2015上半期タレント番組出演本数ランキング 

2015年07月14日
メディアの調査・分析を行うニホンモニターは、2015年1月~6月のテレビ番組出演者データを基にした『2015年上半期タレント番組出演本数ランキング』をまとめました。

【 調査結果 】

◇不動の上位陣、躍進の坂上忍さん、マツコ・デラックスさん◇
上半期の番組出演本数ランキングは、昨年活躍の目立ったタレントさんが順位を上げる結果となった。トップは昨年、年間王者に輝いた国分太一さん(TOKIO)。TBSの朝の情報番組を2年連続で務めているほか、ミニ枠「国分太一のおさんぽジャパン」(フジテレビ)が数を押し上げる格好となった。国分さんを含め上位4名は、昨年と比べて番組の増減が少ないため、順位に変動はみられなかった。そして、2014年に大ブレイクを果たした坂上忍さんは、昨年10位→5位と順位を上げた。月曜MCを担当していた「バイキング」(フジテレビ)で、春から全曜日のメインMCに抜擢されたことが増加につながった。

1 国分太一(TOKIO)
2 設楽統(バナナマン)
3 有吉弘行
4 加藤浩次
5 坂上忍
6 澤部佑(ハライチ)
7 後藤輝基(フットボールアワー)
8 博多大吉(博多華丸・大吉)
9 小島瑠璃子
10 若林正恭(オードリー)

女性部門では直近3年間でコンスタントに順位を上げてきた小島瑠璃子さんが、初めてクイーンとなった。(7位→2位→1位)。番組「S☆1」(TBS)のスポーツキャスターをはじめ、4月からスタートとした朝の情報番組「サタデープラス」(TBS)など、番組を仕切ることができる女性タレントとして活躍している。そして、この上半期で大きく数を伸ばしたのが、マツコ・デラックスさん。春から3つの新番組がスタートし、昨年の圏外から6位へジャンプアップした。

◇番組タイトル本数№1 は“元気キャラクター”鈴木奈々さん◇
番組タイトル本数ランキング1位を獲得したのは、鈴木奈々さん。主にバラエティ番組のゲストとして様々なタイトルの番組に出演。いまや数少ない“元気キャラクター”として重宝されている。また、今年ブレイクしたお笑いタレント・あばれる君は8位と大健闘。ネタ見せ番組からトーク、グルメ番組まで幅広い露出があった。

◇ブレイクタレントは“リズムネタ”8.6秒バズーカーさん◇
昨年と今年を比べ、出演番組の差が大きかった、いわゆるブレイクタレント。トップは、「ラッスンゴレライ」のリズムネタで一躍人気となったお笑いコンビ・8.6秒バズーカーさん。ビートたけしさんや明石家さんまさんなど大御所タレントさんの番組でネタを披露したり、同じジャンルでブレイクしたお笑いコンビ・クマムシさんと共演する番組が目立った。また、篠原信一さんや前園真聖さんといった「元日本代表」のタレントさんがバラエティ番組で意外な一面を見せ、話題となった。

◇今後注目!西内まりやさん、松岡茉優さん◇
テレビ露出がさらに増えそうなタレントさんとして、西内まりやさん(上半期76番組)と松岡茉優さん(上半期65番組)に注目。西内さんは女優・モデル・歌手とマルチな顔を持ち、7月からは初の主演ドラマがスタート。今後、様々な番組への出演が期待される。一方、「あまちゃん」(NHK)で一躍有名になった松岡さんは、ドラマだけでなく、お笑い番組のMCを見事にこなすなど存在感を出している。様々な可能性を秘めた二人に今後も注目したい。


【調査概要 】
・調査項目:タレント番組出演本数 (出演番組の放送回数分をカウント)
 :タレント番組出演タイトル本数 (同一タイトルは複数回放送されても1本としてカウント)
・調査期間:2015年1月1日~2015年6月30日
・対象局:NHK総合/日本テレビ/テレビ朝日/TBS/テレビ東京/フジテレビ(東京地区地上波オンエア分)            
◎グループ出演と個人出演の合算にて集計
◎アナウンサーは対象外とする
◎通販番組出演者は対象外とする(ニュース番組内でのコーナーとしての通販出演者は含む)
◎再放送番組は対象外とする
◎ナレーション出演は対象外とする

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ニホンモニター]
 マイページ TOP