第二新卒の就職・転職活動に関する調査(20代対象) 

2015年04月17日
学情は、20代を対象にした就職情報サイト「Re就活」会員を対象に、第二新卒の就職・転職活動に関するWebアンケートを実施した。

【調査結果】

過半数が 「できるだけ早い就業」 を希望。
「就業希望時期」を聞いたところ、社会経験を持つ「職歴あり」の会員では半数以上、「職歴なし」の会員では約7割が「できるだけ早い就業」を希望している。3ヶ月前の昨年12月に実施したアンケートと比較して、職歴のない会員で20pt、職歴を持つ会員で15.4pt上昇し両者で過半数を超えた。春のライフイベントを控え、キャリアチェンジに積極的な姿勢が伺えた。

「やりたい仕事に挑戦したい」 「残業が多い/休日が少ない」 が転職理由の上位に。
「転職する理由」については、仕事内容と残業量・休日数への不満が転職理由の上位を占める結果に。
一方「専門的なスキルを身につけたい」は前回12月の結果より3.4pt増加、「給与が不満」は9.6pt減少。
就職売り手市場の中、手に職がつけられる仕事へのリベンジ転職を目指す若手求職者の姿が伺える。

最も重視するのは 「仕事内容」 と 「勤務地」。
「入社先を決める際に重視するポイント」では「やりがいのある仕事ができるか」「長く働けるか」「勤務地」 を4割以上が重視。「求人情報で重視するポイント」では「仕事内容」と「勤務地」を最重要視する回答結果に。「職歴あり」の求職者は「残業の有無/休日数」や「給与」といった現実的な労働条件をより重視。
また職歴の有無を問わず、4割以上の求職者が「長く働ける企業」に入社したいと考えており、求職者の安定志向が改めて確認できた。

社会人経験のない会員の4割以上が 「正社員登用前提の契約社員」 としての勤務を前向きに検討。
「正社員登用が前提ならば契約社員でも問題ない」と回答した「職歴なし」の求職者が前回12月アンケートより10.9pt増加。
多くの回答者が卒業して既卒になった直後の方が多いため、「正社員にこだわらずとにかく就職したい」という考えが強いと言える。
また、職業観ではプライベート重視派は30.4%から21.1%と10pt以上減少し、仕事に向き合う姿勢に変化が感じられる。

売り手市場と言われる状況ではあるが、求職中の若手人材に関しては、春になり新しい環境を真剣に求める傾向が伺える結果となった。


【調査概要】
調査内容:就職・転職活動に関するアンケート
調査期間:2015年3月11日~3月31日
調査対象:20代を対象にした就職情報サイト「Re就活」登録会員
有効回答数:400件
調査方法:Webアンケート調査

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[学情]
 マイページ TOP