が 19.4%、「吸わない」が 59.4%だった。また、「子どもの受動喫煙は気にしますか?」と聞いたところ、「気にする」と回答したのは、男性が 52.7%、女性が 58.8%で、40%以上の親が、子どもの受動喫煙を気にしていないことが分かった。

【調査結果】

1. 子持ち喫煙率、男性 41.6%、女性 21.2%。

まず子どもがいる既婚男女に、「あなたは煙草を吸いますか?」という質問をした。結果、男性は「吸う」と回答したのが 41.6%、「禁煙した」が 20.1%、「吸わない」が 38.3%だった。一方女性は、「吸う」と回答したのが 21.2%、「禁煙した」が 19.4%、「吸わない」が 59.4%だった。
「吸う」と回答した人に、子どもの前で吸うか聞いてみると、男性の 21.0%、女性の 30.0%
が子どもの前でも「構わず吸う」と回答。「なるだけ吸わない」と回答したのは男性 50.0%、女性 40.0%、「全く吸わない」が男性 29.0%、女性 30.0%だった。
子どもがいる喫煙者の 70~80%は、子どもの前ではなるだけ煙草を吸わないようにしていることが分かった。
また、「禁煙した」と回答した人に、禁煙の理由を聞いてみた。男性は、「煙草の値段が上がったから」が最も多く、「体調を崩したから」、「子どもが生まれたから」が続いた。女性は、「妊娠したから」が突出して多く、他には「体調を崩したから」や「旦那・彼氏の影響」などが挙がった。

2. 40%以上の親が、子どもの受動喫煙を「気にしない」。

次に、「子どもの受動喫煙は気にしますか?」という質問をした。結果、「気にする」と回答したのは男性が52.7%、女性が58.8%だった。40%以上の親が、子どもの受動喫煙を気にしていないことが分かった。
子どもの受動喫煙を「気にする」と回答した人に、どのような対策を行っているのか、聞いてみた。最も多かったのは、「喫煙所には近づけない」(29 歳/女性)や「喫煙者の近くに行かない」(32 歳/女性)など、受動喫煙の危険性がある所には近寄らせない、という回答だった。二番目に多かったのは、「子どもの前では吸わない」(27 歳/男性)、「主人には、子どもと一緒の時は吸わないようにしてもらう」(24 歳/女性)など、子どもの前では吸わない/吸わせないという回答だった。三番目に多かったのは「禁煙席を利用する」(28 歳/男性)だった。

3. 約 40%が、配偶者に「禁煙してほしい」と回答。

最後に、煙草を吸う配偶者を持つ人に、「配偶者の喫煙についてどうお考えですか?」という質問をした。結果、「禁煙してほしい」と回答したのは、男性 42.2%、女性 38.4%、「子どもの前では吸わないでほしい」が、男性 33.3%、女性 35.7%、「子どもの前で吸っていないから特に何とも思わない」が男性17.5%、女性 24.1%、そして「子どもの前でも吸うが特に何とも思わない」が男性7.0%、女性 1.8%だった。煙草を吸う配偶者を持つ人は、男性、女性ともに約 40%が配偶者に「禁煙してほしい」と考えており、50%以上が禁煙しなくても良いが、「子どもの前では吸わない」ことを求めていることが分かった。


【調査概要】
有効回答 子どもがいる 20~39 歳の既婚男女 662 名
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2014 年 12 月 22 日(月)~12 月 24 日(水)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[オウチーノ総研]
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