運転支援システムに関するアンケート調査 

2015年07月30日
SBIホールディングスの保険の窓口インズウェブは、利用者に対し、運転支援システムに関して独自にアンケート調査を行いました。

【調査結果】

運転支援システムとは

自動ブレーキ
障害物を感知し自動的に停止するなど、ブレーキのアシスト機能

車両検知(衝突回避)
接近する車両や障害物を検知し、表示や音で注意喚起

レーンキーピング(はみ出し防止)
白線(車線)を判断し、車線中央の維持や逸脱の抑制する機能

先行車追随
先行車との距離を検知し、適切な車間距離を保ちながら速度を調整することで追従走行するシステム

自動駐車
駐車時のハンドル操作を自動でアシスト

では、実際に運転支援システムを装備している割合はどのくらいなのでしょうか。アンケート結果では回答者2,658人のうち、実際に装備していると答えた方は8.4%(224人)でした。また、装備しているシステムについては「自動ブレーキ」次いで「車両検知(接触回避)」が多い回答となり、一番回答の多かった「自動ブレーキ」についても装備率は全体のわずか5%と非常に低い割合であると言えます。

【調査結果】

装備している運転支援システムの割合
質問. 装備しているシステムを教えてください。

・自動ブレーキ 70%
・車両検知 47%
・レーンキーピング 34%
・先行車追随 33%
・誤発信抑制 26%
・居眠り防止 10%
・自動駐車 9%

回答者224人 ※複数回答
また、装備している方で車購入時に比較検討の材料として運転支援システムの有無がどのくらい影響したか聞いたところ、半分以上の方が影響したとの回答となりました。やはり今後、車を購入する上で運転支援システムの有無は、ますます重要なポイントとなるのでしょうか。

運転支援システムの有無による車購入の影響
質問. 車を購入した際、運転支援システムの有無がどのくらい影響しましたか。

・とても影響した 27%
・やや影響した 34%
・あまり影響しなかった 27%
・まったく影響しなかった 12%

新車への搭載が進められている運転支援システムですが、今回の調査では、現在利用中の車にはまだ装備されていないという方が多数という結果でした。では装備されていない方々は運転支援システムについてどう考えているのでしょうか? 次に車を買い替える際、装備したいと思う運転支援システムについて聞いてみました。

装備したいと思う運転支援システム
質問. 次に車を買い替える際、装備したいと思う運転支援システムはありますか。

・自動ブレーキ 62%
・車両検知 40%
・居眠り防止 36%
・誤発信抑制 29%
・レーンキーピング 23%
・先行車追随 19%
・自動駐車 14%
・必要ない 21%

回答者数:2,434人 ※複数回答
「特に必要ない」の回答数は全体の約2割程度にとどまり、多くの方が装備をしたいと思っているようです。また、やはりこちらでも自動ブレーキが一番人気となりました。自動ブレーキについては、アメリカやヨーロッパで自動ブレーキの搭載義務化が進められており、日本でも大型トラック・バスの新型車への搭載が2014年11月より義務化されています。普通乗用車への搭載が義務化される日も、近い将来訪れるかもしれません。

自動運転車についての賛否
自動運転車の普及に賛成ですか。

・賛成 65%

賛成意見
・高齢者が増える中で田舎の交通手段の確保のために必要不可欠と考える。
・疲労軽減、渋滞削減。
・高齢者や運転中の急病人による事故減少が見込めるため。
・人的判断ミスによる事故が減少しそうだから。
・高速道路などは単調で疲れるし渋滞時には自動運転があると遠出も気軽に行ける気がする。

反対意見
・運転する楽しみがなくなる。事故を起こした際の責任の所在が不明。
・危険回避は必要と思うが、ドライブの楽しみが無くなる。
・やはり、機械は故障するから頼り過ぎるのは良くないと思う。運転技能が低下する。
・装置の安全性に不安がある。


【調査概要】
調査期間:2015年4月27日~2015年5月10日
有効回答数:インズウェブ利用者 2,658人
調査方法:インターネットによる任意回答

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[保険の窓口インズウェブ]
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