東京とアセアン5都市の生活行動比較調査(各都市の「行列」に対する意識と行動について) 

2015年09月17日
博報堂行動デザイン研究所は博報堂生活総研アセアンの協力の元、東京とアセアン5都市の生活行動比較調査を実施。

本調査は日本(東京)の生活者とアセアン5ヶ国の主要都市在住者の生活行動について分析、第一回レポートは各都市の「行列」に対する意識と行動についてまとめています。日本人は行列が嫌い(行列に抵抗がある/行列に並ばない→共に1位)と回答している反面、行列が起きる典型的なケースである「人気のレストラン」「遊園地のアトラクション」「話題のケーキ、アイス、パンのテイクアウト」の項目において、「気にならず待つことができる時間」がアセアン各国を上回りました。意識としては行列嫌いであるにも関わらず、気になるものにはつい並んでしまう日本人の「意識と行動のギャップ」が明らかになりました。また、日本人の男性と女性の平均待ち時間(※)を比較すると女性が約6分ほど長く、年齢が低い程待ち時間に寛容な傾向が見られました。

【調査結果のポイント】

●日本人は“行列嫌い”「並ぶことに抵抗感がある(57.2%)」
「行列に並ばない (47.4%)」がアセアン5都市を上回る

●日本人の“待てる時間”は3項目で全て1位、行列嫌いの意識と行動にギャップ
「人気のレストラン(31.6分)」「遊園地のアトラクション(48.5分)」「話題のケーキ、アイス、パンのテイクアウト(19.7分)」

●日本人の平均待ち時間(※)は“20代女性”が最長(38.3分)

(※) 平均待ち時間は「人気のレストラン」「遊園地のアトラクション」「話題のケーキ、アイス、パンのテイクアウト」三項目から平均待ち時間を算出


【調査概要】
・調査エリア:東京(日本)、シンガポール、クアラルンプール(マレーシア)、バンコク(タイ)、ジャカルタ(インドネシア)、ホーチミンシティ(ベトナム)
・調査方法:インターネット調査
・調査時期:2015年7月
・調査対象者:一般生活者 20歳~69歳男女(アセアン各国はSECのA層~D層までを対象)
・サンプル数:各国500人
・割付:各国の人口構成に準じる

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[博報堂]
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