乳児と母親の予防接種に関する実態調査(2015) 

2015年09月29日
リクルートライフスタイルに設置された出産・育児に関する調査・研究機関「赤すぐ総研」は、0~2歳のお子さんのいらっしゃる既婚女性を対象に、予防接種に関する調査を実施。

<主な調査結果>

【子どもの予防接種】

子どもに受けさせた予防接種
■生後2ヵ月から接種が始まる「ヒブ(Hib)」「小児用肺炎球菌」は、2ヵ月で66%、3~5ヵ月で9割超が接種。
■1歳で接種が推奨される「水痘(みずぼうそう)」は1歳前半で66%の接種率。同じく1歳で対象となる「MR」は1歳前半で74%。
■上に兄姉がいる家庭では、最新の任意の予防接種を受ける割合が低い傾向。

子どもに予防接種を受けさせた機関
■85%が「かかりつけの小児科」と回答。混雑などを回避するためか、「予防接種のときにだけ行く小児科」が18%、「小児科以外の病院・クリニック」(6%)という回答も。

予防接種のスケジュール管理
■スケジュール管理は85%が「かかりつけ医の指導」に従っている。

予防接種の同時接種
■91%が同時接種を経験済み。3ヵ月以上では月齢が低くなるほど同時接種の割合は高い傾向。

【自分の予防接種】

風しんの抗体検査について
■風しんの抗体検査を受けた人は、75%。
■風しんの抗体価が低いことがわかった人の半数近くが「何もしなかった」。

自分が受けた予防接種
■33%が妊娠中に「インフルエンザ」の予防接種を受けている。産後の「インフルエンザ」予防接種率は36%。


<調査概要>
・調査名:乳児と母親の予防接種に関する実態調査2015
・調査対象:
 下記の条件に該当する既婚女性 計2,181人
 ・末子年齢0〜2歳(2歳11カ月までの子ども)と同居
 ・親の年代(20〜29歳/30〜39歳/40〜49歳)×末子年齢(0歳/1歳/2歳)
  ×エリア(関東/関西/東海(愛知県、岐阜県、三重県)/その他)を平成22年国勢調査の割合に合わせて回収
・調査方法:インターネット調査(インテージの調査モニターを使用)
・調査期間:2015年3月20日(金)〜27日(金)
・調査協力:国立感染症研究所感染症疫学センター 多屋馨子先生

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[リクルートライフスタイル]
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