シェアリングエコノミーに関する調査(20~40代男女対象) 

2015年06月26日
ジャストシステムは、セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用し、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県に住む20~40代の男女551名に対し、『シェアリングエコノミーに関する調査』を実施。

【調査結果の概要】

■シェアリングエコノミー拡大のために期待することは、「信頼性・安全性を高める認証制度」
これまでに家や自動車などを貸し出したことがある人に、今後のサービス拡大に向けて期待することを聞いたところ、「信頼性・安全性を高める認証制度」(51.7%)が最も多く、続いて「サービスの認知度アップ」(44.8%)、「企業や自治体からのサポート」(41.4%)でした。
一方、シェアリングサービスを「今後、利用したいと思わない」人の理由も、「信用できる相手かわからないから」(60.6%)、「個人的な取り引きは面倒だから」(53.7%)が上位に挙げており、シェアリングサービス拡大のためには、認証制度の整備など提供者、利用者の双方の信頼性を保証する仕組みが必要と思われていることがわかりました。
※複数回答あり。

■女性の2割超が、使っていないときは、自宅や自動車などをシェアしたい
「Airbnb」「CaFoRe」といった、個人の自宅や自動車などをシェアするサービスを、「今後、提供する側として利用したい」と回答した人は17.1%でした。男女別で見てみると、男性が14.3%に対し、女性は21.6%で、女性のほうが提供する意欲が高いことがわかりました。また、「今後、借りる側として利用したい」と回答した男性は12.2%、女性は16.7%で、こちらも女性が男性を上回りました。
※いずれもの数字も「ぜひ利用したい」「機会があれば利用してみたい」の合計。

■個人の時間やスキルなどを提供したい男性は9.4%、女性は15.5%
フリートークや起業相談、イラスト制作など個人の知識やスキル、時間の売り買いが行える「TimeTicket」「coconara」といったシェアリングサービスについて、「今後、提供する側で利用したい」と回答した割合は、男性が9.4%、女性が15.5%でした。性別・年代別で見てみると、20代女性が22.5%、30代女性が19.7%と、他の性別や年代に比べて格段に高く、今後、シェアリングエコノミーを拡大する牽引役となっていくと思われます。
※いずれもの数字も「ぜひ利用したい」「機会があれば利用してみたい」の合計。

■「洋服」「ブランドバッグ」の月額制シェアリングを利用している20代女性は、まだ1割
月額制でファッションアイテムをレンタルできるシェリングサービスは、性別・年代別で見た場合に20代女性の利用率が最も高かったものの、「洋服の月額制シェアリング(例:airClosetなど)」は10.4%、「ブランドバッグの月額制シェアリング(例:Laxusなど)」も10.4%にとどまりました。
しかし、ファッションアイテムのシェリングサービスを利用したことがない人でも、利用意向については、20代女性の39.4%、30代女性の36.7%、40代女性の25.0%が「利用したい」と回答し、今後は若い女性層を中心に利用拡大が期待できそうです。
※いずれもの数字も「ぜひ利用したい」「機会があれば利用してみたい」の合計。


【調査概要】
実施期間:2015年6月19日(金)~20日(土)
調査対象:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県に住む20代~40代の男女
有効回答数:551
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[Fastask]
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