「家のこだわり」と「リフォーム」に関する調査(持家一戸建てに住む全国20代以上男女対象) 

2015年08月05日
SuMiKaは、持家一戸建てに住む全国20代以上の男女17,737名に、「家のこだわり」と「リフォーム」に関する調査を行いました。

「いま住んでいる家に不満を感じることはありますか」との質問に対し、不満を感じる(「よく」「たまに」「何度か」)と答えた“不満派”が約58.6%、不満を感じない(「ほとんどない」「まったくない」)と答えた“満足派”は約41.4%でした。不満派のうち約44.0%は、住んでから5年未満で不満を感じています。

「リフォームで改善したい住まいの悩みはなんですか」との質問には、約21.5%が「収納を増やしたい」と回答。その後「効率的な動線にしたい」(約20.5%)、「もっと広くみせたい」(約13.1%)という回答が続きました。

昨今、中古住宅を購入し、リフォーム・リノベーションをして暮らす人々が増えています。現在持家一戸建てに住む人の悩みから、5年後10年後も満足して暮らせる住まいをつくるためのヒントを探りました。

【調査結果】

■いま住んでいる家に不満を感じる
 <全体>不満派:約58.6% 満足派:約41.4%

■リフォームで改善したい住まいの悩み:収納を増やしたい
 <全体>1位:約21.5%
 <不満派>1位:約24.2%
 <満足派>2位:約17.6%

■当初のこだわり空間
 <全体>1位 リビング:約32.9%

■リフォームしたい空間:リビング
 <不満派>3位:約15.2%
 <満足派>6位:約7.9%

<住まいづくりに欠かせないポイントは、「収納力」と「リビング」>
リフォームで改善したい住まいの悩みについて、不満派・満足派で違いを比べてみました。不満派は、「収納を増やしたい」(約24.2%)、「効率的な動線にしたい」(約22.8%)、「もっと広くみせたい」(約14.2%)が上位。満足派は、「遊び要素を取り入れたい」(約18.1%)、「収納を増やしたい」(約17.6%)、「効率的な動線にしたい」(約17.1%)となりました。満足派で1位となった「遊び要素を取り入れたい」は、不満派ではわずか約4.3%。家に満足している人は、機能的な部分よりも、より家での時間を楽しめる工夫に注目していることがわかりました。また、どちらも「収納を増やしたい」と答える人が多く、不満派も満足派も関係なく、収納計画の難しさが伺えます。

さらに、こだわりの空間についても調査しました。不満派も満足派も、当初こだわっていた空間1位は「リビング」と回答。一方で、リフォームしたい空間について、不満派は「キッチン」(約20.4%)、「浴室」(約19.5%)、「リビング」(約15.2%)と、当初こだわったはずのリビングが第3位に再びランクイン。水回りや外観は、メンテナンスのため一定の周期でリフォームが必要であることを考えると、リビングの割合がいかに多いかがわかります。満足派は「庭」(約17.8%)、「浴室」(約17.6%)、「キッチン」(約13.6%)が上位となり、「リビング」と回答した人はわずか約7.9%でした。リビングは家族が集まる場所として重視する人が多いゆえに、リビングの満足度が家の満足度に少なからず影響を及ぼしているようです。

本調査より、5年後10年後満足して暮らせる住まいをつくるためには、「収納力」「リビング」は非常に大切なポイントであるとことがわかりました。リフォーム・リノベーションで大規模な間取り変更は難しい場合も多く、何から手を加えればいいかわからないという人も多いですが、まずはこの2点を妥協しないということから住まいづくりを始めると良いかもしれません。


【調査概要】
調査期間:2015年5月14日~5月22日
調査方法:インターネットによるアンケート回答方式
調査対象:全国20代以上男女合計17,737名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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[SuMiKa]
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