子供の防災対策に関するアンケート調査(子供を保育園もしくは幼稚園に通わせている関東在住の母親) 

2014年08月21日
ミドリ安全.comは、子供を保育園もしくは幼稚園に通わせている関東在住の母親計500名に、子供の防災対策に関するアンケート調査を実施いたしました。
<調査時期:2014年7月22日~7月23日、対象:子供を保育園もしくは幼稚園に通わせている関東在住の母親500名>

【調査結果概要】

●母親の4人に1人は子供のための防災グッズを備えていない
 理由の多くは「何を備えてよいか分からないから」40.2%、「保管スペースがないから」33.3%
●子供の頭部保護、9割近くが重要と認識するも、子供用ヘルメットの認知率は50%以下
●子供が通う保育園・幼稚園の防災対策、4割以上が不十分と回答

【調査結果】

東日本大震災より3年が経過し、当社では9月1日の防災の日に向けて、子供を保育園もしくは幼稚園に通わせている関東在住の母親500名に、子供の防災対策に関するアンケート調査を実施いたしました。

まず「東日本大震災」が発生したとき、地震の揺れを感じましたという477名に対して、「東日本大震災の発生当時、ご自宅に備えていなかった防災グッズ」を聞いたところ、最も多かったのが「簡易トイレ」(85.1%)、次いで「防災靴」(83.2%)、「防災ヘルメット」(83.0%)という結果となりました。
その中で「備えておけば良かったグッズ」に関しては、「水」(31.9%)が最多となりました。

また、「現在、お子様のためにご自宅で備えている防災グッズ」を聞いたところ、最多は「水」(64.0%)、次いで「食料」(59.2%)、「懐中電灯・ランタン」(49.0%)という結果となりました。
その中でも「子供用の防災グッズを備えていない」と回答した方は、23.4%にものぼり、4人に一人は子供用防災グッズを備えていないという結果が明らかになりました。

その理由に関して聞いたところ、1位は「何を備えてよいか分からない」(40.2%)、次いで「保管スペースがないから」(33.3%)、「忙しくて準備や考える余裕がないから」(25.6%)、「お金がかかるから」(18.8%)という結果が分かりました。

防災は大切だと思っていても、どこから手を付けて良いか分からない、また時間的余裕や金銭面などの問題もあることが分かりました。

「災害時に『防災ヘルメット』や『防災ずきん』などで、お子様の頭部を保護することは重要だと思いますか。」という質問には、 89.6%もの母親が「とても重要だと思う」「やや重要だと思う」と回答。

その一方、「ご自宅にお子様用の防災ヘルメットを備えていますか。」という質問には、備えていると回答した母親は12.8%に留まり、35.0%の母親が備えていないと回答、「そもそも子供用の防災ヘルメットの存在を知らなかった」という母親も52.2%存在し、子供用の防災ヘルメットの認知率がまだまだ低いという現状が明らかになりました。

また家庭での防災対策の他、通わせている保育園・幼稚園の防災対策を聞いたところ、「防災対策は十分である」と答えた母親は31.0%に留まり、43.2%の母親が「防災対策は十分でない」と回答しました。

「保育園・幼稚園で、防災グッズとして今後備えて欲しいもの、もしくは備えを強化して欲しいもの」を聞いたところ全体の40%以上の母親が、「水」「食料」を備えて欲しい・強化してほしいと回答。また3人に一人は「タオル・毛布・防寒具」「簡易トイレ」「防災ヘルメット」を備えて欲しいと回答しました。

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