オリコンでは、今後のアニメ視聴のあり方を占うために、現状のアニメの視聴実態を調べるべく、「好きなアニメタイトルがある」10~40代の男女709名を対象に意識実態調査を行いました。

【調査結果と傾向】

1.好きなアニメのタイトルがある人は70.9%!

2.タブレット端末やスマホで“いつでも、どこでも”アニメを観る人が増える傾向に

3.“いつでも”を実現するVOD(ビデオオンデマンド)への意向が強い

4.外で、ちょっとした時間の合間に観る新しいアニメ視聴スタイルが増加予想


【調査結果】

スマホの普及で、これまでの視聴スタイルに変化の兆し

現在、ユーザーがアニメを視聴するにあたって利用するのはどんな機器が多いのだろうか? 『アニメを視聴する際、どのような機器で視聴しますか?』というアンケートを、現在利用している機器と、今後、利用していきたい機器について行ったところ、やはり圧倒的に高いのは【テレビ】だ。テレビ離れや視聴率の低下が囁かれていても、娯楽としてのテレビの強さは普遍的か。

注目は、爆発的な普及率を誇る【スマートフォン】だ。現在もスマホで視聴しているというユーザーも既に15.4%おり、今後利用意向を見ると17.5%とさらに上昇。今後の利用意向で減少するテレビやパソコンとは対照的に、その“伸びしろ”が伺える

時間の“合間”に観るアニメ視聴スタイルが増加傾向

また、『アニメを観るシチュエーション』についても“現状”と“意向”の両面でアンケートを実施。その結果、【自宅でくつろいでいるとき】が現状の96.8%から意向の82.8%と14ポイント、【自宅でご飯を食べているとき】が現状の26.2%から意向の20.9%と5.3ポイントそれぞれ減少するなど、自宅のテレビでアニメを観るという視聴方法が今後減っていくことが予想される結果となった。

これに対し、数値の上昇が見られるのが【待ち時間中】、【電車・バス等公共交通機関の乗車中】、【お風呂に入っているとき】など。これはタブレット端末やスマートフォンといったモバイル機器の普及により可能になってきた、どんなシチュエーションでも視聴が可能という側面が如実に反映されていると言える。近年のアニメブームは、こうした“デバイスフリー”によって加速していることは間違いないだろう。

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[オリコン]
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