「防災」に関する意識調査(30代~50代女性中心) 

2015年08月31日
オノフが運営する、みんなのプロジェクトは、「防災」に関する意識調査を実施。
被災経験や、災害への備え、防災訓練の参加経験などについて聞きました。今回は、災害経験の有無により「災害への備え」に対する意識の違いに着目した調査です。
調査対象:「みんなのプロジェクト」登録メンバー(30~50代女性中心)

【調査結果】

被災経験や、災害への備え、防災訓練の参加経験などについて聞きました。

被災経験(複数回答) N=734
全体では、「地震」による被災が41.1%と最も高く、次いで「台風」の30.0%、「暴風雨・豪雨」の23.3%となりました。また「被災したことはない」は46.7%と回答者の約半数が被災経験がないという結果になりました。

家庭における防災準備(属性別比較)
(複数回答) N=734
被災経験者と未経験者にて比較したものです。「経験あり」では「携帯ラジオ、懐中電灯などの準備」は93.1%と回答者のほとんどが準備をしている結果となりましたが、「経験なし」では36.4%と低い結果となり、他項目の防災準備においても同等の差異が見られ、「経験あり」の方が防災準備の意識が高い傾向が見られます。

家庭における飲料水備蓄量(属性別比較)
(単一回答) N=460
被災の経験者と未経験者、子供の有無別にて比較したものです。全体では、「2~3日」が55.7%と最も高くなっています。経験ありでも、「2~3日」が54.3%と最も高くなりましたが、「8日以上」が11.7%となり、経験なしの7.4%と比較すると高い結果となっています。子供の有無では、子供なしでは「8日以上」が13.3%となり、子供ありの7.7%と比較すると高い結果となっています。

家庭における食料品備蓄量(属性別比較)
(単一回答) N=403
被災の経験者と未経験者、子供の有無別にて比較したものです。全体では、「2~3日」が51.9%と最も高くなりました。経験ありでは、「8日以上」が12.7%であったのに対して、経験なしでは6.6%と差が出ており、備蓄日数4日以上でみると、経験ありでは39.4%であるのに対し、経験なしでは27.7%となり、経験ありの方が、食料品の備蓄量が多い結果となっています。子供の有無では、子供なしでは「8日以上」が12.7%となり、子供ありの8.7%を上回る結果となりました。

非常用持出し袋に準備する品
(複数回答) N=252
全体では、「懐中電灯」が84.5%と最も高く、災害時の停電への備えの意識が高いことがうかがえます。「食料品」は66.3%、「飲料」は59.1%と生命維持に必要な物資も上位に入る結果となりました。

非常用持ち出し袋保管場所
(複数回答) N=252
全体では、「玄関」が38.1%と最も高く、次いで「寝室」が34.9%となりました。「その他」では、クローゼット、納戸、階段下の物入れといった回答がありました。

参加経験のある防災訓練
N=84
防災訓練に参加した人は、全体の11.4%にとどまる結果となりましたが、防災訓練参加経験者からの回答では、「AED使用訓練」が57.1%と最も高く、次いで「避難及び屋内退避に関する訓練」、「初期消火訓練(消火器、バケツ等消火用資機材を使用するもの)」が同率の56.0%という結果になりました。

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[みんなのプロジェクト]
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