2015年シルバーウィーク 国内旅行動向 

2015年08月27日
リクルートライフスタイルは、旅行サイト『じゃらんnet』上におけるシルバーウィーク期間(2015年9月19日(土)〜9月27日(日))の宿泊予約状況、ならびに国内旅行に関するアンケート結果よりシルバーウィークの国内旅行の動向についてまとめましたので発表。

※宿泊予約状況:『じゃらんnet』データよりレジャー予約のみ算出(1室利用人数1名予約は除く)

【結果要約】

■シルバーウィーク期間の人泊数、平均宿泊単価(前年同時期比、以下前年比)
● 人泊数が前年比342%。日並びの良さが好影響し、レジャー需要が大幅にアップ。
● 平均宿泊単価は前年比119%とプラスで推移。

■シルバーウィーク期間の旅行同行者 
● 「夫婦二人での旅行」が27.4%とトップ。次いで「小学生以下の子連れ家族旅行」(15.4%)、「一人旅」(13.2%)。
● 「夫婦二人での旅行」は60代がもっとも高い。
● 20代の男性、「一人旅」の割合が32.0%と他世代よりも高い。

■シルバーウィーク期間の人気旅行先ランキング(人泊数)
<人気旅行先ランキング トップ10>
1位 北海道
2位 東京都
3位 沖縄県
4位 大阪府
5位 千葉県
6位 静岡県
7位 神奈川県
8位 長野県
9位 兵庫県
10位 京都府

<前年比増加率ランキング トップ10>
1位 福井県
2位 滋賀県
3位 富山県
4位 茨城県
5位 新潟県
6位 山口県
7位 宮崎県
8位 岡山県
9位 佐賀県
10位 福島県

■同行者別(※)旅行動向と人気エリア(予約件数) 
● 同行者別の宿泊予約件数は、ファミリーが前年よりもっとも増加し前年比473%。
● ファミリーでの旅行先は千葉県「舞浜・浦安・船橋・幕張」が1位と根強い人気。また、カップル・夫婦と男性グループは北海道「札幌」、女性グループは「仙台」が1位にランクイン。
※カップル・夫婦、ファミリー、男性グループ、女性グループごとに算出


【シルバーウィーク期間の人泊数、平均宿泊単価】
● 人泊数は前年比342%。日並びの良さが好影響し、レジャー需要が大幅にアップ。
● 平均宿泊単価は前年比119%とプラスで推移。

『じゃらんnet』における2015年シルバーウィーク期間(2015年9月19日(土)〜9月27日(日))の期間に含まれる宿泊)の宿泊動向は、人泊数が342%となり、レジャー需要が大幅にアップする結果に。今年は最大9連休と前年に比べ日並びの良さが旅行動機を促進している模様。平均宿泊単価も前年比119%となり、夏休みに引き続き、前年に比べ好調に推移している。

【シルバーウィーク期間の旅行同行者(アンケート結果)】
● 「夫婦二人での旅行」が27.4%とトップ。次いで「小学生以下の子連れ家族旅行」(15.4%)、「一人旅」(13.2%)。
● 「夫婦二人での旅行」は60代がもっとも高い。
● 20代の男性、「一人旅」の割合が32.0%と他の世代よりも高い。

夏休み旅行同様、同行者トップ3は順位変わらず。20代男性は、夏休み期間の旅行に引き続き、「一人旅」の割合が他の世代に比べても高い。「恋人との旅行」「友人との旅行」を押さえて割合が高く、20代女性とは異なる傾向。

【シルバーウィーク期間の旅行目的(アンケート結果)】
● トップは「地元の美味しいものを食べる」(41.0%)。次いで「温泉や露天風呂を楽しむ」(35.5%)、「宿でのんびり過ごす」(27.7%)、「自然や風景を楽しむ」(27.7%)。
● 世代別の傾向
・若年層:「宿でのんびり過ごす」「買い物、アウトレット」「テーマパーク(遊園地、動物園など)」を支持。
・シニア層:「温泉や露天風呂を楽しむ」「自然や風景を楽しむ」「名所、旧跡の観光」を支持。

【シルバーウィーク期間の人気旅行先・前年比増加率ランキング(人泊数)】

<人気旅行先ランキング トップ10>
1位 北海道
2位 東京都
3位 沖縄県
4位 大阪府
5位 千葉県
6位 静岡県
7位 神奈川県
8位 長野県
9位 兵庫県
10位 京都府

<前年比増加率ランキング トップ10>
1位 福井県
2位 滋賀県
3位 富山県
4位 茨城県
5位 新潟県
6位 山口県
7位 宮崎県
8位 岡山県
9位 佐賀県
10位 福島県

【人気旅行先ランキング トップ10】
● トップ10は夏休みの人気旅行先と顔ぶれはほぼ変わらず。

【前年比増加率ランキング トップ10 】
● 北陸新幹線開業の影響か、北陸エリアがトップ3に2県ランクイン。1位の福井県は「ふるさと割クーポン」の発行や、今夏公開の映画の影響を受け話題を集めている「福井県立恐竜博物館」などが要因となり、上昇率を伸ばしていると考えられる。
● 大阪・京都へのアクセスもよく、アクティビティや湖畔バーベキューが人気の「滋賀県」、世界文化遺産登録やドラマの舞台で話題の「山口県」など、この時期ならではの楽しみがあるエリアが人気上昇傾向。

【同行者別(※)旅行動向と人気エリア(予約件数)】
● 宿泊予約件数は、ファミリーが前年比473%ともっとも増加。旅行先は、千葉県「舞浜・浦安・船橋・幕張」が1位と根強い人気。2位以下は、「ふるさと割クーポン」を発行している都道府県や、レジャー・温泉地として人気の高いエリアがランクインしている。
● カップル・夫婦は北海道「札幌」が人気の1位。また2位にランクインした福岡県の「福岡市」は、ファミリー、男性グループ、女性グループいずれも人気のエリアとしてランクイン。こちらも「ふるさと割クーポン」活用とショッピングやグルメが楽しめることが人気の要因とうかがえる。
● 男性グループの旅行先は、北海道から沖縄までバラエティ豊かなエリアがランクインしている。一方、女性グループは宮城県「仙台」が1位に。この時期に「仙台」で国民的男性アイドルグループのイベントが開催される予定があることが要因となり1位になったと考えられる。女性グループの旅行先は、交通の便がよく、テーマパークやショッピングに便利なエリアの人気もさることながら、この時期に開催される男性アイドルグループのイベントやコンサートの影響が大きく反映された結果となった。

※カップル・夫婦、ファミリー、男性グループ、女性グループごとに算出


【『じゃらんnet』 国内宿泊旅行動向抽出条件】
・2015年8月20日時点での予約人泊数実績をもとに前年同時期比で算出。ただし、同行者別旅行動向は予約件数実績をもとに前年同時期比で算出。
・対象期間: 2015年9月19日(土)〜9月27日(日)
・国内旅行:国内宿泊、ANAじゃらんパック、JALじゃらんパック
※レジャー予約のみ(1室利用人数1名予約は除く)

【シルバーウィークに関するアンケート】
アンケート期間:2015年8月8日(土)~8月9日(日)
対象:全国20~69歳の男女
有効回答数:1,000件
調査内容:2015年のシルバーウィーク期間における実施予定の
1泊以上の国内旅行について
調査方法:インターネットによるアンケート

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