「ファッショントレンドとバストメイク」をテーマにした調査(「ファッションホリック」な女性対象) 

2015年08月07日
ピーチ・ジョンは、昨今注目の「エフォートレス」トレンドにフォーカスし、「ファッショントレンドとバストメイク」をテーマにした調査を実施。

【調査結果】

■ 魅力は“抜け感“、ファッションホリック注目のキーワード1位は「エフォートレス」

今回の調査は、ファッショントレンドに敏感で、自他ともに認める「ファッションホリック」な女性500名を対象に実施しました。

<今年注目しているファッショントレンド>
1 エフォートレス(57%)
2 スポーツMIX(35%)
3 ノームコア(24%)

まず、これらの女性たちに今年注目しているファッショントレンドを聞いたところ、2位以下を引き離して1位に挙がったのは「エフォートレス」(57%)。最近のファッション業界を席巻している「エフォートレス」は、つくりこみすぎない、ほどよく肩の力が抜けた自然体のスタイルを表現するものとして、ファッションホリックの女性たちからも多くの支持を集めているようです。

「エフォートレス」スタイルが支持される理由を探るべく、「エフォートレス」スタイルの魅力だと思うポイントを質問したところ、「抜け感・こなれ感」(69%)がトップに。ただし、僅差で「ほどよく肩の力が抜けた頑張りすぎない雰囲気」(64%)、「大人の女性の余裕を感じさせる雰囲気」(59%)、「つくりこみすぎないナチュラルな雰囲気」(56%)などのポイントが続き、特定のファッションアイテムというより、スタイル全体やそれによって醸し出される雰囲気に魅力を感じている人が多いことが分かりました。

実際に、「自分本来の雰囲気を引き出せると思う」(32歳)、「“ファッション”と言うと、つい気合が入ったおしゃれになりがちなので、力を入れてないようで実はおしゃれな“大人のエフォートレス”は理想的」(33歳)、「今までのようなただカジュアルなスタイルではなく、大人の雰囲気の装いができる」(27歳)などの声もあり、身に着けることによって自分自身が演出できる雰囲気も含めた、“スタイル全体”として支持されていることが分かります。

■ 約7割が実践済み、「エフォートレス」が手薄なのは外から見えないポイント?

次に、「エフォートレス(抜け感)」スタイルをどのように取り入れているか、その要素を取り入れる際に気をつけているポイントや悩みと合わせて調査しました。「エフォートレス(抜け感)」の要素をファッションにすでに取り入れている人は約7割(69%)も存在し、「取り入れたことはないが今後取り入れてみたい」と答えた人も24%。ただトレンドとして認識されているだけではなく、自分が実践したいスタイルとして、ファッションホリックな女性たちにリアルな支持を得ていることが如実に分かりました。

さらに、この「エフォートレス(抜け感)」の要素を取り入れたことがあるポイント・パーツとしては、約8割(78%)の女性が「洋服」と答え、まずは取り入れやすい「洋服」からエフォートレスを楽しんでいるようです。続いて、頭の先の「ヘアスタイル」(46%)から、足の先の「靴」(44%)などが並び、トータルコーディネートを意識して取り入れている様子がうかがえます。ただし、外からは見えない「下着」に関しては、まだ1割(10%)の女性しか取り入れていないことが明らかになりました。

ちなみに、「エフォートレス(抜け感)」コーディネートをするときに意識していることを質問すると、全体のコーディネートにあわせて「ヘアスタイルも変えている」人が76%だったのに対し、「下着も変えている」人は45%と、31ポイントも少ない結果に。全身にわたったトータルコーディネートとして“抜け感”を演出するためには、下着によってつくり出されるボディラインも重要であることに気づいていない人が多いようです。

■ 落とし穴は“バストライン”にあり!?ファッションホリックも悩む“抜け感”の演出

そこで、「エフォートレス(抜け感)」スタイルを実践する際の悩みを調べたところ、「エフォートレス感のある洋服を選んでも理想的な“抜け感”が出せない」(38%)、「“抜け感”や“こなれ感”をうまく演出する方法が分からない・難しい」(36%)に続いて、「つくりたいシルエットと実際の自分のボディラインに違いがある」(31%)や、「つくりたいシルエットの全体バランスのとり方が分からない・難しい」(23%)などに回答が集まり、自身の“ボディライン”とそれがつくる全体の“シルエット”の見え方について悩んでいる人が多い様子。

具体的には、「外国人モデルと日本人の体型は違うので、全身のシルエットがぼんやりしていないか、注意が必要」(31歳)、「野暮ったくなったり、単なる手抜きに見えたり、“こなれ感”や品のよさを出すのが難しくてうまくできない」(30歳)という声もあがり、おしゃれに敏感なファッションホリックな女性たちといえども、「エフォートレス(抜け感)」スタイルの“シルエット”づくりには苦戦していることが分かりました。

さらに、シルエットづくりに関する悩みの中でも特に多かったのは、“胸もと”に関しての悩みで、「胸もとがゆるいシルエットの服は、自分がイメージしていたものと違った雰囲気になってしまった」(29歳)、「“抜け感”のあるトップスを着ると、胸もとが変に見えたり太って見えてしまったり、着こなしが難しい」(29歳)などの声が目立ちました。

「エフォートレス(抜け感)」スタイルの理想として、「ほどよく肩の力が抜けた、頑張りすぎていない、自然体の“抜け感”」を目指したい気持ちがあるにもかかわらず、下着を変えていないことで、「胸もとだけ“抜けていない”」アンバランスな印象になり、結果的に、全体のスタイルがキマらない状態に陥ってしまう女性が多い可能性も考えられます。

ファッションにおいて、洋服から靴、ヘア、メイクまでのトータルコーディネートを意識しているファッションホリックの女性たちですら、未だ多くの人が「胸もとだけ抜けていない」状態にあり、バストラインは「エフォートレス(抜け感)」スタイルの落とし穴と言えます。裏を返せば、“抜け感”のある「エフォートレス」スタイルを完成させるためには、“抜け感”や“こなれ感”を感じさせるバストラインを演出すること=“抜け感バスト”がカギであるとも言えるでしょう。

■ 「エフォートレス」スタイル完成のカギとなる“抜け感バスト”とは!?

下着によってつくり出されるバストラインを意識できていない女性が多い現状が浮き彫りになった今回の調査結果。そこで最後に、「エフォートレス(抜け感)」スタイルを完成させるカギとなる“抜け感バスト”について、どのような印象が持たれているのかについても調べました。

その結果、最も多かったのは、「今の“ファッショントレンドに合っていてオシャレ”だと思う」(72%)、僅差で「自分らしい“ナチュラルな美しさ”を演出できそう」(71%)、「女性らしい“柔らかなボディライン”を演出できそう」(68%)が続きました。バストラインをつくるブラジャーは往々にして、ボリュームアップや寄せて上げて“つくりこむ”機能を重視したものに注目が集まりがちです。ただし、「エフォートレス」なトレンドやムードを受け、今の女性たちは必ずしも“つくりこむバスト”を求めているわけではないと考えられます。この結果からは、今の女性たちの気分やニーズにマッチしているのは、頑張りすぎない、ナチュラルな女性らしい柔らかさを感じさせる“抜け感バスト”であることが感じられます。

「エフォートレス(抜け感)」スタイルにあわせて「下着」を変えている女性がわずか1割にとどまったことからも分かる通り、日本では、バストのラインやカタチをファッションにあわせて変えるカルチャーがまだ浸透しきっていないのが現状です。「エフォートレス(抜け感)」スタイルのお手本になることが多い海外セレブやモデルのような“抜け感”には、ファッション次第でバストラインの見せ方も変えていくひと工夫が欠かせません。調査において、理想的な“抜け感”や“こなれ感”がうまく出せないという悩みが多かったのも、こうした重要性に対して、気づいていない日本女性が多いことが背景にあると言えるでしょう。


【調査概要】
・調査期間:2015年7月7日(火)~2015年7月8日(水)
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:25~39歳の女性500名(25~29歳 167名・30~34歳 167名・35~39歳 166名)
※スクリーニング調査にて、「ファッションについて考えることが趣味である」、「ファッショントレンドを取り入れている」、「知人・友人などからファッショントレンドに敏感だ、おしゃれだと言われたことがある」と回答した方

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[ピーチ・ジョン]
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