SNSだけでつながる『SNSフレンド』に関する調査(20~30代社会人男女対象) 

2015年08月19日
Fields Amino Linkは、20~30代の社会人男女500名を対象に、「SNSだけでつながる『SNSフレンド』に関する調査」を実施。
本調査からは、67%の社会人SNSユーザーにいる「SNSフレンド」との“趣味”を中心としたコミュニケーションの実態が明らかになりました。

自己紹介、近況報告…それだけでなく“多くの人とのコミュニケーション”がSNSの魅力のひとつ。社会人の中には「リアルで出来ない会話」を、SNSを通じて行う「SNSフレンド」の存在が身近になっているようです。今回の調査では、はじめに、現在日常的にSNS投稿(ブログやFacebook、Twitter、mixi、instagramなどのSNSに週1回以上投稿)をしている20~30代の社会人男女2,160名に「SNSフレンド」(=実際に会った経験はないが「SNS上だけでつながっている」ユーザー、知り合い)の有無をたずねました。すると、ご自身が日常的に投稿しているSNSのいずれかで「SNSフレンドがいる」と回答した社会人SNSユーザーは67%。彼らにとって「SNSフレンド」はもはや当たり前の存在と言えるかもしれません。そこでそんな「SNSフレンド」の実態について、調査を進めました。

【調査結果】

■ 社会人SNSユーザーの半数に、11人以上の「SNSフレンド」あり!

はじめに、社会人SNSユーザーに「SNSフレンド」の人数をたずねると、「11人以上」と回答した方は全体の50%。

「SNSフレンド」が11人以上いる割合をSNS別に見ると、「mixi」(59%)「Twitter」「Facebook」(56%)の順に。匿名で気軽にコミュニケーションできる「mixi」の利点が、SNSフレンドの作りやすさにつながっているようです。

「リアルの友人」と比較したときの「SNSフレンド」の良さについては、「自分のペースでコミュニケーション出来ること」(64%)が1位に挙げられ、「複雑な人間関係を気にしなくていいこと」(45%)が続きました。仕事に追われ、毎日忙しい社会人にとって、人間関係を気にせず自分のペースで連絡が取れる「SNSフレンド」は重要な存在だと言えるでしょう。
「リアルの友人よりも話が合うSNSフレンドがいる」という方は57%と半数以上。さらにリアルの友人よりも「濃いコミュニケーション(趣味の話題など)をしたことがある」方は62%にのぼり、「SNSフレンドだからできる濃い話題」を楽しんでいることが垣間見える結果となりました。
「SNSフレンド」の具体的なメリットとして「気軽にできる、自分の好きなタイミングでやりとりができる」(女性・25歳)といった“気軽さ”を挙げた方に加え、「ニッチなものでも、趣味の話で盛り上がることができる」(男性・29歳)などリアルでは楽しめない“共通の趣味の話題”ができる点を挙げた方も見受けられました。

■ SNSフレンドならでは!? 音楽、スポーツ…濃い趣味友がいるユーザーも

“気軽さ”そして、リアルの友人とは話せない「趣味」などについて“濃いコミュニケーション”を楽しめる利点から「SNSフレンド」と会話などを楽しんでいることがうかがえる、SNSユーザー達。そこで具体的にどんな内容のコミュニケーションをとっているのか、メッセージ交換などをしたことがあるテーマについてたずねてみると、「生活全般にわたる雑談」が上位に。その一方で「音楽」(38%)、「スポーツ」(31%)、「ファッション」(27%)など、ご自身の“趣味”にまつわる話題を経験した方も少数派ではありません。“手軽な雑談”そして“趣味の話題”、その2つが「SNSフレンド」とのコミュニケーションの実態のようです。

調査では、「リアルの友人」と「SNSフレンド」の違いをさらに追及。“「リアルの友人」より「SNSフレンド」とコミュニケーションしたい話題”としては「雑談」(27%)の比重が下がる一方で、「音楽」(21%)、「ゲーム」(17%)、「アニメ」(16%)といった趣味にまつわるテーマへの需要が多く見られる結果となりました。

「SNSフレンド」とのコミュニケーションについて具体的なエピソードをたずねてみると「自分の好きなアーティストの長いファンの人がいて、自分がファンになる前のアーティストのことを知れたりするのが楽しい」(女性・22歳)、「海外にスポーツ観戦へ行っている人に、その街の雰囲気や、現地サポーターとのコミュニケーションについて聞いた」(男性・24歳)など、「SNSフレンド」のもつ深い知識や経験を共有することで趣味の奥行きが深くなった、という意見も。
「好きなアーティスト」や「応援しているスポーツチーム」など、職場などのリアルな場ではなかなか同じ趣味の方が見つからないような話題でも、「SNSフレンド」ならコミュニケーションを楽しめる…そんなSNSユーザー達の声が垣間見える結果となりました。

■ 57%が顔見知りへの“趣味バレ”が嫌! 「鍵付き」投稿者は6割超

「SNSフレンド」との趣味でつながるコミュニケーションを楽しんでいるSNSユーザーですが、「リアルでの人間関係」とつながっていることも多いのが社会人のSNS事情。そこで、「リアルでつながりがある友人・知人」にどのように対処しているのか、プライバシーを保護できる「鍵付き(非公開・自分が承認した相手にしか見られない)のアカウント/投稿」にしているかどうかについてたずねると64%が“鍵付き”にしていると回答。そのうち全ての投稿内容を「鍵付き」にしているという方も19%という結果になりました。

その理由として、「会社の人に仕事の愚痴を見られたくない」(男性・32歳)など、ネガティブな投稿内容などに対する「知人の反応」が気になるという方がいる一方で、「隠れオタがばれるのが恥ずかしいから」(男性・36歳)と“趣味バレ”を気にしている意見も。鍵付きの理由として「面識がある友人・知人に趣味がばれるのが嫌だから」と回答した方は57%もおり、多くのSNSユーザーが「鍵付き」にすることで面識がある友人・知人への“趣味バレ”を回避しようとしているようです。


【調査概要】
・調査名:社会人の「SNSフレンド」に関する調査
※「SNSフレンド」=もともとは知り合いではないが、SNSがきっかけで知り合い、相互にアカウントをフォローし合うなどSNS上でコミュニケーションを取っている友人。
※一方的にフォローしているユーザーは含まない。
・調査期間:2015年8月7日(金)~8月11日(火)
・調査対象:「週に1回以上SNS投稿を行っている」「SNSフレンドがいる」と回答した20~30代の有職男女 500名 ※性年代別均等割付
・調査方法:インターネット調査

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