「天職」に関する実態調査
2015年02月24日
オウチーノ総研は、20～69歳の就労している男女1,106 名を対象に、「『仕事』に関するアンケート調査」を行った。
まず、「今の仕事は、あなたにとって『天職』だと思いますか？」という質問をした。結果、「そう思う」と回答した人が 17.4％、「まぁまぁそう思う」が 37.5％、「あまりそう思わない」が27.0％、「そう思わない」が 18.1％だった。「そう思う」と「まぁまぁそう思う」を合わせると、54.9％が今の仕事を「天職」だと思っていることが分かった。「天職」だと思う理由として特に多かったのは、「楽しい・好きだから」、「自分に合っているから」だった。また、「あなたの考える『天職』とは何ですか？」という質問をすると、最も多くの人が選んだのは、「自分の能力が活かせる仕事」だった。
【調査結果】
1. 54.9％が、今の仕事を「天職」だと思う、と回答。
始めに、「今の仕事は、あなたにとって『天職』だと思いますか？」という質問をした。結果、「そう思う」と回答した人が17.4％、「まぁまぁそう思う」が 37.5％、「あまりそう思わない」が 27.0％、「そう思わない」が 18.1％だった。「そう思う」と「まぁまぁそう思う」を合わせると、54.9％が今の仕事を「天職」だと思っていることが分かった。
「『天職』だと思う」、「『天職』だと思わない」と回答した人それぞれに、その理由を聞いた。「『天職』だと思う」と回答した人から最も多く挙がったのが、「楽しい・好きだから」だった。具体的には、「仕事をしていて楽しいから」（60 歳／男性）、「好きな仕事だから」（26 歳／女性）などが挙がった。次に多かったのは、「自分に合っているから」。「人当たりが良いのが営業職に合っている」（47 歳／男性）、「定型的な業務内容が性格に合っているから」（32 歳／女性）といった意見が聞かれた。次は同率で、「やりがいがあるから」、「長く続けてきたから」、「能力・スキル・資格などを活かせていると思うから」が多かった。一方、「『天職』だと思わない」と回答した理由として最も多かったのは、「つまらない・好きじゃないから」で、「仕事をしていても、楽しみを感じないから」（56 歳／男性）などの声が聞かれた。次に多かったのが、「自分に向いていないから」、そして「やりがいがないから」だった。具体的には「もっと自分に合う職業があると思うから」（39 歳／男性）、「特に仕事にやりがいが見出せないから」（28 歳／女性）などが挙がった。以上のことから、自分の仕事を「天職」と思えるかどうかは、仕事に「楽しさを見出せるか」、「適性を感じられるか」、そして「やりがいを見出せるか」という点が特に大きなポイントとなるようだ。
ちなみに、年代別に今の仕事を「天職」だと思っている人を見ると、20 代は 47.1％、30 代は 51.5％、40 代は 53.6％、50代は 56.9％、60 代は 65.5％と、年代とともに割合が上がっていった。若いうちはどうしても、能力や経験、スキルが未熟であり、大きな仕事を任せられることも少ない。しかし、経験を積んでいけば能力が磨かれ、できることが増え、任される仕事の規模も大きくなっていく。そういった点で、社会人経験の長い人の方が、仕事に楽しみや、やりがいを見出し、「天職」だと思う人が多いのではないだろうか。
2. あなたの考える「天職」とは？第 1 位は「自分の能力が活かせる仕事」。
次に、「あなたの考える『天職』とは何ですか？」という質問をした。回答は 12 個の選択肢のなかから、最も当てはまると思うものを 1 つ、選んでもらった。結果、最も多くの人が選んだのは、「自分の能力が活かせる仕事」で、19.5％だった。その他、特に多く選ばれたのは、「自分のやりたいことができる仕事」が 16.3％、そして「やりがいが得られる仕事」が16.2％、「自分の性格に合っている仕事」が 14.5％だった。
年代別に見ると、20代で最も多く選ばれたのは「自分の性格に合っている仕事」、2番目は「自分のやりたいことができる仕事」、30 代は「やりがいが得られる仕事」と「自分のやりたいことができる仕事」、40～60 代は最も多かったのが「自分の能力が活かせる仕事」、2 番目は 40 代が「自分のやりたいことができる仕事」、50 代と 60 代は「やりがいが得られる仕事」だった。こう見ると、年代によって「天職」に対する認識が異なることが分かる。やはり 20 代はまだキャリアが浅いこともあり、まず自分の性格や、やりたいこととマッチしているかを重視する傾向にあると言える。一方、経験を積んだ 50 代、60 代はそれよりも、自分が身につけてきた能力やスキルなどが最大限発揮できるか、仕事に価値が見出せるか、を重視しているようだ。
3. 87.8％は、一生のうちに「天職」と思える仕事を見つけた方がいい、と回答。
最後に、今の仕事が「天職」だと思う人に、「一生のうちに、『天職』と思える仕事を見つけた方がいいと思いますか？」という質問をした。「そう思う」と回答した人が 42.5％、「まぁまぁそう思う」が 45.3％、「あまりそう思わない」が 9.9％、「そう思わない」が 2.3％と、実に 87.8％が「『天職』と思える仕事を見つけた方がいい」と回答した。
一方、今の仕事が「天職」だと思わない人に、「一生のうちに『天職』と思える仕事を見つけたいと思いますか？」と聞いてみた。すると、「そう思う」が 24.2％、「まぁまぁそう思う」が 22.6％、「あまりそう思わない」が 30.8％、「そう思わない」が22.4％だった。「そう思う」と「まぁまぁそう思う」を合わせると、46.8％だった。
【調査概要】
有効回答 20～69 歳の就労している男女 1,106 名
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2015 年 2 月 10 日（火）～2 月 17 日（火）
詳しいリサーチ内容はネタ元へ
まず、「今の仕事は、あなたにとって『天職』だと思いますか？」という質問をした。結果、「そう思う」と回答した人が 17.4％、「まぁまぁそう思う」が 37.5％、「あまりそう思わない」が27.0％、「そう思わない」が 18.1％だった。「そう思う」と「まぁまぁそう思う」を合わせると、54.9％が今の仕事を「天職」だと思っていることが分かった。「天職」だと思う理由として特に多かったのは、「楽しい・好きだから」、「自分に合っているから」だった。また、「あなたの考える『天職』とは何ですか？」という質問をすると、最も多くの人が選んだのは、「自分の能力が活かせる仕事」だった。
【調査結果】
1. 54.9％が、今の仕事を「天職」だと思う、と回答。
始めに、「今の仕事は、あなたにとって『天職』だと思いますか？」という質問をした。結果、「そう思う」と回答した人が17.4％、「まぁまぁそう思う」が 37.5％、「あまりそう思わない」が 27.0％、「そう思わない」が 18.1％だった。「そう思う」と「まぁまぁそう思う」を合わせると、54.9％が今の仕事を「天職」だと思っていることが分かった。
「『天職』だと思う」、「『天職』だと思わない」と回答した人それぞれに、その理由を聞いた。「『天職』だと思う」と回答した人から最も多く挙がったのが、「楽しい・好きだから」だった。具体的には、「仕事をしていて楽しいから」（60 歳／男性）、「好きな仕事だから」（26 歳／女性）などが挙がった。次に多かったのは、「自分に合っているから」。「人当たりが良いのが営業職に合っている」（47 歳／男性）、「定型的な業務内容が性格に合っているから」（32 歳／女性）といった意見が聞かれた。次は同率で、「やりがいがあるから」、「長く続けてきたから」、「能力・スキル・資格などを活かせていると思うから」が多かった。一方、「『天職』だと思わない」と回答した理由として最も多かったのは、「つまらない・好きじゃないから」で、「仕事をしていても、楽しみを感じないから」（56 歳／男性）などの声が聞かれた。次に多かったのが、「自分に向いていないから」、そして「やりがいがないから」だった。具体的には「もっと自分に合う職業があると思うから」（39 歳／男性）、「特に仕事にやりがいが見出せないから」（28 歳／女性）などが挙がった。以上のことから、自分の仕事を「天職」と思えるかどうかは、仕事に「楽しさを見出せるか」、「適性を感じられるか」、そして「やりがいを見出せるか」という点が特に大きなポイントとなるようだ。
ちなみに、年代別に今の仕事を「天職」だと思っている人を見ると、20 代は 47.1％、30 代は 51.5％、40 代は 53.6％、50代は 56.9％、60 代は 65.5％と、年代とともに割合が上がっていった。若いうちはどうしても、能力や経験、スキルが未熟であり、大きな仕事を任せられることも少ない。しかし、経験を積んでいけば能力が磨かれ、できることが増え、任される仕事の規模も大きくなっていく。そういった点で、社会人経験の長い人の方が、仕事に楽しみや、やりがいを見出し、「天職」だと思う人が多いのではないだろうか。
2. あなたの考える「天職」とは？第 1 位は「自分の能力が活かせる仕事」。
次に、「あなたの考える『天職』とは何ですか？」という質問をした。回答は 12 個の選択肢のなかから、最も当てはまると思うものを 1 つ、選んでもらった。結果、最も多くの人が選んだのは、「自分の能力が活かせる仕事」で、19.5％だった。その他、特に多く選ばれたのは、「自分のやりたいことができる仕事」が 16.3％、そして「やりがいが得られる仕事」が16.2％、「自分の性格に合っている仕事」が 14.5％だった。
年代別に見ると、20代で最も多く選ばれたのは「自分の性格に合っている仕事」、2番目は「自分のやりたいことができる仕事」、30 代は「やりがいが得られる仕事」と「自分のやりたいことができる仕事」、40～60 代は最も多かったのが「自分の能力が活かせる仕事」、2 番目は 40 代が「自分のやりたいことができる仕事」、50 代と 60 代は「やりがいが得られる仕事」だった。こう見ると、年代によって「天職」に対する認識が異なることが分かる。やはり 20 代はまだキャリアが浅いこともあり、まず自分の性格や、やりたいこととマッチしているかを重視する傾向にあると言える。一方、経験を積んだ 50 代、60 代はそれよりも、自分が身につけてきた能力やスキルなどが最大限発揮できるか、仕事に価値が見出せるか、を重視しているようだ。
3. 87.8％は、一生のうちに「天職」と思える仕事を見つけた方がいい、と回答。
最後に、今の仕事が「天職」だと思う人に、「一生のうちに、『天職』と思える仕事を見つけた方がいいと思いますか？」という質問をした。「そう思う」と回答した人が 42.5％、「まぁまぁそう思う」が 45.3％、「あまりそう思わない」が 9.9％、「そう思わない」が 2.3％と、実に 87.8％が「『天職』と思える仕事を見つけた方がいい」と回答した。
一方、今の仕事が「天職」だと思わない人に、「一生のうちに『天職』と思える仕事を見つけたいと思いますか？」と聞いてみた。すると、「そう思う」が 24.2％、「まぁまぁそう思う」が 22.6％、「あまりそう思わない」が 30.8％、「そう思わない」が22.4％だった。「そう思う」と「まぁまぁそう思う」を合わせると、46.8％だった。
【調査概要】
有効回答 20～69 歳の就労している男女 1,106 名
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2015 年 2 月 10 日（火）～2 月 17 日（火）
詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[オウチーノ総研]
