小学生の「夏休みの自由研究」事情や「自然との触れ合い」についての調査(母親対象) 

2015年08月12日
「自然科学観察コンクール」は、全国の小学生のお母さん600名(平均年齢40.03歳)を対象に、いまどきの小学生の「夏休みの自由研究」事情や「自然との触れ合い」についてアンケート調査を実施しました。

【調査結果】

■2015年夏休み、「自由研究」は約3割の小学生にとって必須の宿題
現在の小学校でも、自由研究が夏休みの宿題として出されているのでしょうか?
「夏休みの宿題として“自由研究”は出されましたか?」という問いに対し、「提出必須の宿題」、「選択の一つとして宿題になっている」との回答がそれぞれ全体の約1/3ずつを占めました。2015年の夏休みも、まだまだ自由研究に取り組む小学生は多いようです。

具体的に小学生がどのような自由研究に取り組んでいるのか、また、お母さん世代(平均40.03歳)は、かつてどのような自由研究に取り組んだのか、それぞれ質問してみました。
様々な研究に取り組む中、現在の小学生も、お母さん世代も「植物観察」「昆虫観察」「天体観測」が変わらず上位にランクイン。世代を超えて小学生の定番の自由研究のようです。

自由研究の定番として親・子の両世代とも2位にランクインしている「昆虫観察」ですが、いまどきの子どもは「昆虫が苦手で…」といった話題が出ることもあります。実際のところ、現在の小学生はどうなのか、お母さん方に質問をしてみました。

■現在の小学生は、2人に1人が昆虫に触れない!?
「あなたのお子さんは「昆虫」を触ることができますか?」との質問を行ったところ、昆虫に「触ることができる」という回答は51.7%に留まり、半数近くの小学生は昆虫を触ることができないという結果になりました。

■母親の約7割が昆虫が「苦手」
また、「あなたご自身は「昆虫」が好きですか?」と質問したところ、昆虫が「苦手」という回答のお母さんは67.8%と、約7割にのぼりました。

■「子どもが自然と触れ合うこと」について、肯定的な考えのお母さんがほとんど
昆虫が「苦手」と自覚しているお母さんたちですが、「子どもが、自然と触れ合うことについてどう思いますか?」との質問に対しては、「大切だと思い、実際にそういう機会を多くつくっている」(40.5%)、「大切だと思うが、そういう機会がない/つくれていない」(55.2%)、「あまり大切だと思わない」(4.3%)という回答結果に。実に95%以上のお母さんは、子どもが自然と触れ合うことに対して価値を感じ、肯定的に捉えていることがわかりました。


【調査概要】
調査期間:2015年7月28日(火)~7月31日(金)
調査地域:全国
調査人数:小学生の子どもをもつ母親 600名(25歳~49歳、平均40.03歳)
調査方法:インターネットリサーチ

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