「60歳を過ぎてからのチャレンジ」に関する調査(60~70代男女対象) 

2015年09月09日
生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研は、9月21日(月・祝)の「敬老の日」を前に、「シニアのチャレンジ」についてレポート。60~70代のシニア500名を対象に、「60歳を過ぎてからのチャレンジ」について調査をおこないました。

【調査結果】

◆ 趣味・スポーツ・勉強・ビジネス…新しいチャレンジに積極的な現代シニア

まず、「60歳を過ぎてから、何か新しくチャレンジしたことはありますか?」と聞いたところ、55%と半数以上が「ある」と回答。また、「これから、新しくチャレンジしたいことはありますか?」という問いでも、「ある」と答えたシニアの割合は34%と3人に1人にのぼりました。
そこで、具体的に「チャレンジしたいこと」を聞いたところ、「趣味」(41%)、「旅行」(36%)のほか、「運動・スポーツ」(21%)、「勉強・資格取得」(19%)、「仕事・ビジネス」(15%)などの回答が上位に。年齢にとらわれることなく、幅広い分野に興味・関心を持つシニアたちの様子がうかがえます。

◆ 60歳になる前となった後、シニアの約6割が「チャレンジしたいことに変化」

また、「60歳になる前となった後で、チャレンジしたいことは変わりましたか?」という質問では、57%と約6割が「変わった」と回答。
具体的な声としては、「定年後は何も考えず日々過ごそうと思っていたが、実際はジムへ通ったり、海外旅行を楽しんだりしている」(67歳・女性)、「60歳になってから自分で会社を設立したくなり、資金調達のため3つの仕事を掛け持ちしている」(66歳男性)、「60歳になる前は山遊びをして過ごそうと思っていたが、いまは都市の中心部に引っ越して不動産投資をしている」(71歳・女性)などがあがりました。
元々はのんびり過ごすつもりだったけれども、いざ60歳になってみると、新しくチャレンジしたいことに目覚めてアクティブに活動しているというシニアが多いようです。

◆ シニアの“活動年齢”…平均は「実年齢マイナス6.3歳」! チャレンジに必要なもの、1位は「健康」

実際に、「60歳になる前に想像していたよりも、自分はアクティブに活動していると思いますか?」という質問では、60%が「そう思う」と回答。また「60歳を過ぎてから、昔よりもアクティブになったと思う」人は37%、「自分の子供よりもアクティブに活動していると思う」人も31%と3人に1人にのぼっています。
そこで、「自分の活動する気力、体力などを年齢であらわした“活動年齢”は何歳だと思いますか?」と聞いたところ、平均は「実年齢マイナス6.3歳」という結果に。年齢以上に活動的であると自覚するシニアが多いようです。
また最後に、シニアたちに「新しいことや楽しいことにチャレンジし続けるために、最も必要だと思うものは何だと思いますか?」と質問すると、最も多かったのは「健康」で67%。「気力(好奇心・興味)」(13%)、「お金」(7%)、「体力」(6%)などの回答を大きく上回りました。いつまでもチャレンジを続けるには、「健康」が何よりの資本と考えるシニアが多いことがわかります。


【調査概要】
調査名:「60歳を過ぎてからのチャレンジ」に関する調査
調査対象:60~70代 男女500名 (年齢・性別 均等割付)
調査期間:2015年8月5日(水)~2015年8月7日(金)
調査方法:インターネット調査

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[トレンド総研]
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