シニアの夏の過ごし方に関する調査(50代以上男女対象) 

2015年07月10日
シニア向け宿泊予約サービスを提供するゆこゆこは、運営の宿泊予約サイト「ゆこゆこネット」の50代以上のメールマガジン会員1,896人を対象に、「夏の過ごし方」に関する調査を実施。

【調査結果ダイジェスト】

■シニアは夏もアクティブ!全体の42.9%が夏はほかの季節に比べて外出が「増える」
男性46.3%、女性30.9%と、男性の方が夏の外出に積極的。

■夏バテ、全体の31.1%が「経験したことがある」
男性29.1%、女性38.0%と男女差。50代41.6%、60代26.5%、70代以上23.8%と、高年齢者ほど夏バテ経験は減る。

■夏バテ対策として気をつけていることTOP3は、「水分補給」「睡眠」「1日3食」
70代以上では、「水分をよくとる」「1日3食しっかりとる」「睡眠を十分にとる」「規則正しい生活を送る」「運動する」「お風呂にしっかりつかる」などで他の年代よりも高く、これらの心がけが夏バテ回避につながっていると考えられる。

■今年の「土用の丑の日」、全体の54.1%が「うなぎを食べる予定」
50代47.6%、60代56.9%、70代以上58.4%と、高年齢者ほどうなぎを食べる予定の人が多い。

【調査結果】

1.夏の好き嫌いについて

【夏が好きかどうか】について聞いたところ、全体の68.4%が「好き」(「とても好き」「どちらかといえば好き」の合計)と回答しました。男女別にみると、「好き」と回答したのは男性72.0%、女性55.6%でした。年代別では、「好き」と回答したのがもっとも多かったのは70代以上の71.2%でした。
好きな理由としては「一日が長い」「薄着で過ごせる」「開放感がある」「海も山も楽しめる」など、嫌いな理由としては「暑さに弱い」「汗かきだから」などがそれぞれあがりました。

2.夏の外出について

①外出機会
【夏の外出機会】について聞いたところ、全体の42.9%がほかの季節に比べて「増える」と回答しました。男女別にみると、「増える」と回答したのは男性46.3%、女性30.9%と、やや差が開きました。

②外出先
【夏の外出先】について聞いたところ、全体では、平日は「温泉(34.5%)」「山、高原(29.8%)」「カフェ、喫茶店(17.1%)」が多く、休日は「山、高原(31.0%)」「温泉(29.9%)」「海(19.0%)」が多い結果となりました。年代別にみると、70代以上は、平日は「温泉(45.4%)」「山、高原(42.9%)」「公園(24.4%)」「図書館(21.3%)」と積極的に行動し、休日には「家にいることが多い(36.0%)」ようです。

③外出のとき気をつけていること
【夏の外出のとき気をつけていること】について聞いたところ、全体で多かったのは「こまめに水分補給する(80.0%)」「涼しい服装をする(65.0%)」「タオルやハンカチを持参する(60.7%)」でした。男女別にみると、女性は「帽子や日傘を用意する(79.8%)」「日やけ止めを塗る(62.9%)」「扇子やうちわを持参する(43.5%)」「冷房対策のためにはおりものを用意する(38.2%)」などが高く、夏の外出に際して、「日差し」「紫外線」「(冷房による)冷え」などに注意している様子がうかがえます。

3.夏バテについて

①夏バテ経験
【夏バテの経験】について聞いたところ、全体の31.1%が「(夏バテに)なったことがある」と回答しました。男女別では、男性29.1%に対し女性38.0%と、女性の方が夏バテ経験者が多いことがわかりました。年代別では、50代41.6%、60代26.5%、70代以上23.8%と、高年齢者ほど夏バテ経験者が少ないことがわかりました。

②夏バテ対策
これまでにしたことのある【夏バテ対策】について聞いたところ、全体では「水分をよくとる(81.1%)」「睡眠を十分にとる(61.0%)」「1日3食しっかりとる(55.7%)」が多い結果となりました。70代以上では、「水分をよくとる(85.0%)」「1日3食しっかりとる(68.1%)」「睡眠を十分にとる(66.5%)」「規則正しい生活を送る(49.9%)」「運動する(39.6%)」「お風呂にしっかりつかる(32.1%)」において他の年代よりも高く、これらの心がけが夏バテ回避につながっているものと考えられます。
【「夏バテ予防・解消料理」と聞いてイメージするもの】について聞いたところ、「うなぎ(79.1%)」「焼肉(55.2%)」「にんにく(50.9%)」が上位にあがりました。

4.土用の丑の日について

【今年の「土用の丑の日」にうなぎを食べるかどうか】について聞いたところ、全体の54.1%が「食べる予定」と回答しました。
年代別にみると、50代47.6%、60代56.9%、70代以上58.4%と、高年齢者ほどうなぎを食べる予定の人が多いことがわかりました。

「夏バテ経験」の有無別に、【今年の「土用の丑の日」にうなぎを食べるかどうか】について聞いたところ、全体では、夏バテ経験のない人は、ある人に比べて「うなぎを食べる予定」と答えた人が3.5%多い結果となりました。70代以上ではその差が7.1%とより大きく、うなぎを積極的に摂っている高年齢者は夏バテ知らずであることがうかがえます。

今年の「土用の丑の日」にうなぎを食べる予定と回答した人に、【どこで食べるか】について聞いたところ、全体の70.5%が「自宅」と回答しました。

5.夏を乗り切るための用意について

【夏を乗り切るために用意しておこうと思うもの】について聞いたところ、全体では「エアコン(55.0%)」「扇風機(52.4%)」「麦茶(44.0%)」「帽子(44.0%)」が上位にあがりました。男女別にみると、女性は「日やけ止め(55.3%)」「帽子(52.7%)」「麦茶(50.1%)」「冷却寝具(32.8%)」などが高い結果となりました。年代別にみると、70代以上では「扇風機(57.9%)」「そうめん、冷麦(43.8%)」「よしず、すだれ(42.7%)」などが他の年代よりも高く、昔ながらの涼アイテムで夏を乗り切ろうという様子がうかがえました。

<暑さに負けないためのヒントが満載!シニアの夏の過ごし方>

梅干し、ニンニク漬け、らっきょう、ぬか漬けを1日に1個ずつ食べる。(50代男性)
熱くなり始める梅雨の時期に、汗をいっぱいかいて毛穴を広げておく。(50代男性)
ぬるめのお湯につかる。(60代男性)
基礎体力を付けるため日々の運動、特に有酸素運動に取り組んでいる。(60代男性)
夏の野菜を沢山食べる(すいか、トマト、きゅうり等)。(60代男性)
常に軽い運動を行うように心がける。(70代以上男性)
これまで殆ど昼寝をした事がないので、今年からできるだけ昼寝の時間を設定しようと思う。(60代男性)
ビタミン剤や高麗人参等の健康補助薬品も準備したい。(70代以上男性)
冷たいものではなく温かいものを食べるように心がける。(50代女性)
夕方、家の周りに水を撒く。(50代女性)
梅干しやレモンを使った料理をする。(60代女性)
早寝早起き。朝は4時起き、22時には寝る。(60代女性)
窓は緑のカーテン(風船カズラ・ゴーヤ・へちま等をネットで這わせる)で日陰を作り、西日を遮り、見た目も涼しくする。(60代女性)
水分補給をこまめにジュースなどの糖分はさける。台所に西日が当たるので早めに夕食の準備をする。(60代女性)
ゴーヤを窓際に植え日よけし、実はジュースに。 食事はしっかり取る。寝るときは冷却枕を使う。(70代以上女性)


【調査概要】
調査期間:2015年6月5日~6月11日
調査対象:50代以上のゆこゆこネットメールマガジン会員
調査方法:メールマガジン会員向けインターネット調査
有効回答数:1,896件
-男性:1,475名(50代:393名、60代:744名、70代以上:338名)
-女性:421名(50代:244名、60代:154名、70代以上23名)

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