母の日のプレゼントに関する意識調査 

2015年04月13日
「ECのミカタ」を運営するRyo-MAは、全国の20歳~59歳で、今まで母の日にプレゼントを贈ったことがあり、今年も贈る予定のある男女400人を対象に「母の日のプレゼントについて」をテーマにしたインターネットリサーチを実施。

【調査背景】

4月に入り、新しい生活をスタートした方も多くいらっしゃるでしょう。
慣れない環境で生活を送る中で、つい母の日を忘れてしまうということもあるかもしれません。
今年の母の日にプレゼントを贈ろうと思っている消費者は、プレゼントについてどのように考えているのでしょうか。
そこで今回は、今まで母の日にプレゼントを贈ったことがあり、今年も贈る予定のある男女400人に、「母の日のプレゼント」をテーマにした意識調査を行いました。報道の一資料として、ぜひご活用ください。

【調査結果概要】

◆「母の日のプレゼントに関する調査」主な質問と回答
・プレゼントの準備を始める時期は?
 第1位「2週間程度前」33.8%
 第2位「1週間程度前」25.0%
 第3位「1ヶ月以上前」21.0%

・母の日のプレゼントに使う予定の金額は?
 第1位「3,000円以上5,000円未満」37.8%
 第2位「1,000円以上3,000円未満」26.8%
 第3位「5,000円以上10,000円未満」20.8%

・プレゼントの情報収集方法は?
 第1位「インターネット」63.0%
 第2位「本人に欲しい物を直接聞く」22.5% 
 第3位「情報収集はしない」21.3%

【調査結果】

Q1.あなたは母の日のプレゼントの準備をいつから始めますか。(お答えは1つ)【N=400】

母の日のプレゼントの準備を開始するタイミングについて聞いたところ、第1位「2週間程度前」33.8%、第2位「1週間程度前」25.0%、第3位「1ヶ月以上前」21.0%という結果となりました。
1~2週間前から準備をする方が約半数を占めています。今年の母の日は5月10日なので、4月後半~5月初旬くらいが母の日のプレゼント購入が最も増える時期なのではないでしょうか。

Q2.あなたが今年の母の日のプレゼントに使う予定の金額をお答えください。(お答えは1つ)【N=400】

母の日のプレゼントに使う予定の金額について聞いたところ、第1位「3,000円以上5,000円未満」37.8%、第2位「1,000円以上3,000円未満」26.8%、第3位「5,000円以上10,000円未満」20.8%という結果となりました。
半数以上の方が母の日のプレゼントを5,000円未満で購入しようと考えているようです。
企業側が母の日のプレゼント商品企画を練る際は、5,000円未満の価格帯を1つの目処にできるのではないでしょうか。
また、10,000円以上30,000円未満の予算を想定している方の割合は5.0%と少ないですが、相場を超えた商品を企画するのも幅広いニーズに応えられるポイントかもしれません。

Q3.あなたが今年の母の日のプレゼントとして、購入する予定のものをお答えください。(お答えはいくつでも)
【N=400】

今年の母の日のプレゼントとして購入予定のものについての質問では、第1位「花」50.0%という結果になりました。
母の日といえばカーネーションを贈るイメージをする方が多いと思いますが、実際に約半数の方が「花」の購入を予定しているようです。
また、第2位「食品」29.0%、第3位「アクセサリーや小物」18.8%と続くことから、実用的なものを贈りたいと考える方も多いことがわかりました。

Q4. あなたが今年の母の日のプレゼントを購入する際に重視する点をお答えください。(お答えは1つ)【N=400】

今年の母の日のプレゼントを購入する際に重視する点について質問したところ、「形として残るもの」が第1位で43.0%という結果になりました。
【Q3】の母の日のプレゼントとして購入する予定のもので「花」50.0%、「食品」29.0%と消耗品が79.0%と上位を占めている結果に対し、購入する際、重視するポイント1位が「形として残るもの」43.0%という結果から、重視するポイントと実際に購入するものには意識の差があるようです。

Q5. あなたが今年の母の日のプレゼントを購入する際、インターネットと実店舗のどちらで購入する予定ですか。(お答えは1つ)【N=400】

今年の母の日のプレゼント購入場所ついての質問では「実店舗」が49.8%と、約半数を占める結果になりました。
「インターネットと実店舗」で購入すると答えた方の中で、実店舗で購入する場合も想定に入れると、母の日のプレゼントは実店舗で購入するケースが多いということが分かります。
母の日の商機を取り込みたいと考えているEC事業者側の視点で見ると、母の日のプレゼントというマーケットにはまだまだ未開拓の商機が眠っているという捉え方もできるでしょう。
実店舗とインターネットの両面の強みを活かせる独自な売り方を企画されてはいかがでしょうか。

Q6.あなたが今年の母の日のプレゼントをインターネットで購入するときに、付いていたら嬉しいと思うサービスをお答えください。(お答えはいくつでも)【N=201】

母の日のプレゼントをインターネットで購入する予定の方に、付いていたら嬉しいと思うサービスについて質問したところ、第1位「送料無料」84.1%という結果となりました。
抑えられる費用はなるべく抑えたいという消費者の気持ちが表れているようです。
また、その他自由回答では「造花でもカーネーションを付けて欲しい」という母の日ならではのニーズも見受けられました。

Q7.あなたが今年の母の日のプレゼントをインターネットで購入するときに、重視する点をお答えください(お答えはいくつでも)【N=201】

今年の母の日のプレゼントをインターネットで購入するときに、重視する点について質問したところ、第1位「値段が安い」61.2%、第2位「購入する予定の品物の種類が豊富」50.2%、第3位「サイトトップページがしっかりした作りで安心感がある」45.8%という結果になりました。
インターネットで購入する方が感じるメリットとしては、値段の安さや種類の豊富さなどインターネットの強みが反映されていることがわかりました。

Q8.あなたが今年の母の日のプレゼントを購入する際の情報収集方法をお答えください。(お答えはいくつでも)【N=400】

母の日のプレゼントを購入する際の情報収集方法について質問をしたところ、
第1位「インターネット」63.0%、第2位「本人に欲しい物を直接聞く」22.5%、
第3位「情報収集はしない」21.3%と、「インターネット」が圧倒的な結果となりました。
母の日のプレゼントについては、情報収集はインターネットで、購入は実店舗という「ウェブルーミング」という購買行動になりやすい傾向があるようです。

Q9.あなたが今まで母の日のプレゼントを購入した際の最高額をお答えください。(お答えは1つ)【N=400】

今まで母の日のプレゼントで購入した際の最高額についての質問では、第1位「3,000円以上5,000円未満」31.0%、第2位「5,000円以上10,000円未満」25.5%、第3位「10,000円以上30,000円未満」19.3%という結果になりました。
【Q2】の今年の母の日のプレゼントで使う予定の金額が「3,000円以上5,000円未満」が最多である結果から、母の日のプレゼントに使う金額は予定と実際で大きな変動がないことが一般的であるようです。
一方で、【Q2】の母の日のプレゼントで使う予定の金額が「10,000円以上30,000円未満」5.0%に対し、実際に購入した際の最高額が「10,000円以上30,000円未満」19.3%と約4倍であることから、予定よりも高額なプレゼントを購入する方もいらっしゃるのではないでしょうか。

Q10.あなたが最も理想の母親だと思う芸能人をお答えください。(お答えは1つ)【N=400】

理想の母親だと思う芸能人について質問したところ、第1位「北斗晶」23.0%、第2位「黒木瞳」20.8%、第3位「篠原涼子」13.0%という結果になりました。
テレビ出演時に見せる明るく剛気な様子から、北斗晶を理想の母親像として考える方が多いようです。
ランク外になったその他の項目では、「山口百恵」の人気が高く、「吉永小百合」「樹木希林」などがあげられました。
多くの養子を迎えている活動のイメージか「アンジェリーナ・ジョリー」とハリウッド女優の名前をあげている方もいらっしゃいました。

以上の結果から、母の日のプレゼントについて消費者の購買行動には、

・1~2週間前からプレゼントの準備を始める
・プレゼントの予算は5,000円未満が半数以上
・プレゼント選びで重視するポイントは「形として残るもの」であるが、実際は花や食品を贈ることが多い
・情報収集はインターネット63.0%で、実際の購入は49.8%と実店舗が約半数
・インターネットで購入する際、値段の安さや送料無料などがポイントとしてあげられる

などの傾向があることが分かります。
母の日は感謝の気持ちを伝えるイベントであるため、メッセージカードや丁寧なラッピングなど気持ちを表す付加価値も重要視されているようです。
企業側としては、取扱商材で他店との差別化が難しい場合は、オリジナルのサービスを企画することで大きく差を付けることも可能かもしれません。
「母の日商戦」に参入しようと思っている企業は、自社にしかできない企画を練られてはいかがでしょうか。
自分が消費者側の立場になって考えると、思わぬ画期的なアイディアが浮かんでくるかもしれません。


【調査概要】
・調査の方法:インターネット調査
・調査の対象:今まで母の日にプレゼントを贈ったことがあり、今年も贈る予定のある全国の男女20歳~59歳(各年代100名ずつ)を対象に実施
・有効回答数:400人
・調査実施日:2015年3月25日(水)~2015年3月27日(金)

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