楽天リサーチは、「世界の旅行先に関する調査」を実施。
今回の調査は、2015年4月10日(金)から13日(月)の4日間、楽天リサーチに登録しているモニター(約230万人)の中から関東(1都6県:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県)に居住する18歳~44歳の男女で、2014年1月以降に宿泊を伴う日本国内旅行および宿泊を伴う海外旅行に行かれた旅行者1,467人を対象に実施(各都道府県の人口構成比に合わせて登録モニターを無作為に抽出)。

※旅行先の定義:本調査ではアミューズメントパーク、博物館・美術館、動物園・水族館、教会・神社仏閣、景勝地と定義している。
※旅行先の選択肢の抽出方法:各種統計資料から主要旅行先60箇所を選定し選択肢開発の事前調査を実施。事前調査結果(主要60箇所および自由回答)を踏まえて訪問者が多かったものを抽出・選定し、本調査では主要旅行先国内旅行先を13項目、海外旅行先を12項目、その他の国内旅行先、その他の海外旅行先を自由回答形式で測定している。

【調査結果概要】

■2014年1月以降の国内外宿泊旅行先として最も多かった旅行先は「[日本]ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)(大阪)」であった。「[日本]東京ディズニーランド(TDL)(千葉)」や「[日本]沖縄美ら海水族館(沖縄)」が続くなど、旅行先の上位10項目(全27項目)のうち9項目が国内旅行先であり上位2つがテーマパークという結果である(海外旅行先は「ルーヴル美術館(フランス)」が上位10項目内に位置している)。

■「一緒に過ごした全員が満足できた」、「宿泊して訪問する価値があった」という旅行先評価(実際にその旅行先に訪れた方による5段階評価の回答数)で「[日本]ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)(大阪)」を挙げた人数が最多。その他の「ここでしかできない体験ができた」という旅行先評価においても「[日本]ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)(大阪)」が最多である。

■一方で「もう一度行きたいと思った」というリピート評価は「[日本]東京ディズニーランド(TDL)(千葉)」と「[日本]ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)(大阪)」が高く評価されている。「[日本]東京ディズニーランド(TDL)(千葉)」は旅の同伴者において「家族(子ども同伴)」が5割強と多く、「友人・仲間」が1割水準に留まる結果であった。他方で「[日本]ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)(大阪)」も「家族(子ども同伴)」が主であるものの、「友人・仲間」が3割弱と相対的に高いという結果である。なお「沖縄美ら海水族館(沖縄)」は「夫婦またはカップル」が、「ルーヴル美術館(フランス)」は「ご自身のみ(ひとり旅行)」という割合が相対的に多い。

【調査結果】

■宿泊旅行先の上位10項目
2014年以降(~2015年4月中旬まで)の宿泊を伴う旅行先(関東1都6県居住者18歳~44歳の男女が回答/日帰り旅行者を除く)に関して【上位10の旅行先】(全27旅行先中の“その他国内旅行”,“その海外旅行”を除く)のうち「[日本]ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)(大阪)」が最も多く、「[日本]東京ディズニーランド(TDL)(千葉)」、「[日本]沖縄美ら海水族館(沖縄)」が続く。【上位10の旅行先】のうち9項目が「日本国内旅行」であり、上位2つがテーマパークという結果であった。

■「一緒に過ごした全員が満足できた」という旅行者評価
宿泊旅行先に関する「一緒に過ごした全員が満足できた」という評価(実際にその旅行先に訪れた方による5段階評価の1.そう思う、2.まあそう思うの回答数の合計値)は「[日本]ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)(大阪)」が最も多く、「[日本]東京ディズニーランド(TDL)(千葉)」が続く(上位5つは前出の宿泊旅行先と同傾向)。

旅行者に関しては、「[日本]ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)(大阪)」は「家族(子ども同伴)」が3割以上(35.0%)で主であり、「友人・仲間」も3割弱(29.0%)と多い。それに対して「[日本]東京ディズニーランド(TDL)(千葉)」は「家族(子ども同伴)」が5割強(52.2%)と多く、「友人・仲間」が1割水準(15.1%)と相対的に低いという特徴がある。「[日本]沖縄美ら海水族館(沖縄)」も「家族(子ども同伴)」(32.3%)と「友人・仲間」(26.1%)が多いが「夫婦またはカップル」が2割半(25.5%)と多い。一方で、上位10項目のうち海外旅行先として挙がった「[海外]ルーヴル美術館(フランス)」は「ご自身のみ(ひとり旅行)」という回答の割合が1割強(11.8%)と相対的に多いなど、宿泊旅行先ごとに旅行者の構成が異なることが確認できる(当然ではあるが旅行者の構成が異なれば宿泊旅行先に対する期待も異なると考えられる)。

■「宿泊して訪問する価値があった」という旅行者評価
「宿泊して訪問する価値があった」(5段階評価:1.そう思う、2.まあそう思うの合計値)においても「[日本]ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)(大阪)」が最多となっている。なお、宿泊数は「1泊」、「2泊」が多いという結果であった。

一方で、「[日本]東京ディズニーランド(TDL)(千葉)」の宿泊数は「1泊」が約8割(79.7%)、「[日本]東京ディズニーシー(TDS)(千葉)」も「1泊」が7割水準(78.0%)で主である。「[日本]東京ディズニーランド(TDL)(千葉)」と「[日本]東京ディズニーシー(TDS)(千葉)」のテーマパークエリアの面積はそれぞれ51万㎡、49万㎡であり、関東居住者であっても宿泊を伴う旅行先として利用されていると見られる(テーマパークエリアの2拠点の合計は100万㎡あり1日で周り切れないため、宿泊を要する場合もある)。他方で、「宿泊して訪問する価値があった」(上位10項目)では「[海外]ルーヴル美術館(フランス)」に加えて「[海外]サンピエトロ大聖堂(イタリア)」が位置している。なお、宿泊数はそれぞれ「5泊以上」が主である。

■「ここでしかできない体験ができた」という旅行者評価
「ここでしかできない体験ができた」(5段階評価:1.そう思う、2.まあそう思うの合計値)においても「[日本]ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)(大阪)」が最多であり、「[日本]東京ディズニーランド(TDL)(千葉)」、「[日本]沖縄美ら海水族館(沖縄)」が続く。
なお、本調査では「旅行先を選ぶ際に重視することや期待すること」を質問(複数回答)しているが「1.食事・食べ物」と「2.観光地や名所」が7割水準(73.8%,70.5%)で最も高く、「3.リフレッシュできること」が5割(50.4%)、「4.リラックスできること(のんびりできること)」が4割(40.3%)の順で続く。「4.リラックスできること」よりも「3.リフレッシュできること」が重視されていることがわかる(10.1pt差)。

■「ここまで来てよかった、と思えた」という旅行者評価
「ここまで来てよかった、と思えた」(5段階評価:1.そう思う、2.まあそう思うの合計値)においても「[日本]ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)(大阪)」が最多であり、「[日本]東京ディズニーランド(TDL)(千葉)」、「[日本]沖縄美ら海水族館(沖縄)」が続く。

■「もう一度行きたいと思った」という旅行者評価
「もう一度行きたいと思った」(5段階評価:1.そう思う、2.まあそう思うの合計値)という旅行者評価では「[日本]東京ディズニーランド(TDL)(千葉)」が「[日本]ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)(大阪)」と同数で最多となっている。そして「[日本]沖縄美ら海水族館(沖縄)」が続く。

■「他人に勧められる旅先だと思えた」という旅行者評価
「他人に勧められる旅先だと思えた」(5段階評価:1.そう思う、2.まあそう思うの合計値)という旅行者評価では「[日本]ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)(大阪)」が最多で、「[日本]東京ディズニーランド(TDL)(千葉)」が続く。


【調査概要】
・調査エリア :関東1都6県:東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県/茨城県/栃木県/群馬県
・調査対象者 :関東居住者18歳~44歳の男女で、2014年1月以降に宿泊を伴う日本国内旅行および宿泊を伴う海外旅行に行かれた旅行者
・回収サンプル数 :1,467サンプル
・調査期間 :2015年4月10日から4月13日
・調査実施機関 :楽天リサ-チ株式会社

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