“住宅リフォーム事情とリフォーム資金”に関する意識調査(リフォームを実施・検討している男女対象) 

2015年06月17日
LIXILは、全国に住む20~69歳の住宅のリフォームを実施・検討している男女517名を対象に、リフォーム事情とリフォーム資金に関する調査を実施。

【主な調査結果】

■リフォーム検討者がリフォームのために準備している自己資金は平均176.3万円。
 想定している金額も50万円~200万円が約半数を占めるボリュームゾーンに。

リフォーム検討者に準備している自己資金について尋ねたところ、平均176.3万円という結果になりました。また、検討者が考える費用の相場は、100万円以上200万円未満が25.4%と最多で、つづいて50万円以上100万円未満が23.8%となり、50万円~200万円が約半数を占めるボリュームゾーンとなりました。
一方で、リフォーム経験者が実際に準備した自己資金は、平均249.1万円。検討者が準備している金額を上回る結果となり、リフォームした場所の上位には、浴室(52.4%)、トイレ(51.2%)、キッチン(47.0%)が挙げられました。

■リフォーム検討者の約3割が、リフォーム資金が自己資金を超えた場合、不足した分を「リフォームローン」で調達すると回答。「親族から借りる」などの選択肢を上回る結果に。
 リフォーム経験者の約8割はリフォーム費用を自己資金内で収めているという傾向に。

リフォーム検討者にリフォーム資金が自己資金を超えた場合の工面方法について尋ねたところ、「リフォームローン」の利用を検討する人が30.8%となり、「親族から借りる」(17.8%)、「退職金を前借りする」(2.2%)などを上回る結果になりました。ローン利用先も銀行や住設メーカーなど選択肢が広まり、以前と比べ資金の調達方法が多様化していることが分かります。一方で、リフォーム経験者にリフォーム費用が自己資金を超えた場合の工面方法を聞いたところ、全体の79.8%がリフォームをする際は自己資金内で収めているという結果になりました。自己資金を準備してからリフォームを実施する傾向にあり、実際には堅実にお金のやりくりをしている様子が窺えます。

■リフォーム経験者・検討者ともに「資金面」に関することに最も悩んでいる結果に。
 経験者は「見積が適正かどうか分からない」、検討者は「リフォーム資金を確保すること」がそれぞれトップに。

リフォームを行う際に最も悩んだことを尋ねたところ、経験者は「リフォームの見積が適正かどうか分からない(22.3%)」「リフォーム費用の相場が分からない(16.6%)」が上位を占め、リフォーム価格の妥当性や相場観が分からず悩む方が多く見受けられました。一方、リフォーム検討者の29.7%が、リフォーム資金の確保に悩む結果となり、経験者、検討者ともにリフォームの「お金」にまつわることで最も悩んでいることが明らかになりました。

■リフォーム経験者の2割が両親の家をリフォーム。
 さらに検討者の35%が両親の家をリフォームすることを検討。

自宅以外のリフォームについて聞いたところ、リフォーム経験者では18.7%、リフォーム検討者では35.1%が、両親の家のリフォームを検討していることが明らかになりました。その他、少数ながら兄弟もしくは姉妹の家、子供の家をリフォームするといった回答も見受けられ、自身の住まいだけではなく親族により快適な暮らしを贈るためにリフォームが行われているという結果が見られました。


【調査概要】
調査方法:インターネット調査
対象エリア:全国
調査対象:20代から60代の男女
サンプル数:517名
調査実施期間:2015年3月21日(土)
調査実施機関:株式会社マクロミル

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