2015年Visa世界旅行意識調査(Visa Global Travel Intentions Survey 2015) 

2015年09月16日
ビザ・ワールドワイド(Visa)は、2004年より実施している、海外旅行の動向と旅行行動をグローバルに調査・分析した、「Visa Global Travel Intentions Survey 2015(2015年Visa世界旅行意識調査) 」を発表。

今回の調査では、過去2年間におけるレジャー目的で訪れたい観光地のトップ10に、日本が入っていることがわかりました。日本は、前回調査の8位から6ポイント上がり、アメリカ合衆国に次いで2位にランクインしました、今後1年間に最も訪れる可能性の高い渡航先でも前回調査より2ポイント上がり、2位にランクインしました。さらに、旅行者の約4人に1人が今後1年以内に日本をまた訪れたいと回答したことが分かりました。

2013年の調査と比較した結果、日本を訪れる旅行者の滞在日数が長くなっていることが判明しました。また、旅行目的に関して、日本への旅行には、文化経験を求めている比率が他国への旅行に比べ高く、旅行者の77%が、興味深い体験に対して、当初の予算を超えて支払うことを気にしないと回答していることもわかりました。支払いに関しては、世代問わず、前回の旅行に比べ、次回の旅行で消費する予定の金額が高く、また、2013年は、現金を用意する人が多かったのに比べ、2015年は支払い方法としてカードを用意する率が16ポイント増加の94%と旅行者の多くがカードを持参するという結果が出ています。さらに、次回日本へ観光旅行をする際、消費金額の前回比28%増加が見込まれ、37%の人はカード払いがもっと利用できれば消費額は増えると回答していることから、カード払いの受け入れ環境を整備していくことで消費行動を促し、訪日外国人観光客によるインバウンド消費を最大化することができると考えます。


【調査概要】
・調査名:Visa Global Travel Intentions Study 2015
・実査期間:2015年1月~2月
・調査方法:インターネット調査(エジプト、クウェート、モロッコ、サウジアラビアは訪問面接調査)
・調査地域:
 アフリカ・中東:エジプト、クウェート、モロッコ、サウジアラビア、南アフリカ、アラブ首長国連邦
 アメリカ:ブラジル、カナダ、メキシコ、アメリカ合衆国
 アジア太平洋:オーストラリア、中国、香港、インド、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、シンガポール、台湾、タイ
 ヨーロッパ:フランス、ドイツ、ロシア、イギリス
・調査対象:24ヶ月以内に海外旅行をしたことがあるまたは今後24ヶ月以内で海外旅行に行く予定がある18歳以上の男女13,603名
 ※ 次の条件に該当する回答者に対して調査を実施
 ①過去2年以内に日本に旅行をした727名
 ②今後2年間で日本に旅行する予定の875名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[VISA]
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