筆記と学力に関するアンケート調査(高校生・中学生対象) 

2015年07月01日
コクヨS&Tは、筆記行動が学力に与える影響を探るべく、現役の高校生200名と中学生200名の計400名を対象に、2015年5月29日から30日に「筆記と学力に関するアンケート調査」を行いました(※中学生は親と一緒に回答してもらう形式をとりました)。

調査結果によると、勉強が得意な生徒は筆記スピードが速く、勉強が苦手な生徒は筆記スピードが遅い傾向にあることがわかりました。
また、勉強が得意な中高生のうち、52.0%が「聞き書き(耳で聞いたことを書き留めること)」を習慣的に行っており、さらにこの1年で聞き書きを行うようになった生徒のうち78.9%もの生徒が1年前と比べて成績の伸びを実感しているということも明らかになりました。

【調査結果】

■勉強が得意な生徒の6割は筆記スピードが速く、逆に勉強が苦手な生徒の6割弱は遅い傾向に

中高生400名に勉強が得意か尋ねると、「得意」と感じている人は50.5%、「苦手」と感じている人は49.5%となり、ほぼ半数に分かれました。
「筆記スピード」に関して尋ねたところ、勉強が得意な生徒の59.4%が「速いと思う」と回答したのに対し、勉強が苦手な生徒の54.5%は「遅いと思う」と回答しました。この結果から、勉強が得意な生徒は筆記スピードが速く、勉強が苦手な生徒は筆記スピードが遅い傾向にあるという「学力と筆記スピードの相関性」がうかがえます。

■勉強が得意な生徒の5割強が「聞き書き」を実践!
 さらに、この1年で「聞き書き」を行うようになった生徒の8割が学力向上を実感!


授業中のノートの取り方について聞くと、勉強が得意な生徒の52.0%が「板書の内容を書きながら、先生の話も気になったらメモする」ことを習慣的に行っているということが判明しました。これは、勉強が苦手な生徒における同項目の出現割合37.9%に対し1.4倍多いこととなります。
さらに、この1年で「聞き書き」を行うようになった生徒は400名中123名いました。なんと、そのうちの78.9%もの生徒が1年前と比べ成績の“伸び”を実感しているという結果も明らかになりました。
これらの調査結果より、耳で聞いたことを書き留める「聞き書き」習慣が学力アップに貢献しているという可能性がうかがえます。

■中高生がシャープペンシルに最も求めている機能性は「書き心地」 8割が回答

また一方で、「筆記スピードが落ちてしまう要因」に関して中高生394名に尋ねたところ、1位に「手の疲れ」(65.0%)、2位に「芯が折れたとき」(47.5%)がランクインしました。
これらの調査結果から、「書き心地がよくて、手が疲れにくく、芯が折れにくい」シャープペンシルを準備することが、学習向きであると言うことができそうです。


【調査概要】
調査名:筆記と学力に関するアンケート調査
調査対象者:全国 高校生200名と中学生200名の計400名(※中学生は親と一緒に回答してもらう形式)
調査期間:2015年5月29日~5月30日
調査方法:インターネット調査

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