シニア層から見た、企業の社会貢献活動に関する意識調査 

2015年04月08日
社会貢献ネットワークは、ジー・エフ(GF)と共同で、GFが保有する電話調査モニター世帯を対象に、「社会貢献」に関する調査を実施。調査手法はアウトバウンドIVRによる電話調査。調査実施日2015年3月31日(火)に、536件の有効回答を得ることができました。

【調査結果】

■企業の社会貢献への取り組みについて「評価する」が36.2%
・・・シニア層の6割は企業の社会貢献活動を評価していません
「企業の社会貢献への取り組みについて評価しますか?」と質問したところ、「評価する」が36.2%、「評価しない」が23.1%、「どちらとも言えない」が40.7%となりました。ご自身が社会貢献活動に取り組んでいる層においても、企業の社会貢献への取り組みを評価している割合は43.4%という結果となりました。

■「環境保全活動を期待」が28.9%
・・・企業に期待する社会貢献活動領域は分散しています
企業に期待する社会貢献活動の領域については、「環境保全」が28.9%、「社会福祉」が25.8%、「災害被災地支援」が21.6%、「身近な地域活動」が16.5%となり、期待領域は分散しています。

■企業の社会貢献活動を評価しない理由、「成果がわからない」が39.2%
・・・具体的な成果、活動内容のアピールが求められます
企業の社会貢献活動を評価しない理由については、「どんな成果につながっているかわからないから」が39.2%、「活動内容をよく知らないから」が33.9%となりました。この2つの回答項目を合計すると、
73.1%になります。

■企業の社会貢献活動、「テレビCM・新聞広告」からの認知が47.4%
・・・シニア層へのリーチにはテレビ、紙媒体での広報が効果的です
企業の社会貢献活動についての情報入手経路については、「テレビCMや新聞広告」が47.4%、「ニュースや記事」が28.9%となりました。「インターネット」は僅か3.0%でした。

■商品・サービス利用時、企業の社会貢献を「意識したことがある」が41.0%
・・・シニア層にもコーズ・マーケティングは有効です
商品購入やサービスを利用する際、企業の社会貢献活動を「意識したことがある」が男性で41.5%、女性で40.6%という結果となりました。


【調査概要】
調査対象:全国のGFシニアデータベース
調査日 :平成27年 3月31日(火)
有効回答件数:536件

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[社会貢献.net]
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