ママと水のトレーサビリティに関する調査(10歳未満のお子さんをもつ母親対象) 

2015年07月14日
「水を考えるプロジェクト」は、水の飲料需要が高まるこれからの季節に向け10歳未満のお子さんをもつ母親500名を対象に「ママと水のトレーサビリティ※1に関する調査」を実施。

※1トレーサビリティとは:生産、処理、流通・販売等の段階における食品の移動を把握すること。食料品の仕入れ先、販売先、生産・製造過程などの記録をとり、保管し食品とその情報を追跡し、さかのぼることができること。

今回の調査結果から、「妊娠」や「出産」をきっかけに、食の安全性や質に意識が高まること、妊娠前と妊娠後では飲用水選びに変化があることなどが分かりました。妊娠前は「水道水」を飲む人が最も多かったのに対し、妊娠後では「水道水」が減少し、「ペットボトルの水」を飲用する人が増加していることから、「妊娠」をきっかけに「水道水」の飲用を止める人が多く存在していることがうかがえます。

【調査トピックス】

1. 多くの母親は「妊娠」や「出産」がきっかけで、食の安全性や質への意識が高まる!

2. 妊娠前後では飲用水選びにも変化が!
・妊娠後は「ペットボトルの水」の飲用が増加、プラス10.0%
・最も減少するのは「水道水」、マイナス13.8%
・妊娠後「安全性」を意識する母親は、妊娠前の約2倍に。

3. 熱中症対策で子供に飲ませるもの
1位「麦茶」80.4%、2位「スポーツドリンク」46.8%、3位「ペットボトルの水」32.4%

4. 約半数の母親は、「口飲み後1日経過」しているものを飲ませることを躊躇しない!

【調査結果】

■多くの母親は「妊娠」や「出産」がきっかけで、食の安全性や質への意識が高まる!
■妊娠前後では飲用水選びにも変化が!
・妊娠後は「ペットボトルの水」の飲用が増加、プラス10.0%
・最も減少するのは「水道水」、マイナス13.8%
・妊娠後「安全性」を意識する母親は、妊娠前の約2倍に。

10歳未満のお子さんをもつ母親500名を対象に、「ママと水のトレーサビリティに関する調査」を実施しました。

「食の質・安全性に対して意識が変わったことがありますか。ある方は何がきっかけで変わりましたか。」と質問したところ、質に関しては「出産」が最も多く65.0%、次いで「妊娠」61.2%という結果になりました。安全性に関しても、質と同様に「出産」を回答した人が最も多く78.0%、次いで「妊娠」71.8%と、母親の多くが出産や妊娠をきっかけに食の質や安全性に対する意識が高まっていることが明らかになりました。

次に、妊娠前後の飲用水選びに関する意識の変化について調査しました。
妊娠前と妊娠後の家庭での飲用水の状態について質問したところ、最も増えた項目は「ペットボトルの水」次いで、「ウォーターサーバーの水」という結果になりました。妊娠前に「ペットボトルの水」を飲用していた人は全体の37.6%に対し、妊娠後は47.6%と、10.0%増加しました。一方で、最も減少したものは「水道水」という結果になりました。妊娠前に「水道水」を飲用していた人は45.5%に対し、妊娠後は31.6%と13.8%の人が妊娠後に水道水の飲用を止めていることが分かります。

妊娠前と妊娠後の水を選ぶ際に意識にしていることについて質問したところ、妊娠をきっかけに最も増加したのは「安全性」次いで「ミネラル」という結果になりました。妊娠前に水の「安全性」を意識していた人は37.6%に対し、妊娠後は64.4%と約2倍に増えていることが分かります。一方で最も減少している項目は「特に気にしていない」で11.6%でした。

この結果から、多くの母親は妊娠をきっかけに摂取する水分選びを気にかけはじめることが分かります。

■熱中症対策で子供に飲ませるもの
1位「麦茶」80.4%、2位「スポーツドリンク」46.8%、3位「ペットボトルの水」32.4%


■約半数の母親は、「口飲み後1日経過」しているものを飲ませることに躊躇しない!

「熱中症対策として子供に飲ませるものは何ですか」と質問したところ、最も多かったものは「麦茶」80.4%、次いで「スポーツドリンク」46.8%、「ペットボトルの水」32.4%という結果になりました。

また、「お子さんに飲ませることを躊躇するものは何ですか」と質問したところ、最も多くの人が選択したのは「臭いがある」92.4%、2番目に多かったものは「沈殿物がある」と「濁っている」で92.0%という結果になりました。


【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象 / 回答数:10歳未満のお子さんをおもちの母親500人
調査日:2015年6月11日(木)~2015年6月12日(金)
調査主体:水を考えるプロジェクト

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[水を考えるプロジェクト]
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