健康プラットフォームWM(わたしムーヴ)のデータからみる健康調査 

2015年08月27日
ドコモ・ヘルスケアは、健康プラットフォームWM(わたしムーヴ)®※1に蓄積された睡眠時間等のデータに着目し、利用者の実態調査を行いました。

一般的に睡眠不足や生活習慣の乱れにより太りやすくなると言われていることから、ドコモ・ヘルスケアでは、リストバンド型活動量計「ムーヴバンド®2」利用者の睡眠時間とBMI値に相関があるか調査しました。ムーヴバンド2は、腕に着けるだけで、歩数・移動距離・消費カロリー・睡眠時間・睡眠状態が計測できる活動量計です。

今回の調査では、ムーヴバンド2を利用している男女約1,600人(10代~80代)のWMに蓄積された入眠時間および起床時間から算出した睡眠時間と、身長・体重データから算出したBMI値に基づき、傾向を分析しました。

その結果、男性は、平均6時間以上8時間未満、女性は平均7時間以上8時間未満の睡眠時間を取っている人のBMI値が最も低いことがわかりました。また、男女ともに、前述の睡眠時間より短い睡眠時間の人は、BMI値がより高く、肥満傾向にあることがわかりました。

睡眠時間の確保は、健康維持にかかせないものとなっています。寝苦しい夏が終わり、過ごしやすい秋の「睡眠健康週間」に、睡眠時間を見直してみてはいかがでしょうか。

【調査結果サマリー】

・男女ともに、7時間程度の睡眠時間を取ると太りづらい傾向に!
男性は平均6時間以上8時間未満、女性は平均7時間以上8時間未満の睡眠時間を取っている人のBMI値が最も低い。

・夏は寝苦しく、秋から眠りやすさは改善。
夏の睡眠時間は最も短く、寝つきにかかる時間は最も長い。

・女性の方が男性よりよく眠る傾向が!
女性の方が男性より睡眠時間が長く、眠りにつく時間が短く、起きるまでのスヌーズ回数が多い。

【調査結果概要】

① 男女ともに、7時間程度の睡眠時間を取ると太りづらい傾向に!
男性は、平均6時間以上8時間未満、女性は平均7時間以上8時間未満の睡眠時間を取っている人のBMI値が最も低い。

※参考
・BMIは肥満度を表す指標として国際的に用いられている体格指数。
計算方法:[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]
<日本肥満学会の定めた肥満に関するBMI値基準>
22 適正体重(18.5未満 痩せ型、18.5以上25未満 普通、25以上 肥満)

② 夏は寝苦しく、秋から眠りやすさは改善。
・季節ごとの平均睡眠時間を比較すると、春は6時間6分、夏は5時間52分、秋は6時間6分、冬は6時間15分で、夏は一番睡眠時間が短い。

・布団に入ってから眠りにつくまでの平均時間を季節ごとに比較すると、春は17分17秒、夏は19分27秒、秋は18分24秒、冬は17分11秒で、夏が一番眠りにつくまでに時間がかかる。

③ 女性の方が男性よりよく眠る傾向が!
・平均睡眠時間は男性が6時間3分、女性が6時間10分で、女性の方が多く睡眠時間を取っている。
・眠りにつくまでの時間は、男性が15分44秒、女性が14分50秒で女性の方が早く寝つく。
・朝起きるときに使用するスヌーズ回数は、男性が1.9回、女性が2.8回で、女性の方が多い。


【調査概要】
・調査目的:WM(わたしムーヴ)に蓄積されたデータを活用し、健康に関する意識や行動がどのようになっているか、その実態を明らかにすること。
・調査主体:ドコモ・ヘルスケア株式会社
・調査対象期間:2014年8月1日~2015年7月31日
・調査対象:
<①の対象者>
上記対象期間に、ムーヴバンド2を利用し、睡眠データ転送と体重データの入力を60日以上していた10代~80代の1,603人の会員(男性1,317人、女性286人)
※以下のデータは除外
・睡眠モード設定時間900分(15時間)以上、・睡眠時間30分未満または720分(12時間)以上、
・眠りにつくまでの時間300分(5時間)以上、・睡眠中の覚醒時間240分(4時間)以上

<②、③の対象者>
上記対象期間に、ムーヴバンド2を利用し、睡眠データ転送の入力を1日以上していた10代~80代の2,738人の会員(男性1,860人、女性878人)

・調査方法:WMに蓄積されたデータを確認し、分析

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ドコモ・ヘルスケア]
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