結婚後の女性の働き方に関する共同意識調査(婚活サービスを利用の20代~40代未婚男女対象) 

2015年09月14日
ディップとIBJは、婚活サポートコンソーシアムの活動の一環として、IBJの婚活サービスを利用中の未婚男女1,012名を対象に「結婚後の女性の働き方」について、共同意識調査を実施。

【調査結果】

■男女ともに高まるダブルインカム志向。出産・育児後でも妻の就労を希望する男女が8割以上という結果に。

・結婚直後から子供が育つまで「専業主婦」を希望する男女は、「妊娠・出産後」のタイミングでも2割未満という結果に。
妻の働き方についての理想を「結婚後~妊娠まで」、「妊娠・出産後」、「子供が育ってから」の3つのタイミングに分けて男女に質問したところ、「専業主婦」を希望する男女の割合が低く、最も多い時でも「妊娠・出産後」で男性は15%、女性は14%という結果となりました。このことから、結婚後に女性が働くことに男女とも賛成意見が多いことがわかりました。

・非正規雇用での仕事のニーズは「妊娠・出産」をきっかけに高まる傾向に。
女性の働き方について、結婚後、妊娠するまでは正規雇用での仕事を男女ともに6割以上が希望しています。理由で最も多かったのは、「貯蓄のため(男女ともに3割以上が回答)」で、妻の妊娠・出産育児に備えて女性がフルで働けるうちに貯蓄をしておきたいという考えがあるようです。

一方、妻がアルバイト・パートで働くことを希望する割合は、「結婚後、妊娠するまで」から「妊娠・出産」にかけて男性は19%、女性は17%急増しています。その理由で最も意見が多かったのは、男性は「生活費のため(29%)」が最も多く、女性は「家事育児に集中するため(27%)」でした。男性は少しでも生活費の足しになるよう、妻にアルバイト・パートでの仕事を希望しており、女性は母親として育児に専念しつつも、仕事を辞めて専業主婦になる気持ちは薄いようです。なお、「子供が育ったあと」でも男女ともに約4割が妻がアルバイト・パートで仕事をすることを希望しています。

妻がアルバイト・パートでの仕事をした際の理想の年収は、「妊娠・出産後」だと男女ともに男性400~799万円、女性200万円未満の意見が多いという結果が出ており、おおよそ600~1,000万円程度の世帯年収であれば出産後も生活できると考えているようです。

・妻の「週3~4日程度」での非正規雇用での仕事を希望する男女が7割以上。
妻の非正規雇用での勤務を希望する男女のうち、男性の75%、女性の82%が「週3~4日程度の勤務」を理想としていました。また、妻が職探しをする際に「勤務時間」を重視する(男性40%、女性47%)という回答が最も多く、次いで男性は「(妻にとっての)やりがい(25%)」、女性は「家までの距離(18%)」という結果となりました。


これらの結果から、結婚後、出産・育児などの生活環境に合わせて女性が雇用形態を柔軟に変化させつつ、子供が育ってからも働くライフスタイルを多くの男女が望んでいることがわかります。


【調査概要】
・調査主体:ディップ株式会社、株式会社IBJ
・調査期間:8月16日(日)~19日(水)
・調査対象:IBJの婚活サービスを利用の20代~40代の未婚男女を対象にアンケートを実施。
「結婚後の女性の働き方に関する共同意識調査」を行った。
・N値:男性523名、女性489名、合計1,012名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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[婚活サポートコンソーシアム]
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