仕事中の間食実態調査(30代~50代の首都圏のビジネスパーソン対象) 

2015年05月11日
大塚製薬は、30代~50代の首都圏のビジネスパーソン1,200人を対象に「間食調査」を行いました。
常にストレスに晒されているビジネスパーソンにとって仕事中の間食はもはや日常的ですが、本調査では、間食はよくないと思っていることや、健康にいい間食スタイルを知らない(知りたい)と思っていることなどが明らかになりました。また、健康キーワードとして注目されてきたGI(グリセミック・インデックス)※についての認知は低く、その機能についても知らない人が多いことがわかりました。

※GIとはGlycemic Index(グリセミック・インデックス)の略。食品に含まれる糖質の吸収度合いを示す値でGI値が低いほど、糖質の吸収がおだやかで太りにくいと言われています。GI値が55以下の食品は「低GI食品」と呼ばれております。

【調査結果概要】

Ⅰ.仕事中の間食はもはや常識 ストレスを感じると間食したくなる

・ビジネスパーソン12,045人中、55.4%は「週1回以上」間食し、17.7%は「毎日」間食(事前調査結果)。
・健康悩みは疲労と肥満。「疲れやすい」(49.6%)、「体重が戻らない」(42.0%)、「年々太る」(30.0%)。
・ビジネスパーソンの88.3%が職場のストレスを抱え、78.6%がストレスを感じると「間食したくなる」。

Ⅱ.約半数が「かえって眠気を感じる」などの間食のデメリットを感じた経験あり

・仕事中の間食は「チョコレート」(75.1%)、「クッキー」(58.2%)、「せんべい」(50.3%)と手軽なもの。
・間食は「おいしさ」(87.1%)、「価格」(72.4%)、「形状」(60.9%)で選択。
・健康のため間食の「カロリー」(58.4%)は気にするが、「血糖値上昇」(29.3%)は気にしていない。
・間食を食べる理由は「空腹対策」(64.8%)と「気分転換」(48.4%)、「ストレス発散」(26.2%)。
・間食によるデメリットは、「集中力維持」(24.3%)。約半数(51.2%)が経験しており、「間食がやめられなくなった」(19.7%)、「眠気を感じる」(16.4%)、「かえって空腹を感じる」(10.3%)など。

Ⅲ.間食に求められる「太らない」、「血糖値を上げない」カギは、GIの理解から

・仕事中の間食は「とらない方が良い」(58.8%)と思う人の方が多い。
・とらない方がよいと思っているのにやめられない間食習慣。自己採点は47.6点と落第点。
・「太らない間食」(52.8%)「からだによい間食」(45.1%)など健康的な間食スタイルに興味あり。
・糖尿病でなければ気にしなくていい、健康診断で注意されなければ気にしなくていい、など血糖値に対する認識は低い。
・GIという名前すら知らない人が78.1%。低GI食品の機能を知っているのは18.1%に留まる。

【調査結果詳細】

■ビジネスパーソンにとって、仕事中の間食はもはや当たり前 
2人に1人は週1回以上間食し、毎日間食する人は17.7%


事前調査としてビジネスパーソン12,045人を対象に仕事時間中の間食について聞くと、2人に1人は「週1回以上」(55.4%)間食しており、17.7%は「毎日」間食すると答えています。「間食しない」(29.5%)は3割以下で、ビジネスパーソンにとって、仕事中の間食はよくあるシーンのようです。

週1回以上間食をすると答えたビジネスパーソン1,200人を対象に、間食に関する本調査を行いました。

■疲労と肥満 疲れやすく太りやすいビジネスパーソン 
88.3%が職場でストレスを感じ、78.6%がストレスにより間食したくなる


まず、健康状態で自分にあてはまることを聞くと「疲れやすい・疲れがなかなかとれない」(49.6%)、「体重が増えるとなかなか戻らない」(42.0%)、「年々太ってきている」(30.0%)が上位となり、疲労と肥満が ビジネスパーソンの健康悩みとなっていることがわかります。
ストレスについては、88.3%が職場で「ストレスを感じ」ており、78.6%がストレスで「間食したく なる」と答えています。

■仕事中の間食アイテムは「チョコレート」がいちばん人気
おいしさや価格、食べやすさやカロリーが主な選択基準


仕事中の間食アイテムは、「チョコレート・チョコレート菓子」(75.1%)が最も多く、「クッキー・ビスケット」(58.2%)、「せんべい」(50.3%)など手軽に食べられるものが人気のようです。
間食アイテムを選ぶときに気にしているのは、「おいしさ(味)」(87.1%)、「価格」(72.4%)、「形状(食べやすさ)」(60.9%)の順で、「カロリー」(58.4%)は気にしても「血糖値上昇」(29.3%)までは 気にしていないようです。

■間食メリットは、おなかが満たされ気分転換できる
一方、やめられない、眠気を感じる、ダラダラ食べなどのデメリットも


仕事中に間食を食べる理由は、「空腹を紛らわせるため」(64.8%)が最も多く、次いで「気分をかえたくて・リフレッシュするために」(48.4%)、「ストレス発散のため」(26.2%)、「仕事の集中力を維持・向上するため」(24.3%)、「眠気をさますため」(17.8%)となっています。
また、間食を食べて「おなかが満たされた」(56.9%)、「気分転換ができた」(56.2%)、「気持ちがすっきりした、眠気が覚めた」(22.1%)などのメリットを感じる一方、間食を食べることで「間食がやめられなくなった」(19.7%)、「眠気を感じる・眠くなる」(16.4%)、「結局一度の間食ではすまなくなり、だらだらと他のものを食べてしまう」(15.8%)、「かえって空腹を感じる」(10.3%)などのデメリットも感じているようです。

■自分の間食スタイルは落第点?「とらないほうがいい」と思いつつやめられない
健康にいい間食スタイルがあれば、ぜひ知りたい


間食することでデメリットも感じているビジネスパーソン。間食を食べることについての意見を聞くと、「間食はとる方がよい」(41.3%)という人より「とらない方がよい」(58.8%)と考える人の方がやや優勢です。本調査は週1回以上間食する人を対象としているので、約6割が自分の間食はよくない習慣と思いつつやめられない、と感じていることが推測されます。健康管理の視点から自分の間食を自己採点してもらうと、平均で47.6点と低い評価になりました。
また、間食について知りたいことは「太らない間食のとり方」(52.8%)、「からだによい間食のとり方(時間・タイミング)」(45.1%)、「間食に適している食べ物」(42.3%)の順となり、健康にいい間食への関心が高いことがわかります。

■血糖値、知ってるようで低い認識。
GI(グリセミック・インデックス)認知も低い。


血糖値は食事により変動しますが、インスリンが上手く働かず高血糖値状態が続くと、血管へのダメージとなりさまざまな病気を併発します。これが糖尿病で、予備群も含めると日本人の5人に1人が疑われる国民病です*。
血糖値に関する内容を聞くと、「糖尿病でなければ血糖値を気にする必要はない」(29.0%)、「健康診断で 注意されなければ血糖値を気にする必要はない」(29.3%)など認識が低くなっています。
GI(グリセミック・インデックス)は食品に含まれる糖質の吸収度合いを示すもので、低GI食品は食べても糖の吸収が緩やかで、太りにくく間食に適しています。しかし、GIの認知は「知らない」が78.1%と低く[図12]、また、低GI食品の機能認知は18.1%に留まっていました。
*平成25年 国民健康・栄養調査(厚生労働省)


【調査概要】
・調査時期:2015年2月13日(金)~2月15日(土)  
・調査方法:インターネット調査  
・調査対象:首都圏の30代~50代のビジネスパーソンで、週1回以上間食をする男女600人ずつ 計1,200人
(事前調査として、首都圏の30代~50代のビジネスパーソン 計12,045人へ間食実態調査も実施)


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