外食市場調査(2015年3月度) 

2015年04月28日
リクルートライフスタイルに設置された「食」に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメリサーチセンター」では、東名阪の男女約9,000人を対象とする2015年3月度の「外食市場調査」を実施。

【今月のポイント】
外食市場規模は東名阪3圏域合計で前年同月比(以下、前年比)-73億円の3,461億円。首都圏での前年比-78億円が全体に影響した。外食単価は3圏域合計で2,531円と、年度内で2014年12月(2,837円)、2015年1月(2,582円)に次ぐ3番目の高単価であった。過去1年間では2014年11月以外のすべての月で前年同月を上回っており、消費税増税からちょうど1年を経過したが、単価の上昇が顕著である。単価上昇により、2014年4月~2015年3月の3圏域計の外食市場(夕食)は39,918億円と推計され(四捨五入等の関係でP3の毎月の単純合計とは合致しない)、増税前の前年度(2013年4月~2014年3月)の39,574億円を0.9%上回った。

【3圏域計(首都圏・関西圏・東海圏)】
● 2015年3月の外食(※1)実施率は 76.2% (前月比増減 +3.2pt、前年比増減 -1.0pt)
● 2015年3月の外食頻度(※2)は 4.27回/月 (前月比増減 +0.33回、前年比増減 -0.12回)
● 2015年3月の外食単価は 2,531円 (前月比増減 +40円、前年比増減 +85円)
● 2015年3月の外食市場規模(※3)は 3,461億円 (前月比増減 +454億円、前年比増減 -73億円)


※1 外食:夕方以降の食事について、お店で食事した場合を対象。消費地の範囲として、各圏域の居住者が各圏域の対象都府県内でおこなった外食を対象としており、圏域外でおこなった外食は含んでいない。また、夕方以降、1日2回までの外食を含む
※2 外食頻度:外食実施者の1カ月あたりの平均外食回数
※3 外食市場規模:各圏域の当該年齢人口(14年3月までH22国勢調査、4月からH24人口推計)×外食実施率×外食頻度×外食単価で算出
 (参考)基準人口(前年比)は、3圏域・計:-1.6%、首都圏:-1.3%、関西圏:-2.0%、東海圏:-1.7%

【圏域別】
● 外食実施率は、首都圏:75.7%(前年比増減 -0.7pt)、関西圏:76.5%(同 -2.0pt)、東海圏:78.0%(同 +0.4pt)
● 外食頻度は、首都圏:4.52回/月(前年比増減 -0.19回)、関西圏:4.09回/月(同 +0.00回)、東海圏:3.70回/月(同 -0.09回)
● 外食単価は、首都圏:2,580円(前年比増減 +68円)、関西圏:2,581円(同 +133円)、東海圏:2,212円(同 +70円)
● 外食市場規模は、首都圏:2,099億円(前年比増減 -78億円)、関西圏:953億円(同 +6億円)、東海圏:409億円(同 -2億円)

【性年代別】(3圏域計)
● 性年代別の外食実施率は、30代/男性(実施率78.8%、前年比増減 +1.8pt)で前年比プラス幅が最も大きかった。一方、前年比でマイナス幅が大きいのは、30代/女性(実施率73.4%、前年比増減 -3.7pt)。
● 性年代別の外食単価は、60代/男性(外食単価 3,228円、前年比増減 +422円)で前年比プラス幅が最も大きかった。一方、前年比でマイナス幅が大きいのは、40代/男性(外食単価 2,391円、前年比増減 -159円)。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ホットペッパーグルメリサーチセンター]
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