スマートフォンインカメラの画質比較調査 

2015年08月06日
MMDLaboは同社が運営するMMD研究所にて、スマートフォンユーザーのカメラの利用動向並びにカメラの画質実態を知るため、2回の調査を実施。
第1弾調査のスマートフォンカメラの利用動向調査では、インカメラの利用率が73.2%となり、特に若い女性のインカメラ利用率が高いことがわかりました。一方でスマートフォンカメラに対する不満点では、インカメラの画質についての不満が最も多い結果となりました。第2弾調査では、スマートフォンカメラを利用している15歳~39歳の男女5,492人を対象に「スマートフォンインカメラの画質比較調査」を実施。
対象端末は、最新のスマートフォン端末において利用率の高い上位5シリーズを使用。各端末のインカメラで、朝昼夜の屋内屋外のシチュエーションで、自撮り写真を撮影し、それをブラインドテスト(メーカー名やブランド名を伏せて行なうテスト)で最もキレイだと思うものを選んでもらいました。

【調査結果】

■スマートフォンインカメラの画質比較、最もキレイと評価を得た端末はGalaxy S6 edge

事前調査で抽出されたスマートフォンカメラを利用している15歳~39歳の男女(N=5,492)を対象に、iPhone 6、Xperia Z4、AQUOS ZETA、Galaxy S6 edge、ARROWS NXの5端末を用いて、インカメラで撮影した自撮り画像をブラインドテストで、最もキレイだと思う画像を選んでもらった。

調査結果は上記数表の通り、朝の屋内で撮影した画像の内、最も高画質の評価を得たのは、Xperia Z4で3,440票(62.6%)だった。次いで、Galaxy S6 edgeが956票(17.4%)、AQUOS ZETAが410票(7.5%)、iPhone6が398票(7.2%)、ARROWS NXが288票(5.2%)と続いた。

朝の屋外では、Galaxy S6 edgeの画質評価が最も高く2,560票(46.6%)。2位は1741票(31.7%)でXperia Z4、3位はAQUOS ZETAが555票(10.1%)、4位はiPhone6が319票(5.8%)、5位はARROWS NXが317票(5.8%)と続いた。

昼の屋内では、Galaxy S6 edgeが3,141票(57.2%)で1位、次いでiPhone6が1,278票(23.3%)、3位がXperia Z4で622票(11.3%)、以下AQUOS ZETAが312票(5.7%)、ARROWS NXが139票(2.5%)と続いた。

昼の屋外は、Galaxy S6 edgeで2808票(51.1%)、Xperia Z4が2位で1421票(25.9%)だった。3位はiPhone6が523票(9.5%)、僅差でAQUOS ZETAが518票(9.4%)で4位、5位はARROWS NXが222票(4.0%)だった。

第1弾調査のスマートフォンカメラの利用動向調査で不満が多かった「暗がりでの撮影」に対応する夜の屋内で撮影した自撮り画像については、Galaxy S6 edgeが最もキレイという回答が8割を超え最多4,484票(81.6%)を獲得した。2位はXperia Z4で428票(7.8%)、以下iPhone6が298票(5.4%)、AQUOS ZETAが256票(4.7%)、ARROWS NXが26票(0.5%)と続いた。

夜の屋外ではGalaxy S6 edgeが3,973票(72.3%)で1位、Xperia Z4が1085票(19.8%)で2位、3位以下はAQUOS ZETAが256票(4.7%)、iPhone6が143票(2.6%)、ARROWS NXが35票(0.6%)と続いた。

総合的に順位を見るために各シチュエーションで獲得した票数の平均値を算出したところ、1位はGalaxy S6 edgeで平均2987票、2位はXperia Z4で平均1456票、3位はiPhone6で平均493票、4位はAQUOS ZETAで平均385票、5位はARROWS NXが平均171票を獲得する結果となった。


【調査概要】
調査期間:2015年7月31日~8月4日
有効回答:5,492人
 男性:15-19歳538人、20-24歳550人、25-29歳550人、30-34歳550人、35-39歳551人
 女性:15-19歳550人、20-24歳550人、25-29歳550人、30-34歳550人、35-39歳553人
調査方法:インターネット調査
調査対象:スマートフォンカメラ利用している15歳~39歳の男女

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[MMD研究所]
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